腹のくくり方

才木投手は見事なピッチングだった。

3回までは変化球、特にファークが抜群に良かった。

少なくとも僕が見た中では久し振りにとんでもないフォークだと驚くほどに凄い落ち方をしていた。

スライダーも右打者の外に決まっていた。

ただ、それと反比例して真っ直ぐを投げるときには力んでバランスを崩して左打者のアウトハイに抜けていた。

 

しかし、いくらフォークがいいとはいえ、真っ直ぐが明らかなボールばかりだったため、中盤以降には変化球に絞られ掴まると不安視していた。

 

ところが、4回1死ランナー無しでの牧選手の打席。

 

初球、スライダーでカウントを取ったあとの2球目の真っ直ぐ。

 

ようやく、指に掛かった真っ直ぐが決まった。

 

ここから、1巡目に変化球で翻弄されていたベイスターズ打線は手も足も出なくなる。

 

中盤以降は真っ直ぐタイミングで真っ直ぐで空振りやファウルを取れていた。

 

逆にフォークの落差、精度は落ちたが真っ直ぐは27個目のアウトまで衰えなかった。

 

対して、ベイスターズは5回には1死1塁から京田選手のセカンド後方のフライを中野選手が好捕。

 

中野選手は後方のフライを捕るのが本当に上手い。

 

ただ、問題は1塁ランナーの山本選手。

 

中野選手が捕球したときには3塁ベースまで行っており帰塁できずにアウトを献上した。

 

最終回には4番牧選手の打席で初球盗塁。

 

間違いなく、ベンチのサインだ。

 

今年のベイスターズの戦い方を見ていて、走塁に重点を置いているのはわかる。

 

ただ、牽制死に先の塁でのアウトと暴走が多すぎる。

 

よく、「好走塁と暴走は紙一重」という言葉があるが僕は違うと考える。

 

先の塁でアウトになるのはアウトの献上になる。

 

状況によって際どい場合は勝負を懸けて良い場面もあるが今年のベイスターズは状況お構いなしに来る。

 

阪神もそんなことはわかっている。

 

ただ、才木投手に勝負を預けると腹をくくった。

 

そして、今年のDeNAなら2アウトで4番牧選手の打席でも盗塁をしてくる。

 

それもわかった上で、盗塁は良い。

打者勝負で決めろ!

 

ベンチからの明確な指示で盗塁されても才木投手ー梅野選手のバッテリーは揺るがなかった。

 

はっきり言うが、昨日は年一の野球。

 

そんなに頻繁に大逆転勝ちはできない。

 

根拠なく取り敢えずいってしまえ野球では取れる点も取れない。

 

地道にしっかりと相手の出方を予測し備える。

 

そして、何を防がなければいけないかを考え守備、走塁を遂行していく阪神の野球。

 

DeNAとは真逆の野球だ。

 

違いはあっていいと思うが少なくとも僕が好む野球は阪神の野球だ。

準備の大事さ

9-2からの逆転負け。

序盤からミスが多すぎて負けた試合。

2回にはショートゴロで2塁走者の佐野選手が飛び出す走塁ミスに対し、木浪選手が悪送球。

走路を外して投げれば完全なアウトで1失点で済んでいた。

4回には先頭の牧選手のサードゴロに対しちゃんとステップを踏み、一連の動作で投げれば余裕でアウトのところを投げる前にボールを握っている手とグラブを合わせた。

この余計な動作で慌てる事になり力んで悪送球。

 

悪送球の部類でもレベルの低すぎるプレーだ。

 

キャッチボールからやり直す作業が必要となる。

 

伊藤将司投手は昨年、一昨年に比べるとボールが高い。

そんな中でも立ち直り掛けていた最中に野手陣が足を引っ張った。

 

桐敷投手の体調不良により急遽、代役で中継ぎでベンチ入りしている富田投手は結果的に0には抑えたが昨年と変わらず特徴がない。

真っ直ぐの強さがあるわけでもなく、フォーク、スライダーもプロ野球の1軍投手としては物足りない。

 

何か、特徴を出していかないと厳しい。

 

対して漆原投手はキャンプ、オープン戦、シーズン序盤の時点では正直、しんどいと感じていた。

 

投球パターンはオリックス時代と同じ真っ直ぐ、フォーク。

ただ、良かった頃の球威は戻らないまま。

 

「どうするのかな?」と見ていたがそこから、安藤投手コーチなのか、久保田投手コーチ、嶋田バッテリーコーチ、キャッチャーの坂本捕手、梅野捕手。

誰かは知らないのだが、4月中旬あたりからスライダーやカーブも織り交ぜ、奥行を使うようになったこと。

 

タイミングをずらしてストライクを取る。

 

変化球を低めに投げて誘う。

 

真っ直ぐでファウルを取る。

 

意図が感じられるようになった。

 

