Isotope 217°, Vince Watson, Electronicなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

Neil Young

「Trans」(’82)

あのNeil Youngがエレポ化 !!

Crosby, Stills, Nash & YoungやBuffalo Springfieldの元メンバーで、フォーク, フォーク・ロックの大御所ですから説明は要らないであろうNeil Young。

全曲エレポ化ならまだしも、普通の曲(それまでの芸風?)と、Neil Youngのボーカルまでボコーダーでロボ声化したエレポップが混在しているために、余計に違和感増量の珍妙な雰囲気に。

オールド・ファンからは邪道扱い, 非難轟々であったであろう、時代が生んだ奇盤, 珍盤。

こんな盤があるとは知ってて、のちにアナログ盤を安物買い(¥100)してmp3化したので、リリース当時の実際の評判は知らない。

 

 ・Neil Young / Computer Age

 

DJ Hell

「Munich Machine」(’98)

レーベルInternational Deejay Gigoloの総裁であるDJ Hellの2ndアルバム。

Barry Manilow「Copacabana」(’78)のカバー、Mute社長Daniel MillerのThe Normalの名曲「Warm Leatherette」のエレクトロでミニマルなカバーまで収録のエレクトロ, テクノな盤。

国内盤タイトルは「華麗なる賭け」で、3曲ボーナス曲追加です。

国内盤ボーナスの名門テクノ・レーベルR&Sからのデビュー・シングル「My Definition of House Music」(’92)も、David Byrneのサンプリングのアシッドなシカゴ・ハウスで印象的。

 

 ・DJ Hell / Copa

 

Vince Watson

「Another Moment in Time」(’23)

グラスゴーの王立芸術音楽アカデミーでピアノを修めた、スコットランドのVince Watson。

デトロイト系のテクノ~ハウスの作風で20年以上活動するベテランDJ, プロデューサー。

「Moments in Time」(’02)の続編と言う触れ込み。

耳障りの良い、聴きやすい、心地良いインストのテクノ寄りのハウス。

 

 ・Vince Watson / Another Moment in Time

 

Electronic

「Electronic」(’91)

New OrderのBernard Sumnerと元The SmithのJohnny Marrのユニット。

先行シングルの「Getting away with it」(’89)含め数曲にPet Shop Boysの2人が参加、ドラムは数曲で元ABC★★★, YMO散開コンサートのDavid Palmerが叩いています。

が、よりによって私の所有するUK盤には「Getting~」は収録されていません。

Pet Shop BoysのNeil Tennantが参加の曲は、まああの特徴的な声で完全にPet Shop色に。

バー兄が歌ってるし全体的にNew Order感は存分に味わえる、Johnny Marrはいるの?って感じの英2位の盤。

3枚アルバムを出していますが、上記テイストのこの盤が一番好き。

イントロも曲も好きなのに、当時求人情報的?なテレビCM(熊本のみの地方CM?)でイントロが使用されていたので、個人的には印象強すぎてそのイメージしかない「Tighten up」↓

 

 ・Electronic / Tighten up

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Isotope 217°

「The Unstable Molecule」(’97)

メンバーのJeff Parker, Dan Bitney, John Herndonは、TortoiseやChicago Underground~ (Trio, Quartetなど)などのメンバー。

Thrill Jockeyからリリースの1st。

ジャズ, ダブ, ファンクでエレクトロニック, アブストラクト, エクスペリメンタルなフューチャー・ジャズ。

 

 ・Isotope 217° / Beneath the Undertow

 

 

 

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