先週の音故知新です
Hubert Kah
「Goldene Zeiten」(’84)
Hubert Kemmler率いる3人ユニットHubert Kah。
大ヒットした「Angel 07」の元曲(ドイツ語バージョン)入りの全編ドイツ語の3rdアルバム。
元ArabesqueのSandraをエレポにしたり(嫁にもしたり)、EnigmaをやったりのMichael Cretuがプロデュースしていると思って聴けば納得の音創り。
エレポでノイエ・ドイチェ・ヴェレ。
・Hubert Kah / Engel 07
Alva Noto featuring Martin L. Gore & William Basinski
「Subterraneans」(’22)
Ava Notoと、普段は実験的な音楽を演ってるらしいアメリカのサックス奏者William Basinski、何と言ってもDepeche ModeのMartinの異色?のコラボによるBowieのカバー・シングル。
サックスは入ってるし、コーラスっぽくMartinが歌ってるし、Alva Notoらしくないアンビエント。
と言うか、割と原曲のイメージのまんまのアレンジ。
いつものようにピー プチプチなエレクトロニカに、Martinのビンテージ・シンセの分厚いベースライン+せっかくなのでMartinにもう少しちゃんと歌ってもらえば良かったのに。
・Alva Noto featuring Martin L. Gore & William Basinski / Subterraneans
村治佳織
「Portraits」(’09)
クラシックギタリスト村治佳織の「ギターで聴きたい名曲たち」というコンセプトのアルバム。
曲目見ずに購入して聴いたら一曲目から坂本教授の「戦メリ」でした。
「Energy Flow」も入ってます。
その他にもEric ClaptonやThe Beatles、Leonard Bernsteinのメドレーなどなど。
村治佳織さんは、’13から舌の腫瘍(がん?)で闘病されていましたが、その後の再発などは無いようで何よりです。
・村治佳織 / Merry Christmas Mr. Lawrence
Carter Tutti
「Carter Tutti plays Chris & Cosey」(’15)
Throbbing Gristleのメンバー、Chris CarterとCosey Fanni Tuttiによる「Chris & Cosey」ですが、’04以降は「Carter Tutti」の名で活動していたようです。
「Chris & Cosey」名義でリリースしていた過去曲をCarter Tutti名義で焼き直した盤です。
昔のエレポが最新のテクノに!と言いたいとこですが、若干新し目?程度のエレポに。
・Carter Tutti / Driving Blind
今回のお気に入りは
Ravi Shankar & Ali Akbar Khan
「Ragas」('73)
Norah Jonesのお父さんであり、George Harrisonの師匠でもあるシタール奏者Ravi Shankarと、サロード奏者のAli Akbar Khanのコラボ。
インドの伝統音楽に基づく本気のやつで、20分近い長尺の4曲
・Ravi Shankar & Ali Akbar Khan / Raag Palasi Kafi
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