球威は戻っていないが意図があるために三振は取れなくともアウトを積み重ねられる。

 

変身した姿を見せ、岡田監督からの信頼を勝ち取った。

 

今日の好材料としては、井上選手だ。

 

実はファームの試合も4試合ぐらい直近で見ていた。

 

打率はファームで.290程。

 

以前よりはマシにはなっているものの、タイミングの取り方に迷いが感じられ1軍ではしんどいかなと感じていた。

 

ところが、昨日、今日とタイミングの取り方を見ていたら、ファームの時より格段に良くなっていた。

 

昨年も森下選手が打てなくなりファーム降格となり井上選手が上がってきた際に3試合ぐらい活躍した事がある。

 

今回もつま先でトントントンとリズムを取って投球フォームに合わせてシンクロさせて、左足のつま先をポンっと蹴り軸足である右足に体重を乗せてスイングする。

 

この形がハマっている。

 

昨年も感じた事だが、今岡打撃コーチとの相性が良いのだろう。

 

監督、コーチが依怙贔屓することはない。

 

今でこそ、坂本捕手が評価されているが数年前、矢野前監督が坂本捕手を起用していたときから数字に見えない気配り、配慮ができているから起用しているのであって依怙贔屓ではない。

 

それは見ていれば外からでもわかる。

 

佐藤輝明選手についても今岡コーチは語っていて、「佐藤は感覚でやるタイプ。ある意味、現役時代の自分に似ている。それだけにアドバイスが難しい」とコメントしていた。

 

このように、アドバイスしようがない選手もいれば、ハマる選手もいる。

 

その意味では井上選手はハマるコーチに巡り合えた。

 

井上選手は俊足ではないが遅くもない。

 

長打力は一級品だし、慎重な性格のために消極的にも見られがちだが、逆に言えば、とんでもないミスをやらかさない選手でもある。

 

実力をつければ甲子園を本拠地とする阪神で30本打てる可能性が最もあるのは今でも井上選手だと思っている。

 

今日の佐藤輝明選手の内容では明日はスタメン起用があったとしても6番。

 

左投手不足のDeNAの台所事情を考えると前川選手を3番に起用して5番に井上選手を起用しても差し支えがない。

 

6回の守備では無死2塁から定位置よりやや後ろで捕球して3塁へ強肩を見せ、2塁走者の京田選手を釘付けにした。

 

これは先乗りで来ている中日、ヤクルトのスコアラーも見ている。

 

これが抑止力になる。

 

4月上旬は2軍が壊滅的で投打共にもボロボロだったが、ここに来て1軍で使える選手が状態も戻してきている。

 

勝負は9月。

その意味で井上選手が何かを掴むこと。

 

また、下で投げているビーズリー投手も右打者主体の打線に対してであれば十分に通用する。

 

優勝するための駒は揃いつつある。

予想外の結果

 

また、今日も東投手の真っ直ぐに差し込まれっぱなし。

そんな予想をしながら試合を見ていた。

 

それが今日(5/10)は良い意味で予想を覆してくれた。

 

そもそも、野球を子供の頃に始めるにあたってバッティングで練習するのは「真っ直ぐを打つ」練習をする。

 

なので、真っ直ぐに弱い選手というのはいないというのが僕の根底にある。

 

ただ、打つ事に長けた選手は当然のごとく警戒されていく。

 

高校などではまず、変化球攻めにあう。

 

そして誘い球の変化球のボール球を振らないように。

変化球に泳がないように。

 

そうしていくうちに、真っ直ぐに差し込まれていく。

 

2軍から昇格し、5番を打った井上選手もそんな1人。

 

履正社高校で春の選抜では星陵の奥川投手(現ヤクルト)に1回線で対戦し敗退。

井上選手もまったく手も足も出ない内容だった。

 

そして、同年夏の選手権の決勝戦で再び星陵の奥川投手と対戦し、井上選手は外のスライダーを甲子園のバックスクリーンに放り込み全国制覇を果たした。

 

このブログでも再三、書かせてもらっているが、井上選手は飛距離では右打者でチームトップ。

 

球界全体を見渡しても5本の指に入ると今でも確信している。

 

ところが、1軍では未だに本塁打ゼロ。

 

結局、高校生時代から真っ直ぐには刺されていて、阪神に入団してからもそこが1番の課題となっていた。

 

冒頭でも書いたように、真っ直ぐに弱い選手は存在しない。

 

何故なら1番練習しているわけで、真っ直ぐを打ち返すから変化球攻めにあう。

 

要はタイミングの取り方。

そして、バットのヘッドが走るポイントでボールを捉えるための工夫を如何に積み重ねていくか?

