皐月賞
前日オッズの1番人気は3.6倍で牝馬のレガレイラです。
ホープフルSで見せた末脚は素晴らしいものがありました。
そのために本番では各馬からマークされる存在になりました。
レースではレガレイラの動きを各馬が意識して動くでしょう。
ここに落とし穴があります。
差し馬はできるだけためて動きたいので仕掛けが遅れがちになるのです。
強い差し馬がいる時こそノーマークの前の馬にチャンスがきます。
今回の皐月賞の展開を握るのは矢作厩舎の3頭だと考えます。
逃げるのは4億円馬のホウオウプロサンゲです。
この馬は16号族c記号、ソウルスターリング、ヴェロックスの近親でドイツ血統です。
切れ味はありませんが逃げて粘れば残る可能性があるので、一か八かでいくと思います。
その後ろに若葉Sの勝ち馬ミスタージーティーで、この馬は桜花賞2着馬アスコリピチェーノの近親です。
厳しいペースを2頭で作り、その後ろに人気で安定感のあるシンエンペラーが控えます。
矢作厩舎の3頭はいずれも底力のある馬なので、ペースは厳しくなるでしょう。
皐月賞の見えない法則に「1800mの走破タイム最新値の上位馬」の法則があります。
その馬はメイショウタバルです。
厳しい先行馬の中で残る可能性が高い1頭になります。
いずれにしても後方で控える牝馬レガレイラが最後に突っ込んでくる展開になりますが、厳しいレースなのでどこまで届くか心配です。
5枠のもう一頭アーバンシックは血統表を見てわかるようにレガレイラの従兄弟に当たります。桜花賞馬のステレンボッシュの近親です。ペースが上がればこの馬も最後に突っ込んでくるでしょう。
最後の1頭がウォーターリヒトです。シンザン記念3着、きさらぎ賞2着ながら、ドスローのスプリングSで惨敗している馬なので人気はありませんがこの馬はエアスピネルなどの近親に当たるので本番では爆発する可能性があると思います。
今回の皐月賞は底力ペースで前で残る馬と最後に突っ込んでくる馬が交錯するレースです。
前哨戦、スローからの瞬発力勝負で結果を出した馬は人気でも切ります。
ジャスティンミラノは切ります。
サンデーが入っていない馬の中でジャンタルマンタルのようなマイラーは切ります。
きたらあきらめます。
◎レガレイラ
○メイショウタバル
▲ホウオウプロサンゲ
△ミスタージーティー
△シンエンペラー
△アーバンシック
△ウォーターリヒト
3連複7頭BOX35点
