“酒毎”をご覧の皆さん、おはようございます。今回も引き続き北海道旅行の模様ですが、小樽の夜の食事を飛ばして翌日に行った札幌で開催されている札幌オータムフェスト2024をご紹介致します。

 

 

 

 

この札幌オータムフェストは今や札幌でも定番になっているようで、さっぽろ雪まつりの”後の祭り”ならぬ“前の祭り”であると言えます。

 

 

 

 

実際に人が凄かった。こんな感じで人、人、人。

 

 

 

 

4丁目から8丁目、そして10、11丁目で様々なブースが用意されています。※気になった方はリンク先をご覧下さい。

 

 

 

 

私は11丁目のみで食事をしたので、そこの情報だけをアップしたいと思います。まず、11丁目の特徴はプレシャスラウンジというのがあり、5,000円分のドリンクチケットを購入することで、このような贅沢ソファーセットが付いてきます。※公式インスタグラムから予約する必要があるのでご希望の方はお早めに。

 

 

 

 

また、シェフズキッチンというのがあって、北海道のイタリアン、フレンチのシェフが日替わりで料理を提供してくれます。屋台的な感じではなくちゃんとしたプレートで提供してくれるのも魅力。私が行ったときはフレンチのTATEOKA TAKESHI。何を隠そう、55年生きてきて初のフレンチ。

 

 

 

 

厚真産エーカム"黒神"青大豆のスープ 阿寒産盛政商店放牧黒豚のジャンボンパリ添え。

 

 

 

 

ジャンボンとは簡単に言うとハムのことでスープの中にこんな感じで浸っていた。

 

 

 

 

長万部町帆立貝"湾宝"のコンフィ 蕪のピュレと帆立の凝縮ソース 厚真産エーカム レモンバジルの香り。コンフィすることによってホタテにオイルの油脂を纏わせた料理……最後にフライパンで焦げ目をつけても良いと思いました。※ウチではそうしています。

 

 

 

 

ファームズ千代田びえい和牛のステーキ 真狩産アロマレッドのピュレ 上士幌町村上農場越冬男爵芋のフリット。

 

 

 

 

このステーキが良かった。甘いソースに赤身肉の旨味のマリアージュ、歳をとってくるとこういう味わいが好きになってくる。

 

 

 

 

でっ、面白かったのがこのステーキより男爵芋のフリットを気に入ってしまった点。揚げられた芋の香ばしさとザックリとした食感、そこからホックリの芋の甘さが。聞けばこの男爵芋は2年熟成させた物らしく、この味わい深さは当然だ。

 

 

 

 

あと、別のブースで並んで購入してきた北海道産サチク麦王豚肉のパテ・ド・カンパーニュと……

 

 

 

 

北海道産花咲蟹とアンコウのブイヤベースも持ち込んだ。

 

 

 

 

パテ・ド・カンパーニュは結構塩味が効いていて、不味くはないが酒なしではツライ感じ。

 

 

 

 

ブイヤベースは花咲ガニの身肉がギッチリと入っていて、スープだけではなく酒肴としても秀逸。

 

 

 

 

さて、ここでこのプレシャスラウンジの目玉でもあるコンシェルジュの件。私の解釈では自らは並ばずに料理を注文、運んでくれると勝手に思っていたのだが、ワイン、シェフズキッチンの料理ですら自らブースに赴き行列にならんで注文する必要があるということ。確かに料理が出来上がるとスタッフが届けてくれるのだが、コンシェルジュをつけるなら注文もやって欲しいかなと思った。

 

 

 

 

札幌オータムフェスト、来年また行くかは分からないが、この時期に来北するとしたら絶対に顔を出すと思う。実は次回は6、7、10丁目を狙っている。