 

これは打者にとって、永遠のテーマであり、逆に真っ直ぐが打てなくなれば現役生活を終えることになる。

 

阪神の野手陣は若く、動体視力や目でボールを捉えてから体が反応する速度に衰えがあって打てていないわけではない。

 

タイミングの取り方と割り切りがないから打てていないだけ。

 

まずは真っ直ぐを捉える。

そこから駆け引きが始まる。

 

この基本を忘れずに野手陣は奮闘してもらいたい。

常識を疑え!

よく、プロ野球中継などで、

「先頭打者のフォアボールはいけません。」

「ピッチャーバッターにファアボール」

「ミスをしていたら勝てない」

 

こういうことをよく耳にすると思う。

 

ただ、ミスをしようとしてしている選手は誰1人としていない。

 

ミスにも種類がある。

 

次に起こるワンプレーに対して想定不足でやるミスもあれば、状況判断ミス。

また、「これだけはやってはいけない!

と気持ちが先走り過ぎて逆にやらかしてしまう。

 

木浪選手の今日の失策は1個目は焦り。

2個目、3個目は「次はミスできない」と自分自身を追い込みすぎて、打球に対しての1歩目が切れていたないがために、結果、難しいバウンドに自らしたために取り損ねたもの。

 

どんな名手でもこういう日はある。

 

明日はデーゲームで11時半にはビジターチームであるヤクルトにグラウンドを明け渡さなくてはならない。

 

今年の木浪選手の守備は昨年より間違いなく上がっている。

再三の好守でチームを救ってきた。

 

技術、体力面に問題があってのことではない。

 

1つ、注文をつけるとするならば、ミスした後に切り替えられなかったこと。

 

ミスした事は事実として受け止める。

ただ、グラウンド上にいる間は、反省せずに次のワンプレーにどう備えるか?

 

そこに考え方を持っていけば、2つ目、3つ目のエラーは木浪選手の実力であれば防げた。

 

明日もアクシデントがなければ岡田監督は木浪選手をスタメンで起用する。

 

試合でやったミス。

背負った傷は試合で自分の力でしっかり打球処理をすることでしか癒やせない。

 

休養させるよりは、次の機会をすぐに与えるのが良薬と言い切れる。

 

青柳投手も考え方としては「ミスを取り返してやろう!」と考えてしまうタイプ。

 

立ち上がりから掴まり、木浪選手のエラーでこれ以上、失点は許されない。

 

考え方として、「○○してはいけない。」

という思考で頭が支配されるとほぼ、悪い方向に作用する。

 

今日であれば、小川投手を打席に迎えて満塁でまずよぎったのは「押し出しのファアボールだけは与えてはいけない」

 

これがよぎったはずだ。

 

ここまではどんな大投手でもよぎる。

 

ただ、そこから1歩踏み込んで、

ではフォアボールを出さないために今日の自分の状態でできることは何なのか?

 

答えは

腕をしっかり振って、真ん中に真っ直ぐを投げ込むこと。

 

それで、枠内に収まらなければ致し方がない。

 

見ていて、しっかり腕を振るのではなくストライクゾーンに置きに行っていた。

 

こうなると余計にストライクは入らない。

 

ミスを取り返す。

○○してはいけない。

ではなく、最悪を防ぐために具体的に何をするのか?

 

追い込まれた局面ほど、考え方をシンプルにし「何をするのか?」をはっきりさせれば自分の力は発揮できる。

 

連勝が止まる時は完封負けするか、今日のようにミスが多発しまくるか。

 

だいたい、そんなもの。

 

切り替え方。

ミスをした後の考え方。

 

打つ方では佐藤輝明選手が空振りした球を後追いするクセが未だに続いている。

 

打撃フォームや遠くに飛ばす事には研究熱心だが、実戦では応用が必要になる。

 

真っ直ぐ狙いで

フォークを空振りしました。

今度はフォークを気にして、真っ直ぐに遅れる。

真っ直ぐに遅れたので、今度は力任せに振る。

 

結果、低めのワンバンを振って、高めのボール球も振る。

 

打席に入る前に状況や局面、相手バッテリーの配球を考えて整理する。

 

そして、狙いを定める。

 

真っ直ぐで勝負してくる!と思えば、低めの真っ直ぐを狙う。

そのかわり、フォークは空振りしても気にしない。

 

そうすれば、真っ直ぐに差し込まれないし、低めに目付をしていればフォークのワンバンは振っても肩のラインより高い真っ直ぐまで振ることはない。

 

畳1畳分振ってくる打者にわざわざストライクを投げてくる投手はいない。

 

ボールを振るからチャンスボールが来ない。

 

ボールを見極めるための考え方の整理をしない限り、本当の主力にはなれない。

阪神の今

 

開幕から4試合が経過した。

チーム状態は底と言って良い。

投手陣も野手陣も昨年より現状は悪い。

ある意味、当然だと感じている。

何せ、昨年は3月から11月まで稼働した。

1番多く勝ったということは1番労力を必要とする。

疲労から本来の力を出せないのも無理はない。

 

