Brooklyn Funk Essentials, The Routes, Re-Flexなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

 

Re-Flex

「The Politics of Dancing」(’83)

‘82結成、The PoliceのStewart Copelandの実兄Miles Copelandからスカウトされ、Japan, Roxy Music, Sladeなどを手がけたJohn Punterのプロデュースによるデビュー盤。

Miles Copelandとの縁からかThe PoliceのSynchronicity Tourの前座を勤め、そのせいもあってか’85のシングル「How much longer」にはコーラスでStingが参加していたりするのですが、その曲も収録され同年にリリース予定だった2ndアルバムはバンドの解散でリリースされず、幻のアルバムになっていました。(’10にリリース)

結局、アルバム1枚と数枚のシングルのリリースで消えたバンド。

デビューシングルの「The Politics of Dancing」は、全米ダンス・チャートで8位, ナショナル・チャートでも24位のヒットになり、全世界でもそれなりにヒット。

Duran Duranのような、5:5~6:4ぐらいの割でエレポと意外にパワフルなダンス・ロックのバランスの良い融合。

そんなにヒットはしてないけど3rdシングルの「Praying to the Beat」(’83)の方が好き。

 

 ・Re-Flex - Praying to the Beat

 

The Routes

「The Twang Machine」(’22)

またまたKraftwerkのカバーもの。

今度のKraftwerkは、The Venturesのようなテケテケ~サイケなインストに変貌。

おもろい。

リーダーのChris Jack以外のメンバーは日本人で大分が拠点の模様。

 

 ・The Routes / Pocket Calculator

 

Klaus Nomi

「Simple Man」(’82)

’79にDavid Bowieのコーラスとしてキャリアをスタートさせた独のKlaus Nomiの2ndアルバム。

独特な風貌で、オペラ+ニューウェーブな独特で唯一無二な世界観を構築。

リリース後、ツアーを終えた’83に39歳でAIDSでお亡くなりになられています。

 

 ・Klaus Nomi / Simple Man

 

Vangelis

「Albedo 0.39」(’76)

邦題は「反射律0.39」(当時の地球における太陽光の入射光と反射光の比)

宇宙をテーマにして、テーマも壮大でプログレ上がりらしい壮大な世界観で、英チャートでは18位に。

プログレ感はあるものの以前の作品に比べてよりシンセ音楽感が増し、Vangelisの芸風の転機になった作品かと。

 

 ・Vangelis / Pulstar

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Brooklyn Funk Essentials

「Intuition」(’23)

‘93にArthur BakerのプロデュースでDoradoからデビューし、ファンク, ソウル, ジャズ, ヒップホップ, アフロビートなどなどを融合し、発信を続ける大ベテランBrooklyn Funk Essentials。

Doradoは、D*NoteのMatt Wienevskiが設立したアシッド・ジャズ, ソウル, レゲエ, テクノなどを融合させたクラブ・ミュージックのリリースを続ける名門レーベル。

今回の盤もDoradoからのリリース。

ハウスのアンセム「Where Love lives」(’90)の大ヒットで知られる英のAlison Limerickを迎えての7thアルバムで、Alison Limerickの起用は嬉しい。

Alison Limerickはボーカルはもちろん作曲でも参加。

 

 ・Brooklyn Funk Essentials / Scream !

 

 

 

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