執着の正体

 

分離に入る少し前から

二人の内側には

自らにある

陰の部分が光を浴びたくて

炙り出されるような現象が起きてきます。

 

陰とは本人も忘れているような

インナーチャイルド

と呼ばれる、向き合うことを避けてきた領域のことです。

 

世界中に信じられる唯一の相手だったはずなのに

不信が湧き上がり、

その不信はいつしか現実を創り上げて

分離期間へと突入を始めます。

 

チェイサーの内側にある

不信は大きく、

自分の意思ではコントロール出来きず

自らの意思で成長を始める闇。

 

この不信が二人の距離をどんどん拡げていきます。

 

この不信はお相手に対するものではなく

過去に傷ついた自分から警告で、もうこれ以上傷つかないように

自分を守る本能がお相手に対しても過剰に反応し始めます。

 

 

最愛の相手だからこそ過剰に反応を始めて、

自分では制御不能の闇の中に理性は落ちてしまいます。

 

この不信は、過去に起因し未来に対して生まれるのですが

今現在に心と理性を戻せなくなるのがこのプログラムの闇だと私は考えます。

 

ツインレイに出会うまでの

特にチェイサーは辛い子ども時代を生き抜いています。

自らを最愛の親に否定されることが多く、

その瞬間に自分の意識をアンカリングすると

自分を保つことが出来ない

辛い時間を多く過ごしていることがほとんどです。

そして自分が傷ついていることすら気づいていないことがほとんどです。

 

傷ついていることが当たり前になり過ぎて

傷ついているその瞬間からの自分を偽ることが多く

 

存在するいまここを感じないようにする癖がついています。

今に自分がいない

 

ツインレイに出会った幸せな過去か

不信だらけの見捨てられる未来か

 

このどちらかに意識を合わせてしまいがちです。

この場合の未来は自分が望む世界ではないので

過去に意識を合わせて、

今と未来を自分から排除する

 

ないもの尽くし

欠けしかない世界

 

この欲しいものがない世界を

受け入れられない自分の

悲鳴が執着を育て始めるのです。

 

執着とは

自分にないものを羨む劣等感

とも言えるのですが、

 

この欠けを自分で埋めるまでは

執着は育ち続けます。

 

 

自分にないものは誰かからのギフトでは届きません

自分が何を持っていないのか

自分は何に満たされているのか

 

今を感じて向き合わないと

 

自分を嫌いになる選択しか出来ません。

 

自分にはないものだらけ

 

この潜在意識が

執着を育ててしまうのです。