そこを補うには昨年、活躍できなかった選手の活躍が必要となる。

 

だから、キャンプ、オープン戦と岡田監督は新戦力の発掘に奔走し、コーチ陣や裏方さんも全力を尽くし、ペナントレースが始まってもこの作業は継続する。

 

勝ちながら育成する。

 

ただ、現状は”新戦力”は野手では前川選手。

投手では門別投手だけと言っていい。

 

それが今の阪神の現状だ。

 

ただ、4試合を見て、守備、走塁における怠慢さはない。

 

ショートの木浪選手の守備は更に安定感が増している。

何せ、捕球する際も送球する時も実に丁寧で謙虚。

 

打撃面では感覚のズレから苦労はしているが守備でチームを助けている大山選手。

この段階で敢えて宣言しておくが、大山選手は必ず打撃の状態も上がってくる。

 

投手によって真っ直ぐを徹底的に狙う。

場面に応じてセンターから逆方向に打つことに徹する。

今の自分の状態と相手投手の出来を考えヒットすら打てないと感じればボール球の見極めを優先し、繋ぎに徹する。

 

自分が良い時は誰だって機嫌も良いし、取り組み方、人当たりも良くなる。

 

人の真価が問われるのは悪い時にどういう日々を送るか?

 

どういう姿勢か?

 

これが分かれ道となる。

 

阪神は昨年、日本一になり、期待度が異常だ。

 

それに反し、現状は悪い。

 

その時にファンも真価が問われる。

 

貶す、罵倒する。

 

これは下の下だ。

 

そんな事をするぐらいなら見なければ良い。

 

わざわざ時間を割いて、お金を費やしてストレスを溜め、日々の自身の鬱憤も含めて罵倒したも何一つ有益なものはない。

 

言っておくが、阪神はこれから状態を上げ進化し強くなるが自分の生活環境は豊かにすることはできない。

それは自分自身で切り開くしかない。

 

せっかく、時間を割いて見るのであればただ、単に打った、投げた以外によく観察し、感じることが大事になる。

 

そうすると、今まで見えてなかったものが見えてくる。

 

どうせ、応援をするのなら選手や監督の采配から何かを感じ、自分に取り入れてみる。

 

そうすることで自分自身の生活を豊かなものになる。

 

そういう考え方で観戦し、応援していけば誹謗中傷をしないように!

なんて考えなくともそもそも、そういう発想にはならない。

 

選手や自分の好きな推しのマイナスになることをすれば、結局、自分もマイナスになる。

 

推し方に一工夫し、少なくとも推しのマイナスになるようなことをしない。

 

そして、推しから何かを学び取り入れて自分に合うものがないか?検証してみる。

 

そうすれば、阪神はより強くなる。

 

チームの成長を見ながら自分も成長していく。

 

それぞれが成長していけば自ずと結果はついてくる。

 

まだ、139試合ある。

 

更に観察力を高め、より自分自身も成長していきたい。

勘違いするから

おかしくなる

 

僕はもともと、小さい頃から野球が好きで小学6年間野球をした。

ただ、左利きで投手ができなかった時点で内野は守れない。

この時点で9つのポジション中3つしかなくなる。

外野のみ。

足が速いわけでも、肩が強いわけでもない。

打撃が少し良いだけ。

その上、自チームの先輩に嫌な人はいなかったが他チームには2年上でとんでもなく嫌な人がいた。

中学に進めば同じ学校になる。

続ける理由はなかった。

 

そこからは帰宅部。

 

ただ、野球。

家ではサンテレビジョン(神戸の独立U局)で試合開始から試合終了まで阪神戦が放送されていた。

 

自然と阪神ファンになった。

ただ、1980年生まれの僕にとっては野球がわかりだした頃には最下位が定位置。

1987年から2002年までの16年間で2位が1回。4位以下が15回、そのうち10回が最下位。

 

こうなると、探究心旺盛な僕は何故、こんなに阪神は弱いのか?

そこから野球の勉強が始まった。

配球、采配、選手起用、コーチング、ドラフト戦略、育成、技術論、フィジカル、メンタル、考え方。

 

これらが今の自分を作り、人と違う野球の楽しみ方や強いては生き方に繋がっている。

 

そんな中、オフシーズンに、16歳ぐらいからアニメにハマった。

それまでは逆に外画の推理ものを見ていた。

 

そして、声優さんの魅力に取り憑かれて今に至る。

 

今の最推しは富田美憂さんだ。

高校に行きながら今では少なくなった一般も応募できるオーディションで合格し声優デビューとオーディション時に披露した歌唱力も評価され、今年はアーティスト活動開始5周年。

声優活動では9年となる。

年齢は24歳ながら9年も活動している事と、物事の考え方がそもそもしっかりされている。

自分が24歳の頃といえばギリギリに出社して、始業前にはもう帰ってから何をしようか?

