矢野顕子, François Kevorkian, Silicon Teensなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

François Kevorkian

「The Remixes vol.05」(’05)

世界的なアーティストのリミックス曲を集めたシリーズの第5弾はFrançois Kevorkianのお仕事集。

フランス出身のFrançois Kevorkianは、当初はNew Yorkでドラマーとして音楽活動を開始し、その後DJなどもやっていましたが、80年代にはプロデューサーへ転身。

80年代初期のディスコ~ファンクの曲から’00前後のクラブ系の曲まで、古くから奇をてらわずに原曲を尊重したお仕事が多いように感じます。

Depeche Mode, Yazoo, The Cure, Underworld, Cabaret Voltaire, D-Trainなどなどの曲を収録。

このシリーズは他にもArmand Van Helden, Ferry Corsten, The Chemical Brothersなどによるリミックス集がリリースされています。

 

 ・Underworld / Jumbo (Rob Rives & François K Main Dish)

 

Caron Wheeler

「UK Blak」(’90)

Soul II Soulの「Keep on moving’」(’89)などで歌っていたCaron Wheelerのソロ。

Soul II Soulでは、Jazzy BとNellee Hooperの創るバックあっての曲でしたが、こちらではグランド・ビートも入ってますが、R&B, レゲエ, ハウスなども取り入れCaron Wheelerが主役。

Afrika Baby Bambaataa(あのBambaataaの別名とかではない)プロデュースの「Livin' in the Light」はいい。

残念ながらSoul II Soulとの絡みは、Soul II Soulの1st以降は無いようです。

 

 ・Caron Wheeler / Livin' in the Light

 

Silicon Teens

「Music for Parties」(’80)

表向きDarryl, Jacki, Paul, Dianeの4人組となっていますが、実はMute Recordsの社長Daniel Millerの覆面プロジェクト。

主にオールディーズをピコらせるという企画モノ。

イロモノっぽくてもMuteの初期を代表する重要な盤。

アルバムはMuteのカタログNo.2(1はD.A.F.)、シングル「Memphis Tennessee」はカタログNo.3(1は同じく社長のThe Normal、2はFad Gadget)

石野卓球コンパイルの「Early Mute Selection “The Scientifically Tunes”」(’98)にも、Depeche Modeなどと並んでSilicon Teensの曲が数曲収録されています。

 

 ・Silicon Teens / Memphis Tennessee

 

Underground Resistance

「Revolution for Change」(’92)

’89にMad MikeことMike BanksとJeff Millsによって結成されたユニット。

他にもGerald Donald (Drexcya, Japanese Telecom, Dopplereffekt), James Pennington (Suburban Knight), DJ RollandことRolando Rocha, Robert Hood (X-101, X-102, X-103)などなどのメンバーが集うUnderground Resistance。

国内盤は、YMO亡き後に方向性を見失い?中途半端に?テクノにも力を入れ、一時期UR関係のリリースを行っていたALFAから。

未発表曲を含む、90年代初頭にUnderground Resistance名義でリリースされた12インチの収録曲を集めたもの。

デトロイト・テクノ !!

 

 ・Underground Resistance / Eye of the Storm

 

 

 

今回のお気に入りは !!

矢野顕子

「ただいま」(’81)

本人と坂本龍一教授の共同プロデュースで、2人でのお仕事の完成形!

タイトル曲の「ただいま」, ヒットの「春咲小紅」, 「I sing」などピコった名曲や、教授の前衛的な部分も出ている曲もありますが、それらの中でも異端で光るのは「たいようのおなら~おとうさん~ぼくがおとなになったら…」の自由奔放で独自の発想の子供の詩に曲をつけたもの。

ベースで細野さん、ドラムで幸宏さんも参加のYMOバックアップ。

   

 ・矢野顕子 / たいようのおなら ~ おとうさん ~ おとうさん ~ ぼくがおとなになったら ~ せんせい ~ おかあさんのおひげ ~ もし一億円あったら ~ いぬ ~ ぼくはなきみそ

 

 

 

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