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さて、本日より夏の土用入りをしましたね
とは言っても本日は間日と言って土の神様である土公神が天上界に戻られる日ですので、本格的な土用入りとなるのは明日以降となりますがが、今日のうちにできることをやってしまうのも手ですよ！
以前のブログより土用とは？を引用しておりますので、よろしければご参照ください
土用とは24節季で定められた立春、立夏、立秋、立冬の前、約18日ずつの期間のことを指す言葉で、一般的には土に関することは控えるべき、とされている期間です。
五行で春は木、夏は火、秋は金、冬は水。一つあぶれた土用が季節の変わり目に当てはめられているのです
この期間は陰陽道で土を司る「土公神(どくじん、どこうじん)」という神様の支配下にあるとされ、土の中のエネルギーが強くなります。
その為、この期間には土を動かすこと(土いじり、井戸掘り、植え替え、増改築、地鎮祭)や、新しいことや大きな契約ごと(新居購入、就職、転職、結婚結納、開業、開店)、方角に関すること(転居、旅行)は良くないとされています。
土用は立春、立夏、立秋、立冬の前つまり季節の変わり目に当たることから気温などの変化が安定せず、体調を崩す方が多いことから旬のものを食べ、ゆっくりと体を休めるようにする期間とも言われています。
といった具合に、要は土の神様が土の中でお仕事をなさっているので、皆さん土いじりしたりして神様の邪魔をしてはいけませんよ。そして、季節の変わり目なので体調などには注意してゆっくり過ごすようにしましょうね、という感じですね
ちなみに今回の土用期間は2024年7月19日～8月7日までとなります。
しかし土用入りの7月19日は間日になりますので、実際に気を付けるべきは20日～となります。
土用前にやり残していたことがある方は今日中に片づけておくことが吉ですね！
さて、その間日ってなんじゃい？と思った方、いらっしゃいますよね？
それぞれの土用期間には「間日」と言って土公神が土を離れて天上界へと行かれる日があります。その日であれば土いじりや契約事をしても問題ないとされています。
※ちなみに2024年の夏土用では「卯の日」・「辰の日」・「申の日」がそれに当たり、7/19、7/26、7/27、7/31、7/7の5日間となります！
そして、以前のブログでもお伝えしておりますが、この土用期間には無理をしないこと、慎重に行動することが何より大切です
7月の後天定位盤では九紫火星が中宮に入っている為、感情論や直感で行動を起こしやすい月となります。もちろん感情や直感が悪いわけではありません。ただ、この土用期間に関しては衝動的な感情や行動には一度ストップをかけることも大切です
ちなみに今月は良くも悪くも、色々なものや人が離れやすくなる時期でもありますので、衝動的に「もういい！辞めてやる！」という言葉が出てきてしまいそうなときにはぐっとこらえたほうがいいかもしれませんね
ちなみに土用と聞くと「土用の丑の日＝うなぎ」と連想する方も多いのではないでしょうか？
実は丑の日のうなぎは夏の土用に食べるとよいとされていますが、実はこれはうなぎ屋さんの戦略だったというお話は御存じでしょうか？
土用の丑の日にうなぎが食べられるようになったのは実は江戸時代半ば頃からと言われています。
うなぎの旬は実は夏ではなく秋から冬が旬を迎えるため、夏の時期にはうなぎが売れず困ったうなぎ屋が蘭学者の平賀源内に相談したところ「本日丑の日」と看板に書くことを勧めたことが始まりとされています。
これは元々、夏土用の丑の日には「う」のつくものか「黒」鋳物を食べるとよいとされていたことから来ています。
ですので、黒豆やうどん等、黒いものや「う」のつくものであればよく、うなぎである必要は実はないんです
では、各季節の土用に食べたほうがいいものをまとめておきましたので、どうぞご参考になさってください
春：戌の日(2024/4/16、4/28)
「い」のつく食べ物、白い食べ物
いくら、いわし、いか、しらす、かぶ、いんげん、だいこん、いも etc...
夏:丑の日(2024/7/24、8/5)
「う」のつく食べ物、黒い食べ物
うなぎ、うどん、うり、うめぼし、ひじき、黒豆 etc...
秋：辰の日(2024/10/31)
「た」のつく食べ物、青い食べ物
さんま、たこ、いわし、大根、たけのこ etc...
冬：未の日(2025/1/26)
「ひ」のつく食べ物、赤い食べ物
ひらめ、とまと、ひじき、りんご etc...
本日からの土用期間も、約3週間ほど続きます。
幸いにも本日は間日に該当しますので、ガーデニングや契約事など、やり残していたことがあれば本日中に片づけてしまいましょう！
もし土用期間に心がざわざわしてしまう方がいらっしゃれば、一緒に乗り越えていきましょう！
ご用命お待ちしております
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