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ザ・ジョジョランズ#013 その年わたしに起こった不条理な出来事 ウルジャン2024年4月号後編
ザ・ジョジョランズ#013 その年わたしに起こった不条理な出来事
の続きです。
前編は4年前の回想シーンから現在へ戻るところで終わりました。
現在に戻って、チャーミング・マンをチームに入れるためのメリル・メイ・チーとの面談が始まります。
「溶岩」について、まだすべては分かっていないものの、おそらく山の上にはもっと大きいものが在るだろうと話すチャーミング・マン。
しかし、その土地は
『HOWLER(ハウラー)』
という会社が所有している。
そして土地は立ち入り禁止。
その立ち入り禁止の土地を調べようとするとなぜか邪魔が入る。
その妨害は傍目から見ると「不条理」に見えます。
「不条理」という言葉に反応するジョディオ。
人がもたらす不条理に対してジョディオは許せないと思うのかもしれません。
そして、その解決手段として金が必要ということ、それが大富豪を目指す理由?
そんな単純じゃないか(;´∀`)
ともあれ、溶岩の秘密に近づきメリル・メイ・チーはピンときます。
溶岩はカネの流れの「システム」になる。
そう判断したメリル・メイ・チーはチームに新たな指令を出します。
こうして物語は新たな展開へと動き始めました。
いやあ、これはちょっと先が分かんないですよ。
いったい、どんな方向で、どんな手段で目的を達していくのか?
今回の話で一区切り。
動き自体は大きくはなかったけど、回想で語られた過去は今後を理解していく上で大きな糧となりそうです。
来月も目が離せないけど、今回もその前も振り返っていろいろと予想して妄想をふくらませていくのも楽しそうです(≧▽≦)
追記:
「不条理」
なるほどなあ、というか共感というか。
最近、自分がそういう体験をしたので余計に反応してしまいました。
今回の話を読みながら、
「ああ、不条理か。なるほど」
と自分の身と重ね合わせて妙に納得してしまいました。
相手がクソ野郎なのは間違いないけど、自分にも何か悪いところがあったのではないだろうかと思ったり、他の原因を探してみたりもしたけど、どう突き詰めてみても考えてみても理由は見つからず。
友人も知人も「落ち度なんてないよ、そいつがクズでチッチャイだけだよ」と言ってくれるものの、親しい人たちだけに励ますための言葉で悪いことには目をつぶっているのかもしれない、と欝々悶々とした気持ちに。
今思えば、それこそが
「心が破壊された」
ということなんでしょう。
ドラゴナちゃんのように夢でうなされたりもしました。
胃が痛くなったりもしました。
でも、それは友人たちが言ってくれた通り、私のせいではなく不条理な出来事だったのだと思います。
一応、不条理という言葉ではなく、違う解釈の仕方で乗り切りましたが、今回新しい知見も得られました。
ヨブ記ではないですが、まっとうに生きていればちゃんと救いの手は差し伸べられるなあ、と。
そして、ちゃんと周りの声に耳を傾ければ味方の方が、善意の方が多いなとも気付けました。
荒木先生、還暦を超えてもなお進化し続け、こんなにも素晴らしい物語を世に送り出し続けるなんて、ホントにすごいなと思います。
ジョジョを通して荒木先生が描いている人間賛歌。
今月もまた元気を、勇気を、やる気をいただきました。
荒木先生、ありがとうございます!!(^O^)/