先週から始まったNHK朝の連続ドラマ 「マッサン」 見てますか~![]()
始まったばかりですが、なかなか視聴率も良さそうです。まだ取り立
てて見所はありませんが、主役の2人が頑張ってて面白いです!
でもやっぱり玉山鉄二さんはちょっと良い男すぎるかな~![]()
さて、今日はジャパニーズウイスキーの種類や特徴を軽く。
ジャパニーズウイスキーは、「マッサン」 こと竹鶴政孝氏が
スコットランドへウイスキー留学し、その技術を日本へ持ち帰り、
スコッチに勝る本格的国産ウイスキーを造ろうと志したところから
始まっているので、スコッチに非常によく似た特徴を持っています。
■ ジャパニーズウイスキーの種類
・ モルトウイスキー・・・大麦麦芽 (モルト) のみを原料とし、
単式蒸留器を使用して造られます。
・ グレーンウイスキー・・・トウモロコシやライ麦を主な原料とし、
連続式蒸留機を使用して造られます。
・ ブレンディッドウイスキー・・・モルトウイスキーとグレーンウイスキー
を混ぜて作られます。
以上のように、ジャパニーズウイスキーの種類はスコッチの種類 と
同じですね。
ただ、ジャパニーズウイスキーはスコッチのように3年以上の熟成
義務は無く、原酒が10%以上入っていれば良い等、ウイスキーの
定義はかなり緩くなっています。
なので、蒸留したばかりの原酒を熟成させず、カラメルで琥珀色に
着色してすぐに販売する事も可能なんですね。現実的には無いで
しょうけど。
現在はほとんどのウイスキーが、モルトかグレーンを問わず、原酒
100%、だと思います。(どのウイスキーのラベルにも原料モルト、
グレーンとしか書かれていないですし・・・)
しかしながら、ジャパニーズウイスキーの歴史
で書いたように、
戦後しばらくは原酒がほとんど入ってないウイスキーが多く出回
っていたようですし、現在の酒税法でも原酒要件は10%以上なの
で、格安ウイスキーの中にはモルトとグレーン以外に醸造アル
コールなどが入っているものもあるそうです。
この辺りはどの書籍を読んでもネットを調べてもイマイチはっきり
しないんですよ~日本のウイスキー、とくにサントリーのウイスキーは
何が入っているか分からないとか、オールドの中身は殆ど焼酎と同じ
である、とかいった記述も目にしますし・・・。
それに比べてスコッチは法律で、原酒以外に加えていいのは水と着色
の為のカラメルだけ、とされていますので、ほぼ原酒100%と言って
良いでしょう。その為に旧酒税法では特級扱いとなり、自然と高い
税率が適用されていた為に、庶民には手が届かず、輸入も制限され、
諸外国から非難を浴び、酒税法改正となった訳ですが・・・。
その他スコッチとの違いとして一番大きいのは、スコッチ最大の
特徴である 「ピート」 をジャパニーズではあまり使用していません。
北海道の余市ではスコットランドと同じようにピート(泥炭) が採れ、
それが竹鶴氏が余市に蒸留所を建てた理由の一つでもあり、より
スコッチに近いウイスキー造りを目指したニッカのウイスキーは
ピーティなものも多いですが、日本人の口に合うウイスキー造りを
追及してきたサントリーのウイスキーはピートを効かしていない
ものが多いです。
確かにジャパニーズウイスキーはスコッチの一部の銘柄にある
ような強烈なスモーキーフレーバーというのは感じた事が無い
ですね。
日本ではウイスキーを食事しながらも飲むので、水割りやソーダ割り
が普及し、その為のクセが少なく且つ加水しても香りがくずれない
ウイスキーを目指して発展してきました。
という事で、スコッチを目指しながらも、日本人の舌や文化に合わせ
て独自の 「ジャパニーズウイスキー」 というブランドを作り上げた
訳ですね~![]()
また、スコッチもジャパニーズも今はシングルモルトが人気あります
が、元々はブレンディッドが主流です。とは言ってもスコッチに比べ
てシングルモルトもブレンディッドも種類は少ないですが。
というのもスコッチの場合、蒸留所の数自体が膨大ですし、例えば
超有名銘柄のブレンディッドスコッチである 「シーバス・リーガル」
は、「ストラスアイラ」、「ロングモーン」、「グレンリベット」 を始めと
する数多くの蒸留所のモルト原酒をブレンドして造られています。
このようにスコッチは、会社や蒸留所に囚われず、お互いに原酒
をやり取りして色んなブレンディッドウイスキーが造られています。
それに対して日本の場合、メーカー同士が原酒のやりとりをする
事はありえません。
サントリーは自社の山崎蒸留所や白州蒸留所のモルト原酒と
グレーン原酒をブレンドして商品を造りますが、ニッカの余市
蒸留所の原酒をブレンドする事は絶対ありません。
ニッカも同様に自社の原酒のみを使用してブレンディッドモルト
やブレンディッドウイスキーを造っています。
中でも山崎蒸留所は色んなタイプのポットスチル (単式蒸留器)
を所有し、様々なタイプの原酒を造り分ける、世界でも稀な
蒸留所として有名です。
熟成に使用する樽もスコッチのように古樽だけでなく新樽、また
日本独自の 「ミズナラ」 や 「コナラ」 で作られた樽を使用したり
と、同じ原酒でもさらに様々な味の違いを作っています。
それでもあらゆる蒸留所の原酒を使用できるスコッチと比べると、
蒸留所自体が少なく、しかも自社で蒸留したウイスキーのみをブレンド
して造らなければいけないジャパニーズウイスキーは銘柄も少ない
のは当然ですね。アイリッシュ同様、すぐ覚えれる程です。![]()
今日も読んで頂き、どうもありがとうございました!







