◆真夜中桜で【花見酒】?! | ■日本酒と料理の相性を愉しむ…■

■日本酒と料理の相性を愉しむ…■

●季節ごとの日本酒とお酒のアテとの相性を愉しむ【お酒の歳時記】です… ●

【櫻花開運 特撰純米吟醸】

このお酒のデータは…


蔵元

土井酒造場

(静岡県・掛川市・小貫)

特定名称

純米吟醸酒

使用米

「山田錦」 (精米歩合50%)

酸度 1.4 アミノ酸度 ?

日本酒度 +5

アルコール度 16~17%


今宵の一本は、満開の桜の季節限定の

【花見酒】です♪

4月に入ってようやく暖かい日が多くなり、我が家のマンションの隣の老人施設の庭にある、「区の保存樹木」に指定されている桜の老木にも、見事に満開の桜が咲きました!


 満開の桜と言えば「お花見」! ,そしてお花見に付き物なのが「花見酒」!,というわけで今回は花見酒を色々と探してみましたが、ネーミングやラベルのデザインだけでお花見の雰囲気を楽しむのでなく、本当に旨い花見酒を飲みたいと思って探し出したのが、「櫻花開運 特撰純米吟醸」です!


 これは静岡の土井酒造場が、画家の向原常見さんが描いた蔵の門前の満開の桜の絵のラベルを貼って、毎年桜の季節に合わせて出荷する季節限定バージョンのお酒で、スペック的には「開運 特撰純米吟醸」と同じお酒である為、全く妥協のない内容となっています。


 後は「花見酒」としての出番を待つばかりだったのですが、3月末から4月上旬の歓送迎会シーズンは仕事がら毎年とても忙しい時期で、今年も気が付げば休みも取れずに毎日帰宅が深夜1:00を過ぎるという生活が続き、夜桜見物さえも行けないという状況…。


 このまま桜が散ってしまって「桜花開運」の出番がないのはあまりにも寂しいと思い、仕事が終わって深夜に家に帰った後に、せめてお隣の満開の桜を見ながら、一人で「真夜中の花見酒」と洒落込むことにしました。

 早速マンションの5階の非常階段に、真夜中に「桜花開運」片手にひとりで怪しく繰り出しましたが、丁度お隣の桜の木の3メートル近くの梢の位置から、木を見下ろす形で街灯に浮かぶ満開の桜を「お花見」することとなり、それなりの風情を味わいながら、「真夜中の花見酒」をしばしの間楽しむことができました。


 さて、部屋に戻ってから改めてじっくりと味わってみましたが、香りの特徴は「ほどほどに華やかな香り」,味わいの特徴は「滑らかな飲み口でありながら、芳醇かつ力強い味わい」で、思ったよりもしっかりとコクやボリューム感もありました。


 またお料理と組み合わせのレンジも幅広く、オールマイティな相性を見せましたが、季節の「筍の土佐煮」やコクのあるクリームチーズ「ブルサン・アイユ」と合わせると、より一層楽しむことができました。


 でもやっぱり来年は、季節の料理と「桜花開運」をぶら下げて昼間にお花見に出かけ、満開の桜の木の下でウトウトしながら花見酒に酔いしれてみたいものだと思いながら、夢の中へと落ちていった一晩でした…。