“酒毎”をご覧の皆さん、おはようございます。今回の1度はご当地ラーメンシリーズは“めざラー(おめざラーメンの略)”東京都の中華ソバ伊吹の“淡麗かけソバ伊吹”。※朝ラー改めめざラー

 

 

 

 

 

 

中学生のころ今はなき地元のデパート寿屋(通称“ぶきや”)の地下階でズバった“かけうどん”。実は当時、学生だけでそういった場所に行くのは校則違反であったが、大人びたことをしたかったのであろう、友達と密かに通っていた。出汁つゆに泳ぐうどんの上に天カス、刻みネギだけを軽くあしらったシンプルなうどん……ドキドキの中で流し込む軽犯罪な味わいが舌に、胃袋に、心に沁み込んできたことを今でも覚えている。

 

 

 

 

 

 

そんな感じで“かけ”の名称を持ったこのラーメンをやり過ごす訳はなく抽選に臨まざるを得なかったのである。※宅麺.comでは超レア商品は抽選販売されます。

 

 

 

 



これまでも様々な特別販売の抽選に応募してきたが、ほぼ“ご麺なさい”というハズレの返信。それがなんと!今回はアタリの連絡!!思わず中学生のころの軽犯罪を犯す興奮を覚えた。

 

 

 

 

 

 

見た目は“ぶきや”のかけうどんを超える“かけ度”でスープと麺のみ。私も敢えて刻みネギや自家製チャーシューをトッピングせず、提供側の思惑通り“かけ”を愉しんだ。

 

 

 

 

 

 

雑味のないピュアな煮干しのスープを加水率低めの麺が喉元まで運んでくる。ズバってもズバっても雑味のない素材の旨さはまるで“水出しコーヒー”の域。おいしいなぁ……昔味わった軽犯罪の興奮も思い出させてくれたこともありがたく、かけラー、かけソバ、こういうの今後流行ってくるのかもしれない。