それだけを考えていた。

 

歴然の差と言える。

 

今でもいい加減さは大概なのだが。

 

デビューされた当初から気にはなっていたものの、いくら何でも「19歳差は・・・」と思っていたのだが、結局、今では公式ファンクラブにまで入っている。

 

ただ、阪神にしても、声優さんにしても歴が長いのでその前に推している方もいるわけで、直接、お会いする事もあるわけがなく、嫌な想いをすることもないので嫌いになる理由もない。

むしろ、年数を重ねていかれる事によりお仕事の幅も広がり、ファンの人達の描く「偶像」からも解放されるためおもしろみが出てくる。

そのため、推しの数は右肩上がりという事態になってしまっている。

 

ただ、とにかく探究心が旺盛なので実は18歳から3年間、自分も声優養成所に通っていた。

声量はバカでかく、声帯がそもそも強いのに加えて、負担の掛からない汎用的な声のため爆発力はあった。

技術的なところはとことん突き詰めた。

ただ、役作りができないというか、レッスンで演じる役柄が理解できず自分流の役作りの方法にたどり着けなかった事。

また、それができても仕事としてやっていくイメージがつかなかったためやめた。

 

判断としては実に正しかったと思う。

 

でも、無駄ではなかった。

 

野球にしても演技にしても経験があるとないとでは難しさはわからない。

 

特に演技に関してはプロの役者さんに教えて頂いたので、今では、作品を見る際でも各役者さんの味や、変化も理解ができる。

 

だから、推しでもあると同時に阪神も推しの声優さんも尊敬対象であり、憧れでもあり、一定の理解もできるのでより楽しめる。

 

しかし、タイトル通り、推し活をする上で勘違いしてはいけないのは

「推しはこっちは知っていても相手は僕の事を知らない」

知り合いですらないのだ。

 

故に、年齢に関係なく無礼があってはいけないし、「距離感」を自覚する必要がある。

 

それをないがしろにし、自分の描く「勝手な偶像」からハズレたときに「裏切られた」となるわけだ。

 

だから、阪神ファンの野次や声優さんに対する誹謗中傷や冗談にしても礼儀がなってないものに対しては怒りを覚える。

 

知り合いでないから気楽で楽しい。

見たいときにテレビや球場、イベント会場やライブに行く。

 

最低限の礼儀さえ守れば楽しいだけ。

 

こういう楽しみ方が僕の生き方だ。

 

長文にお付き合いいただきありがとうございます!

 

考え方を少し転換してみることで人生は楽しくなる。

 

それを少しでも感じて頂ければ幸いです。

 

ボールの絞り方

 

週末の神宮2連戦を振り返ってみたい。

 

まず、土曜日は青柳投手だった。

結論からいうといいところがまったくなかった。

 

今シーズンの青柳投手。

 

多くの解説者の方は青柳投手がキーマンだと言われるが、僕はそうではないと思っているし、青柳投手は今年は平均点が土曜日のようなピッチングだと思っている。

 

ただ、勘違いしてもらいたくないのはオフの青柳投手の過ごし方が怠慢だったからだとか、そういうことではない。

 

昨年、一昨年が凄すぎた。

 

威力のあるボールを投げるということはそれだけ体に負担が掛かる。

 

オーバーホールをしっかりとしてもダメージは残る。

 

 

青柳投手の特徴はサイドスローながら、強い真っ直ぐと打者の手元でシュートしながらボール1個半ぐらい落ちるツーシーム。

 

そして、シンカー。

 

これがわかっていても打てない。

 

 

ボールの上を打ってしまう。

 

右打者はインコースに喰い込んでくるため、わかっていても詰まる。

 

 

ランナーを出しても打てば併殺。

 

バントで送っても、内野ゴロでホームベースを踏む前に3つ目のアウトを取られてしまう。

 

これが難攻不落。

 

どうしようもなかった。

 

 

ところが、土曜日の試合は球威もない。

 

ツーシーム、シンカーは左打者の外に大きく外れる。

 

たまに低めに決まっても芯で捉えられ大きなフライを打たれていた。

ゴロがほとんどなかった。

 

これが答えだと思う。

 

体の勤続疲労から左足をステップしたときに既に体が早く開き、ボールを長く持てない。

 

そのため、感覚的には左打者の外寄り低めに投げたつもりが大きく外角に抜ける。

 

 

見極めの必要がないボール球。

 

これがあまりにも多過ぎた。

 

これがキャンプから、オープン戦、そして公式戦とずっと続いている。

 

これを修正することは今年はできないと思っている。

 

セ・リーグで3年連続最多勝は未だにいない。

 

毎年、ローテーションで稼働するということの過酷さ。

 

それが物語っている。

 

意気込みは感じるが体がついてこない。

 

これは致し方ない事だと思う。

 

投手は何人いても良いと言われる理由だ。

 

