Señor Coconut, John Foxx, Hardfloorなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

 

John Foxx

「The Golden Section」(’83)

元Ultravox !のフロントマンJohn Foxxの3枚目のソロ・アルバム。

Ultravox !脱退以降もソロでエレポやったり、Harold BuddやCocteau TwinsのRobin Guthrieとアンビエントやったり、Tim Simenonとエレクトロ~ハウスみたいなことやったり、エレクトロニックな音楽を求道し続けている現在76歳のじい様です おじいちゃん

クラウト・ロック, ニュー・ウェーブのプロデューサーZeus B. Heldと自身の共同プロデュース、フェアライトのプログラムでThe Art of NoiseのJ.J. Jeczalikや、Depeche Modeのプロデュースなどでお馴染みのGareth Jonesが数曲に参加しています。

上記布陣のエレポなトラックに、John Foxx節(ポルタメント唱法)が聴けます。

脱退後にUltravoxが大ブレイクするし、「Endlessly」, 「Your Dress」などのシングルは英60位台、アルバムは英27位でJohn Foxxは不遇ですよね。

 

 ・John Foxx / Endlessly

 

Barry Gray

「FAB: Music from The TV Shows by Barry Gray」(’92)

輸入英盤は上記タイトルでBarry Gray推しですが、内容は英の映像プロデューサーGerry Andersonによる特撮人形劇用の音楽集。

Derek Wadsworthの「Space1999(邦題: スペース1999)」(’73~)の1曲以外は全てBarry Grayの作曲ではありますが。

よって本来「Gerry Anderson」くくりなのが正しく?、実際に国内盤ジャケには「ジェリー・アンダーソンの世界 組曲サンダーバード」とタイトルがついているようです。

英と日本ではGerry AndersonとBarry Grayのネームバリューが逆なのでしょうか?

半分は「Thunderbirds(邦題: サンダーバード)」(’65~)関連で、他は「Stingray(邦題: 海底大戦争 スティングレイ)」(’64~), 「Captain Scarlet and The Mysterons(邦題: キャプテン・スカーレット)」(’67~)など。

いずれにせよ個人的には映像, 音楽ともに「サンダーバード」にしか覚えは無いです ロケット

オリジナルのTVサントラではなく、Royal Philharmonic Orchestraによるゴージャスな演奏となっております。

おまけは’90頃に流行ってたので聴きまくってた、サンダーバードをクラブ系にカバーというやつ。

黒柳徹子号ことペネロープ号の運転手パーカーがDJとして大活躍?

 

 ・Royal Philharmonic Orchestra / Thunderbirds Suite Overture

 

 ・F.A.B. featuring MC Parker / Thunderbirds are Go !

 

Hardfloor

「Respect」(’94)

Hardfloorの2nd。

1st同様、Sven Väth創設のドイツのテクノ系レーベルHarthouseからのリリース。

ハウスも入った、アシッド・テクノのHardfloor節が聴ける。

ジャケには、彼らの「Respect」するアーティストの名前がずらりと並んでいますが、Derrick May, Jeff Mills, Mad Mike, Richie Hawtin, Laurent Garnierなどのデトロイト・テクノをはじめとするテクノ勢、Todd Terry, Frankie Knucklesなどのハウス勢に加え、Thomas Dolby, Roland Orzabal(Tears for Fearsと書けばいいのに)の名前も。

 

 ・Hardfloor / Asbestos in Obstetrics

 

Various Artists

「Exotic Jazz」(’06)

ある程度の幅のあるジャズではあるものの、あまり前衛的なトガったものはない…。

和風, カリプソっぽいのもあるもそんなにエキゾチックでもないなあ…。

と、前半は思っていたら後半は先日ご紹介したThe Dave Pike Setの「Mathar」なども入りまあまあ面白い展開に。

 

 ・Baden Powell / Saravá

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Señor Coconut and His Orchestra

「Yellow Fever !」(’06)

Atom Heart名義が一番有名であろう奇才, 才人Uwe Schmidtのユニット。

’03の1stではDeep Purple, The Doors, Michael Jacksonなどの曲もカバー。

今回はYMOの「Limbo」, 「東風」, 「Behind the Mask」, 「Rydeen」, 「音楽」などなどをマンボ、メレンゲ, チャチャチャなどで処理。

原曲好き過ぎて生半可なカバーは「う~ん」って感じになりますが、ここまではっちゃけたカバーだと楽しめる。

「東風」も南から吹く暑苦しい風?に、「Simoon」は元々こんな雰囲気合いそうですよね ウインク

 

 ・Señor Coconut and His Orchestra / 東風

 

 ・Señor Coconut and His Orchestra / Simoon

 

 

 

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