知人から「最近どんなの聴いてる?」と問われ、その返答と自身の記録を兼ねて書いている「音故知新」です。
通勤の往復にカーステで聴いているもので、ブログタイトルにはそのうちのオススメのもの、記事の最後には特にお気に入りのアーティストを挙げています。
先週の音故知新です
Phil Manzanera & Andy Mackay
「AM・PM」(’23)
Roxy Musicのギター奏者Phil Manzaneraと同じくサックス~オーボエ奏者Andy Mackay(この盤ではサックス)による、オーケストラや合唱団とRoxy Musicの曲を再演した「Roxymphony」(’19)以来のコラボ盤。
全曲インストもので、ドラムなどリズムが入っていない曲が半分ほどを占めますが、そのドラムはまたまたRoxy MusicのPaul Thompson。
名盤「Avalon」('82)の雰囲気も感じるような曲もあり、Bryan Ferryのボーカルが欲しくなる。
・Phil Manzanera & Andy Mackay / Yazz
Bryan Adams
「So far so good」(’93)
カナダ出身のBryan Adamsによる素直なギター・ロック。
3rdアルバム「Cuts like a Knife」収録で出世作の「Cuts like a Knife」(’83)以降のシングル13曲+「Kids wanna Rock」の全14曲を収録のベスト盤。
特に大ヒットアルバム4th「Reckless」(’84)からは6曲選出されていますが、「Kids ~」じゃなく、シングルにもなってるし「One Night Love Affair」を入れて欲しかった。
個人的には、Bryan Adamsは映画「Robin Hood: Prince of Thieves」(’91)のテーマで英米で1位と大ヒットだった「(Everything I do) I do it for you」までしか聴いてない。
「(Everything I do) ~」が、寺尾聰の「ルビーの指輪」(古い!)状態の英16週連続1位で、FMの英チャート番組で毎週毎週聴かされ食傷気味になったというのもある。
このベスト盤自体も英1位, 米6位に。
・Bryan Adams / Somebody
スネークマン・ショー
「海賊盤」(’82)
当初はカセットのみでリリースされた、スネークマン・ショーの3枚目のアルバム。
「オレたちひょうきん族」を彷彿とさせる「ウィリアム・テル序曲」で幕を開け、「YMOメドレー」と「スネークマンショー(ロックンロール・メドレー)」の他は全てギャグ。
当時はカセットのパッケージがコンドームの箱を模してると知らずに堂々と購入しましたが(レコ屋の販売員がかわいくて若いお姉さんではなかったことを祈るのみ )、実家を探せばカセットあるかも?
↓のリンクは曲抜きでギャグのみです。
お上品な方はお聴きにならないようお願いします
・スネークマン・ショー / 海賊盤
808 Dot Pop
「MW720」(’23)
ベルギーの2人組ニセKraftwerk的エレポ・ユニットMetrolandのメンバー、Passenger S (Sven Lauwers)が’20からやってる別ユニット。
「Pop Radio 808」の架空の番組?の体裁を取ったアルバム。
とは言っても、最初と最後にアナウンスが入るだけで、途中は普通に曲が進みます。
全体的にはそこまであからさまでは無いものの、やはり所々に出てくるニセKraftwerk感が嬉しい。
Metrolandとの違いは良く分からず。
・808 Dot Pop / Schumann Resonanz
今回のお気に入りは
Can
「Future Days」(’73)
Stockhausenに学んだHolger Czukay, Irmin Schmidtと、Jaki Liebezeit, ダモ鈴木, Michael Karoli, の5人の曲者集団Canの5枚目のアルバム。
ダモ鈴木の気だるいボーカルにドラムも淡々、民族的な雰囲気も漂い、アンビエント的でもあり、全体的に派手な展開もなく、ミニマル要素もあり粛々淡々と進む印象。
ダモ鈴木はこのアルバムを最後に脱退。
・Can / Future Days
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