もう一度、先発させるのだろうが、ここからの巻き返しはないと僕は思っている。

 

その代役としては桐敷投手を推している。

 

まず、制球力で自滅しない。

 

加えて、昨年より球威が増したことと、変化球ではスライダーが物凄く鋭くなった。

 

右打者にも通用するレベル。

 

そして、左打者にはシュートがあり、インコースで勝負できる。

 

もともと、昨年のブルペンで見た時から中継ぎなら即、使える!と思っていたほどでオープン戦でも良かった。

 

それがコロナで先発が離脱し、中継ぎから先発、そして先発が返ってきたのでまた中継ぎと調整期間なしでの登板。

 

開幕9連敗で余裕がなかったとはいえ、キャリアのある投手でも調整期間を設けるのに、1軍にいたまま登板させられ、結果を残すのは難し過ぎる。

 

桐敷投手は今も状態は良いとのこと。

 

特に広島のような左打線には効果的だし、インコースのシュートで打撃を崩すことも可能だ。

 

広島と中日が最下位争いをするものとばかり思っていたが、ずっと5割ラインをキープ。

 

課題だった中継ぎ陣がしっかり固まった事が大きい。

 

元々、先発は揃っていた。

そこに中継ぎが強いので競り負けない。

 

得点の取り方はまだ、上手くはないが投手力でカバーできている。

 

そして、坂倉捕手がキャッチャー専念ということで打撃がガタ落ちすると思っていた。

 

実際、シーズン序盤は悪かったが阪神が対戦していない間に気が付けば打線でも中軸として機能している。

 

まだ、キャッチャーとしてはキャッチング、ブロッキング、リードと課題は多いが大躍進の立役者であることに違いはない。

 

今が絶好調なので1か月後にはまた状況は変わっているだろうが、投手陣がしっかりしているのでガタ落ちはしないと思う。

 

その意味でも桐敷投手が効果的と見ている。

 

 

話は変わり、日曜日は伊藤将司投手が良かった。

 

立ち上がりも1点は取られたものの、真っ直ぐの強さ、制球力、チェンジアップ、スライダー、カットボール、ツーシーム。

 

ホームベースを広く使えるピッチングに巧みな牽制。

 

 

見事だった。

 

打線は近本選手が戻ってきて、ようやく”見た目”はマシになったがやっぱりツラい。

 

梅野捕手の送りバントがあり得ないバックスピンで内野安打。

 

内野前進守備で1死2,3塁で渡邉諒選手がインコースのどん詰まりのファーストゴロをオスナ選手がファンブルで勝ち越し。

 

ダメ押しは佐藤輝明選手が木澤投手の外のシュートを左中間に放ち、試合は決した。

 

打ち方を見る限り、外のシュートを左中間と決めて打った一打に見えたが、これを今後、これを継続できるか、どうか。

 

佐藤輝明選手の場合、高めは打撃フォーム的に打てないのに手を出しファウル。

カウントを稼がれ、低めの落ちる球で空振り三振。

 

タイトルにも書いたのだが、局面によって僕は見逃し三振は良いと思っている。

 

ボールを見極めろ!といってもどの球種が来るかわからない。

 

そして、相手投手のレベルが上がれば狙う球種とコースも絞らないと打てない。

 

狙い球と違うなら手を出さない。

 

佐藤輝明選手ならベルトより高い球は打てないのだから目付を低くする。

 

 

そして、真っ直ぐの低めを狙ってフォークが来たら空振り三振。

 

フォークが来ると思って、真っ直ぐが来たら「ごめんなさい」で見逃し三振。

 

この”割り切り”が必要だと思う。

 

ノイジー選手も同じで、見逃し三振にイライラしないで「ごめんなさい」

 

その代わり、真っ直ぐの低めを狙ったら一発で弾き返す。

 

ノイジー選手の場合は飛距離は期待していない。

 

単打で十分。

 

塁を埋めてくれたら、大山選手が返してくれる。

 

そういう、”割り切り”と追い込まれることを怖がらなければカウントを有利にも運べるし、球数も投げさせられる。

そして、フォアボールも選べる。

 

読み違えによる見逃し三振は恐れない。

 

ノイジー選手と佐藤輝明選手が2割4分打てばあとは岡田監督が戦術を絡めて点を取り、継投で逃げ切る。

 

 

 

まずは技術不足を認める事。

 

その上で足りない差は”割り切り”でカバーする。

 

練習では試合を想定しての打撃練習を。

 

試合では”打撃”ではなく相手バッテリーと”勝負”する。

 

泥臭く、”覚悟”を持って”勝負”する姿を見せてもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更なるレベルアップ

 

 

 

率直に言って、昨日は勝たなければいけない試合だった。

 

才木投手は今季一番の出来だった。

 

真っ直ぐ狙いで真っすぐで空振りが取れていた。

 

