先週の音故知新です
Scritti Politti
「Anomie & Bonhomie」(’99)
名盤2nd「Cupid & Psyche 85」(’85)の後の3rd「Provision」(’88)からかなり間があいての4枚目のアルバム。
Mos Def, Meshell Ndegeocelloなどのラッパーを迎えてヒップホップを導入するなど新機軸を打ち出しているも、全体的にすごく地味。
アルバムの売り上げも英33位と振るわず。
・Scritti Politti / Umm
Himawari
「Mineral」(’01)
ニューヨークで結成の日本人イチカワタケシ, レナの2人組らしい。
当時、テクノ知人から教えてもらったのか?雑誌のレビューでも見て買ったのか?今となっては覚えてない。
歌ものエレクトロニカなのですが、Björkを意識し過ぎたような女性ボーカルが個人的にはあまり好きでない。
・Himawari / Chu Chu
Squarepusher & Richard Thomas
I am Carnal, and I know that you approve」(’99)
ドリルやドラム&ベースの要素はほとんどない、音響~前衛ジャズ?
本来この盤は4曲入り12インチ盤(33 1/3回転)なのですが、45回転バージョンも録音して8曲にしてます。
この頃は、Squarepusherの12インチ盤購入したら45回転でも録音してFast versionにしてました。
Squarepusherの比較的BPM低めの曲は45回転で聴くと意外におもろいですよ。
・Squarepusher & Richard Thomas / I am Carnal, and I know that you approve
Al Di Meola
「Twentyfour」(’24)
‘23には心疾患で倒れたギターの大御所Al Di Meolaの4年ぶりの復活アルバム。
ジャズ, フュージョン, ラテンの融合。
これみよがしなゴージャス感ではないものの、なんだかゴージャスで贅沢な雰囲気漂う仕上がりに。
一番気に入った「’Ava’s Dance in the Moonlight」は、ある夜にスタジオに入って来た娘Ava(まだ10歳ぐらい? Al Di Meolaは70歳)が、ギターに合わせてバレエのように踊り始めた、その親子の触れ合いの時間を切り取った曲とのこと。
・Al Di Meola / ‘Ava's Dance in the Moonlight
今回のお気に入りは
Various Artists
「MAS Confusion」(’02)
!K7からリリースのFunkstörungが監修したコンピ。
Funkstörungの片割れMichael Fakeschも1曲参加。
国立理系のクラスにいる人たち?が作ったような、律儀でかっちりした理系のインテリジェント・テクノ~エレクトロニカ。
…と思いながら聴いてると、本当に偶然にも最後の曲のタイトルは「数学はもういいよ…、音楽をもっと(直訳的には)」な「Less Math, More Music」
・Adam Johnson / Anex
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