酒と神社とテクノと私 -7ページ目

酒と神社とテクノと私

呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

竹内まりや

「Variety」(’84)

いきなり冒頭から山下達郎のコーラスで幕を開ける、達郎のプロデュース, アレンジによる6thアルバム。

ケーキ入刀ウエディングケーキナイフとかじゃなく、結婚後の2人の初の共同作業 ラブラブ

パイプオルガンなどで坂本龍一教授も2曲に参加。

「プラスティック・ラヴ」, 「マージービートで唄わせて」など、ライブ「Souvenir 2025」でも演った曲も収録。

先日のライブでも伸びやかな歌声はお変わりなかったです。

「プラスティック・ラヴ」は、シティ・ポップの名曲として世界的に評価を受けているようですね。

 

 ・竹内まりや / プラスティック・ラブ

 

 ・竹内まりや with 山下達郎 / プラスティック・ラブ (Live @ 武道館 ’00)

 

Bananarama

「Glorious: Live in London」(’25)

‘24の4月にロンドンのPalladiumで3日間行った40周年記念コンサートの模様を収めたもの。

40周年記念とはいえ、ずっと続けているSarahとKerenだけで、脱退して’88にShakespears Sisterを結成したSiobhanと、Siobhanの代わりに加入(’91には脱退)したJacquie O'Sullivanも不参加みたい。

40周年記念と銘打つならSiobhanにちょっと顔出してもらったらかなり盛り上がると思うのに。

トラック数は13曲ですが、1曲が2~3曲のメドレーで構成されてたりもするので全20数曲。

DVDも出ているようです。

80年代の曲がやはり盛り上がるなあ。

下矢印のリンクは、Dead or AliveのカバーとVenusのまさに80’sなStock, Aitken & Waterman絡みのメドレー。

 

 ・Bananarama / You spin me round (like a Record) ~ Venus

 

Brain Damage, Emiko Ota, Mad Professor

「Oide Oide」(’25)

Martin Nathanによるフランスのダブ・ユニットBrain Damage。

Horace Andyとの共演歴もあるようですが、今回はMad Professorとの共演!

和風, 実験, エレクトロニカで、ヴィブラフォン, パーカッション奏者のEmiko Otaの詩と語りによるエレクトリック講談状態。

そんなにダブ感はないA面の5曲を、B面でMad Prof.がダブ処理の全10曲。

とにかく不思議な世界観。

 

 ・Brain Damage, Emiko Ota / Katsura Otoko

 

 ・Brain Damage, Emiko Ota, Mad Professor / Katsura Otoko Dub

 

Partenaire Particulier

「Elle Est Partie」(’25)

80年代からやってるフランスの2人組エレポ。

The Bugglesの「Video killed the Radio(表記はなぜかRadio Starではない)」, Visageの「Fade to Grey」, The Black Eyed PeasとDavid Guettaの「I gotta Feeling」などのカバーとセルフカバーの全6曲。

「Video killed the Radio ”Star”」とちゃんと歌ってるんだけどな?

 

 ・Partenaire Particulier / Video killed the Radio

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Grover Washington, Jr.

「Mister Magic」(’75)

米のサックス奏者Grover Washington, Jr.。

全体的には大人し目であまりノリノリではなく派手さはない。

ジャズ入った、落ち着いた大人のファンク, ソウル, フュージョン。

表題曲はファンキーでいい。

ギターのリフがいい。

Billboardで10位、R&BとJazzチャートで1位を獲得しています。

Thundercatの「Drunk」(’17)の謎な水没ジャケを見た時には、ちょっと「Mister Magic」のジャケを意識してんのか?と思いました 爆  笑

 

 ・Grover Washington, Jr.  / Mister Magic

 

 

 

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先週の「故知新」ですルンルン

 

 

George & Ira Gershwin, Hollywood Bowl Orchestra

「The Gershwins In Hollywood」(’92)

兄の作詞家Iraと弟GeorgeのGershwin兄弟が手がけたハリウッド映画の音楽をHollywood Bowl Orchestraが演奏したもの。

Gershwinと言えばな「Rhapsody in Blue」は、残念ながら映画音楽縛りなため収録されていません。

「Shall we dance (邦題:踊らん哉) (’37)」, 「a Damsel in Distress (邦題:踊る騎士)(’37)」などの、いわゆる古き良き時代の映画の雰囲気を感じさせる音楽です。

ボーカル曲では、Gregory HinesとPatti Austinの歌唱がさらに古き良き感を醸し出してる。

Patti Austinは、James Ingramとのデュエット「Baby, Come to me」(’81)などで知ってましたが、Gregory Hinesは良く知らなかったので今回調べてみたのですが、下矢印の「宝焼酎レジェンド」のCM('90みたい)の人でした。

懐かしい‥照れ

 

 ・George & Ira Gershwin, Hollywood Bowl Orchestra / Shall we dance: Watch your Step !

