しばらくは幸宏さん関連を聴こうと思っていますが、取り敢えず今回は先週の音故知新です。
Transvision Vamp
「12 inchers」(?)
’86に結成し、「I want your Love」(’88)、「Baby I don't care」(’89)などのシングル・ヒットを放ち、’91に解散したTransvision Vamp。
残念ながらアメリカでは全く相手にされていなかったようですが、英では1stアルバムが4位, 2ndが1位を獲得するなどの高評価。
ヒットの要因はWendyのキュートで個性的なボーカルによるところが大きいと思われる、Wendyの印象が強いバンド。(というかWendyの印象しかない)
上記2曲と「Revolution Baby」(’88), 「The Only One」(’89)の4枚の12インチを集めた全14曲の海賊盤。
・Transvision Vamp / I want your Love
Dalis Car
「The Waking Hour」(’84)
BauhausのボーカルPeter MurphyとJapanのベーシストMick Karnのユニット。
ニューウェーブの変態巨頭2人のコラボですが、基本Mick featuring Peter、Mickのやりたい放題と考えて良いかと思います。
Mickの変態ベースも炸裂!
このアルバム以降活動はなく、四半世紀ぶりに2ndアルバムを出すという話があったのですが、’11にMickがお亡くなりになられたため残念ながら実現せず、仕上がった曲のみ5曲入りシングル「InGladAloneness」(’12)としてリリースされています。
・Dalis Car / The Judgement is the Mirror
大正九年
「九階に在る食堂」(’00)
’98デビューの宅録女独りユニット大正九年。
マキシ・シングル3枚に新曲を加えた2nd。
キャラ的には不思議ちゃんっぽいですが、同路線で既に当時パワーダウン気味だった篠原ともえの後釜を狙えるには至らず。
音的にも不思議ちゃんで、坂本龍一サウンドストリートのデモテープ特集でかかりそうな感じですが、篠原とのコラボで飽きたか?卓球も助けてくれず、中田ヤスタカの出現には10年早いしで売れ損ねたか。
wikiには「2021年時点で余命宣告(病名不明)から3年が経過し、体調不良は続くが存命中でyoutubeやったりライブやったり」とありますが、大丈夫なのでしょうか...。
・大正九年 / エレガール
Elektroklänge
「Komposituation」(’22)
スウェーデンの偽Kraftwerk。
前からいたような気がしてましたが、これが1stアルバムのようですね。
Alfa Matrixからのリリースなので、以前からレーベルコンピなどで聴いていたか?
・Elektroklänge / Musik Kosmik
今回のお気に入りは
Various Artists
「In the Beginning there was Rhythm」(’01)
a Certain Ratio, 23 Skidoo, The Slits, Throbbing Gristle, The Pop Group, Cabaret Voltaireなどのクセモノばかりを11曲収録のコンピ。
どこを切っても70年代後半~80年代前半のポスト・パンク, ニュー・ウェーヴ, ファンクの金太郎飴な、濃厚で個性的過ぎるコンピ。
・23 Skidoo / Vegas El Bandito
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