全国的にも珍しい「鮭」の名前を冠した神社へ参拝へ行きました。
前回の「餅の神社」に続いて、神社食べ物シリーズです
北九州市へと北上する211号線沿いに一の鳥居が立っています。
周囲は山や畑が広がるのどかな場所です。
扁額にも「鮭神社」とあります。
二の鳥居です。
拝殿です。
祭神:彦火火出見尊, 鸕鶿草葺不合尊, 豊玉姫命
奈良時代の神護景雲3年(769年)に建立されたとされています。
海に帰った豊玉姫命が、恋しい夫や息子への便りを使いの鮭に託したと伝えられており、神社近くを流れる嘉麻川に鮭が遡上すると豊作、捕まえたり食べたりすると災難にあうとされ、この地域の人々は嘉麻川を遡上する鮭は食べてはいけないとされているようです。
拝殿内は鮭関係の奉納品でいっぱいです。
本殿の土台には以前は鮭の身の色っぽい?カラーリングがしてあったのでしょうか?
若干朱色っぽい色が残っています。
境内社の愛宕神社。
他にも手前より、貴船神社, 高木神社, 稲荷神社, 五穀神社, 大神神社, 軻遇突智神社と境内社が並びます。
境内の鎌倉時代に植樹されたとされる楠は、根元から幹が二股に分かれていることから夫婦楠と呼ばれており、市指定の天然記念物になっています。
雪もちらつく寒い日の参拝でしたので、参拝後は近所にある「大里酒造」の「黒田節直売所」で甘酒(ノンアル)を飲みながら温まります
酒造の裏山には黒田藩大隈益富城がありましたが、この城主が「酒は呑め呑め 呑むならば~」の黒田節で有名な母里太兵衛友信公です。
母里太兵衛友信公ゆかりの地とのことで、博多祇園山笠の舁山として作られた母里太兵衛友信公の人形が大里酒造に寄贈されたとのこと。
店内には、他にも母里太兵衛友信公関連の品々が展示されています。
主力日本酒銘柄は「黒田節」ですが、意外に私の日本酒消費量が少なく、頂き物の日本酒在庫がだぶついているので、申し訳ないのですが日本酒は購入しませんでした。
こちらで鮭神社の書置きの御朱印もいただけます。
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