 

 ・Gregory Hines / 宝焼酎レジェンドCM

 

大貫妙子

「Romantique」(’80)

前作「Mignonne」(’78)が売れず、やる気を無くしていたところに気持ちを入れかえ2年ぶりにリリースした4thアルバム。

坂本教授はじめ、細野さん, 幸宏さん, 加藤和彦, ムーンライダース関係などがバックアップ。

シュガーベイブの「蜃気楼の街」、教授も「歌詞を聴くとつい泣いちゃう」とのたまう、教授との別れを歌ったのでは?とも言われる「新しいシャツ」など収録。

教授がメインで関わったA面(1~5曲目)の方がアレンジ等々好き。

 

 ・大貫妙子 / 雨の夜明け

 

人生

「Substance III」(’92)

高校生のFumitoshi Ishino(石野卓球)が中心になり友人と’85に結成した人生。

途中より、畳三郎(ピエール瀧)も加入。

’89に電気グルーヴを結成し、人生は解散。

ほとんどが音質も悪く、チープな打ち込みものでデモテープのレベル。

30曲収録も短い曲(曲とは言えないものも?)が多いので収録時間は50分ほど。

中にはメロディー・メーカーとしてのセンスを感じさせる曲もあるものの、衝撃的な「金玉が右に寄っちゃった~ 音譜(「オールナイトロング」(4:26~)」など小学生のおふざけ, 悪ふざけの延長的な内容で、これを先に聴いておくと電気グルーヴのおふざけは大人のおふざけで成長を感じる?

ケラ主催の、筋肉少女帯で知られるナゴムレコードからのリリース。

未発表曲入りベスト盤「Substance V」(’92)もありますが(「I, II, IVはなし)、「III」聴いて「V」はとりあえず買ってないです ガーン

今回久々に聴きましたが、やはりヤバい...ゲッソリ

 ・人生 / Substance III

 

Cari Lekebusch

「Chaos & Order」(’00)

スウェーデンのアーティストKari Pekka Lekebuschの3rdアルバム。

’99にスノボ中に右腕を骨折したため自宅にこもっていた間に、左手だけを使って時間つぶしにソフト上で作成したアルバムとのこと。

自身のレーベルH. Productionsからのリリース。

怒涛のエレクトロ~テクノ(ロボ声入り)

 

 ・Cari Lekebusch / Chaos & Order

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Hardfloor

「Still Lost in the Silver Box」(’24)

1st「TB Resuscitation」(’93)に収録されていた曲「Lost in the Silver Box」との関連を思わせるようなアルバム・タイトル。

7年振りのアルバムですし、それは期待するでしょう。

初期のアシッド~ジャーマン・トランス的なものから、サイド・プロジェクトのDadamnphreaknoizphunkの芸風のようなトリップ・ホップ~ブレイク・ビーツ感漂う曲まで。

初期~中期のHardfloorを感じさせるリバイバルな1枚。

ボーナスでこれまた嬉しい「Acperienceシリーズ」の「Acperience 6」と、アニメ「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」で使用された「Acperience 7」を収録。

  

 ・Hardfloor / Acid sounds better with you

 

 ・Hardfloor / Acperience 7 (Eureka mix)(from “交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1”)

 

 

 

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先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

Nena

「Nena feat. Nena」(’02)

2ndシングル「99 Luftballons」(’83)がドイツ語歌唱にも関わらず世界的大ヒットのNena。

これが売れ過ぎたから世界的には一発屋なんですよね。(以降も普通に聴いてたから個人的には違うんですが)

主にバンドNenaとしての80年代のアルバムから、ソロNenaとしての’01のアルバムから、Joachim WittやKim Wildeとの共演曲などを含む13曲を新録で。

Nenaといえば、当時の少年たちに衝撃を与えたタレ目でキュートなNenaの脇毛 びっくり!!

下のテレビ出演時の映像でも一瞬映ります。

 

 ・Nena / Leuchtturm (New version)

 

 ・Nena / Leuchtturm

 

 ・Nena / 99 Luftballons

 

Planning by Numbers

「1: Catch the Beat」(’82)

ボーカルのStephen Milfordを中心にJohn Holiday, Milan Zekavica, Trevor Steel, Ian Curnowの5人組。

大昔に中古レコ屋で「エレポップ」みたいなポップが付いてたから買ったんだと思う。

ニュー・ウェーブ上がりの人がシンセ導入した感じのニュー・ウェーブ~エレポップ。

UltravoxとかVisageとか好きなんだろうなという感じ。

そのスジの人にはまあいいと思う。

アルバム1枚, シングル1枚で消えている模様。

 

 ・Planning by Numbers / Kinetic

 

Marc Barreca

「Music Works for Industry」(’83)

Cluster, Steve Reich, Iannis Xenakisなどの影響を受けているらしい、70年代から活動する米のマルチ奏者のMarc Barreca。

ミニマル, アンビエント, インダストリアルなど様々な要素を感じさせる古き良きシンセ音楽。

本来カセットテープでリリースされたもののようですが、所有音源は’17にリリースされたアナログ盤を中古で入手したもの。

 

 ・Marc Barreca / Music Works for Industry

 

Schlammpeitziger

「Meine Unterkunft Ist Die Unvernunft」(’24)

Jo Zimmermannというドイツ人の独りユニット。

90年代からやってるらしく結構活動歴は長い。

実験心も感じるエレクトリック・ミュージック~エレクトロニカ。

少しおちゃらけたテイスト漂う歌ものはドイツ語歌唱というのもありDer Planを彷彿とさせる。

Kompaktの創設者Wolfgang Voigt, Andreas Dorauなどがリミックスを手がけるリミックス盤がKompaktから今年出てるみたい。

この盤自体はKompaktからのリリースではないです。

 

 ・Schlammpeitziger / Schamlose Dubtöse

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Laurence Pike

「The Undreamt-of Centre」(’24)

オーストラリア人のドラマーらしいLaurence Pikeは、調べるとジャズにジャンル分けされていることが多いようですが、単なるジャズの人ではなさそう。

ピアノが入った曲は確かにジャズ寄りに感じますが、その他の曲は前衛舞台の舞台音楽のようにも聴こえる。

坂本教授の舞台音楽「Esperanto」(’85)のような実験的な面白さを感じる。

 

 ・Laurence Pike / Mountains of the Heart

 

 

 

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