先週の「音故知新」です
竹内まりや
「Variety」(’84)
いきなり冒頭から山下達郎のコーラスで幕を開ける、達郎のプロデュース, アレンジによる6thアルバム。
ケーキ入刀とかじゃなく、結婚後の2人の初の共同作業
パイプオルガンなどで坂本龍一教授も2曲に参加。
「プラスティック・ラヴ」, 「マージービートで唄わせて」など、ライブ「Souvenir 2025」でも演った曲も収録。
先日のライブでも伸びやかな歌声はお変わりなかったです。
「プラスティック・ラヴ」は、シティ・ポップの名曲として世界的に評価を受けているようですね。
・竹内まりや / プラスティック・ラブ
・竹内まりや with 山下達郎 / プラスティック・ラブ (Live @ 武道館 ’00)
Bananarama
「Glorious: Live in London」(’25)
‘24の4月にロンドンのPalladiumで3日間行った40周年記念コンサートの模様を収めたもの。
40周年記念とはいえ、ずっと続けているSarahとKerenだけで、脱退して’88にShakespears Sisterを結成したSiobhanと、Siobhanの代わりに加入(’91には脱退)したJacquie O'Sullivanも不参加みたい。
40周年記念と銘打つならSiobhanにちょっと顔出してもらったらかなり盛り上がると思うのに。
トラック数は13曲ですが、1曲が2~3曲のメドレーで構成されてたりもするので全20数曲。
DVDも出ているようです。
80年代の曲がやはり盛り上がるなあ。
のリンクは、Dead or AliveのカバーとVenusのまさに80’sなStock, Aitken & Waterman絡みのメドレー。
・Bananarama / You spin me round (like a Record) ~ Venus
Brain Damage, Emiko Ota, Mad Professor
「Oide Oide」(’25)
Martin Nathanによるフランスのダブ・ユニットBrain Damage。
Horace Andyとの共演歴もあるようですが、今回はMad Professorとの共演!
和風, 実験, エレクトロニカで、ヴィブラフォン, パーカッション奏者のEmiko Otaの詩と語りによるエレクトリック講談状態。
そんなにダブ感はないA面の5曲を、B面でMad Prof.がダブ処理の全10曲。
とにかく不思議な世界観。
・Brain Damage, Emiko Ota / Katsura Otoko
・Brain Damage, Emiko Ota, Mad Professor / Katsura Otoko Dub
Partenaire Particulier
「Elle Est Partie」(’25)
80年代からやってるフランスの2人組エレポ。
The Bugglesの「Video killed the Radio(表記はなぜかRadio Starではない)」, Visageの「Fade to Grey」, The Black Eyed PeasとDavid Guettaの「I gotta Feeling」などのカバーとセルフカバーの全6曲。
「Video killed the Radio ”Star”」とちゃんと歌ってるんだけどな?
・Partenaire Particulier / Video killed the Radio
今回のお気に入りは
Grover Washington, Jr.
「Mister Magic」(’75)
米のサックス奏者Grover Washington, Jr.。
全体的には大人し目であまりノリノリではなく派手さはない。
ジャズ入った、落ち着いた大人のファンク, ソウル, フュージョン。
表題曲はファンキーでいい。
ギターのリフがいい。
Billboardで10位、R&BとJazzチャートで1位を獲得しています。
Thundercatの「Drunk」(’17)の謎な水没ジャケを見た時には、ちょっと「Mister Magic」のジャケを意識してんのか?と思いました
・Grover Washington, Jr. / Mister Magic
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