それなのに、2巡目以降に変化球を多投し始めた。

 

才木投手とのサインのやり取りにもかなり時間がかかっていた。

 

コミュニケーション不足。

 

そして、実際、落ちの悪いフォークを痛打される。

 

散々、変化球を打たれた後に、安藤投手コーチがマウンドに行った途端に真っ直ぐに戻る。

 

まだ、1,2年目のキャッチャーなら理解もできるがメイン捕手として5年以上マスクを被っている。

 

真っ直ぐ狙いで真っ直ぐで空振りを取れている間はそのまま押し通せばいい。

 

そして、次の段階の準備として、ヒットを打たれてもどうでもいい局面。

 

下位打線や、ノーランナーの時にカーブやスライダーを投手有利のカウントで投げさせて幅を広げておく。

 

 

これをしないから、完封できる出来だったものが2失点。

 

もったいなさすぎる。

 

ましてや、岩崎投手が使えないことは少なくとも試合前にはわかっていたはずだ。

 

それなら、なおのこと、余計な失点を防ぐための備えをしておかなくてはならない。

 

”優勝”というラインで話をすると、このリードをしているようでは優勝はできない。

 

試合全体を俯瞰し、9回トータルで勝てるリードをする。

 

それを梅野捕手には求めたい。

 

また、そのために一昨年、FA宣言して阪神に残留を決めたのではないのか?

 

攻撃力で上回る横浜や、好打者が揃っている広島を上回るためには、阪神は守りの野球。

 

扇の要であるキャッチャーがしっかりしないといけない。

 

近本選手が不在の現状でなおのこと、余計な失点は命取りとなる。

 

 

 

 

自分のリード次第で防げる失点はなかったのか?

 

 

これを毎試合、考えて、考えて考えて抜いてもらいたい。

 

 

体力とブロッキング能力は1流。

 

あとは、リード面。

 

特に、9イニングを通してのゲームプランニングの組み立て方。

 

これが坂本捕手より明らかに劣る。

 

打たれても良いヒット。

フォアボールを出してもヒットを防ぎに掛かる場面。

 

もっと、メリハリを効かした唸らせるリードを期待したいし、それがないと、気が付けば横浜、広島の下にいってしまう。

 

 

優勝を背負えるキャッチャーに進化してもらいたい。

 

 

 

 

 

 

雨ごい

 

 

実は夕方ごろに大阪も雨が降った。

それなりの強さで、このまま2時間も降り続けば甲子園も中止になるのではないか。

そう期待した。

 

今の阪神打線では高橋奎二投手の真っ直ぐを弾き返せる気がしなかったからだ。

 

しかし、雨の中、近所のコンビニへガリガリ君を買いに行ってコンビニを出た頃には雨は止んでいた。

 

勝つにはヤクルト打線を0封、もしくは1点で抑えないと勝てない。

 

そう感じながら試合を見ていた。

 

西純也投手はファームから上がってきてから前回登板、そして、今回と投球フォームに無駄な力みがなくなった。

 

その結果、ボールが暴れることなくなり、真っ直ぐも力感よりも強さがあるために打者が差し込まれる。

 

今日もそうだが、三振はそんなに取っていない。

 

しかし、見ていて危なげがない。

 

今日も7回投げて四死球は1つ。

 

真っ直ぐを主体にスライダーとフォークを上手くミックスさせていた。

 

 

縦変化だけではなく、横の変化も使うことで投球の幅はものすごく広がる。

 

 

昨年、きっかけを掴み今年はシーズン当初、躓いてしまったがその失敗を反省し、成長に繋げている。

 

勝ち投手にこそなれなかったが、見事なピッチングだったと思う。

 

打線は想像通り、高橋奎二投手の真っ直ぐに差し込まれまともに弾き返せていなかった。

 

両先発投手が降板し、リリーフ投手勝負に。

 

阪神は岩貞投手、岩崎投手。

 

ヤクルトは大西投手と木澤投手。

 

8回に木澤投手が出てきたときにはこの真っ直ぐは弾き返せない。

 

実際、木澤投手も中村捕手もそう考え、森下選手に外の真っ直ぐでファウルでカウントを稼ぐという意図で投じたボールが少し甘く入り、まさかのホームラン。

 

過去、3打席の内容。

そして、昨日の凡打の内容からして、真っ直ぐを左中間スタンドに運ぶとは考えられない。

 

しかし、結果はバットのヘッドが効くポイントでしっかり捉え、打った瞬間にホームランと確信できる当たりだった。

 

 

これが本来の森下選手の力なのだと思う。

 

 

ただ、それが発揮できなかったのは大学時代に対戦してきた投手とは違い、変化球の鋭さとコントロール。

 

これを見極めようとするあまり、どうしても、ボールを長く見ようとする。

 

そうなれば当然、ボールを捉えるポイントは近くなる。

 

ドン詰まる。

 

詰まるのを嫌がる。

 

見極めきれる時間が作れないために変化球に空振りする。

 

 

この負の連鎖にハマっていた。

 

 

今日は素晴らしいホームランだった。

 

ただ、火曜日からは対戦相手も外寄りの真っ直ぐは安易に投げてきてくれない。

 

外にスライダー、低めにフォーク。

 

そして、インコースにストレートという攻めに転じてくる。

 

そこをどう対応していくかがこれからの課題になってくる。

 

いよいよ、オールスターまであと、6試合となった。

 

火曜日は倉敷だがあとの5つはすべて甲子園。

 

 

基本的には3点取るのは相手が1イニングにミスを2つ以上してくれないと取れないだろう。

 

 

その中でどうやって、勝ち越し2桁を維持できるか。

 

優勝ラインは勝ち越しが20前後。

 

 

勝ち星でいえば80勝、勝率は.560から.570での争いとなる。

 

 

近本選手が不在の中で日替わりでも良いので1日1膳、誰かが活躍し、白星を拾っていってもらいたい。

 

 

 

 

 

焦り

 

 

近本選手のデッドボールによる長期離脱。

 

これがチームにとってどれだけ大きいことなのかは選手たちも肌身で感じている。

 

正直、今、試合をしていても勝てる気がしない。

 

と、いうのが本音だと思う。

 

それを何とかしようとして余計に焦る。

 

この焦りが昨日のような大山選手の走塁ミスにつながる。

 

打球が外野の間を抜けないと判断し、ハーフウェイから2塁ベースに戻るまでは妥当な判断だが、その際にカットマン。

 

この場合であればショートがどの位置に入っているのかまで確かめておく必要がある。

 

これを怠ったがために3塁でアウトになってしまう。

 

 

阪神は今年の春季キャンプで、カットマンに必ず送球を返す練習を繰り返ししてきた。

 

この意図は守備面で余計な進塁を与えないことが第一目的ではあるが、もう一つの狙いとして走塁時にもカットマンの位置を確認する大事さを身を持って感じさせることも含まれていた。

 

実際、この練習が活き、相手チームのカットマンが間違った位置に入っているときにはすかさず次の塁を狙う走塁も見られた。

 

こういう、数字に現れないワンプレーの積み重ねが4月、5月の好成績につながっていた。

 

6月もチームは負け越したが守備、走塁においての破綻はなかったので、交流戦明けの横浜3連敗の際も何の問題もないと断言できた。

 

ただ、近本選手が離脱して以降、明らかに焦りによる状況判断ミスが多発している。

 

「何とかしなかれば」

 

という想いが強すぎる。

 

実力以上のものは出ない。

 

現状の阪神はセ・リーグの中で最も弱い。

 

まずこの”事実”を認めることが大事だ。

 

その中でどうやって、ロースコアの試合をものにするか?

 

送りバントをしっかりきめる。

 

ベンチにいるときから相手投手の配球をしっかり見る。

 

ネクストバッターズサークルではタイミングを図りながら、得点差、状況からボールを絞り込む作業をしておく。

 

こういった事を繰り返していくしかない。

 

今年はどうしても、佐藤輝明選手に対する注文が多くなってしまっているが、1軍に復帰以降も、打撃内容がファームに落ちる前とほとんど変わっていない。

 

多少、マシになったことといえばとんでもない高めのボール球に手を出さなくなったぐらい。

 

インコースや高めのボールは意識している分、相変わらず手を出してファウルでカウントを稼がれ、結果、落ちるボールを振らされている。

 

3つストライクがある中で打てないコースを打ちにいく必要はない。

 

極端な話、インコースに3球。

ベース盤をかすめるようなボールが来たら見逃し三振でも構わない。

 

ただし、そこからボール2個甘く入ってきたボールは1撃で仕留める。

 

この割り切りを持たないと今の打ち方で結果を残すのは無理だ。

 

自分の長所と欠点を理解し、長所を活かすために”捨てる覚悟”を持って打席で”バッティング”をするのではなく”勝負”する。

 

この意識をもって欲しい。

 

シーズン中なので、打撃フォームを大幅に改造したりするのはできないし、リスクが高すぎる。

 

で、あれば、考え方。

 

仕掛け方を変えるしかない。

 

このままだと、4位に落ちるのは時間の問題だ。

 

オールスター前に勝ち越し5を切れば優勝はまず不可能といっていい。

 

試合数としてはもうすでに半分もない。

 

だからこそ、できることをやる。

無理をしない。

 

冷静な状況判断をすることで白星を拾っていく。

 

幸い、投手陣は崩壊していないので、ロースコアな展開には持っていけている。

 

ロースコアゲームなら、相手のミスに乗じて得点ができる。

 

守りの野球に徹し、相手の隙を突き凌ぎ勝つ野球を見てみたい。