先週の音故知新です
Sun Electric
「Kitchen」(’93)
テクノの名門レーベルR&Sからリリースのドイツ人の二人組、Sun Electricの1st。
北欧の冬景色を彷彿とさせるようなアンビエント的なエレクトロニカ。
The OrbのメンバーだったりもしたThomas FehlmannがExecutive-Producerで絡んでます。
・Sun Electric / Entrance
Various Artists
「Daisy World Tour」(’96)
‘96に設立の細野さんのレーベル。
細野さん, Sketch Show, 越美晴, World Standard, 高木正勝などがリリースしています。
細野さん, Atom Heart, Jonah Sharpなどの基本エレクトロニカ、一部トロピカル?なレーベル・コンピ。
・Pacific 231 / Music for Seashore
Roger Eno
「The Turning Year」(’22)
Brian Enoの実弟。
初の兄弟名義の前作「Mixing Colours」(’20)同様、クラシックのレーベルのドイツGrammophonからのリリース。
何かの映画のサウンドトラックのようで、穏やかな世界が広がります。
・Roger Eno / The Turning Year
Elektric Music
「Esperanto」(’93)
‘90にKraftwerkを脱退したKarl BartosがやってるニセKraftwerkのElektric Music。(ニセとは言っても、本家の暖簾分けみたいなもんですが)
なぜに?なギター・ポップになってしまう2ndは置いといて、1stはニセKraftwerkを楽しめる部分もありなオススメ盤。
Orchestral Manoeuvres in the Dark (OMD)のAndy McCluskeyをゲストに迎えた曲は、OMDでもあるし、Kraftwerkでもある。
「TV」なんかはニセKraftwerk炸裂!
1stはジャケ的にお隣の国では絶対に発禁。
・Elektric Music / TV
今回のお気に入りは
Mike Cooper
「Oceans of Milk and Treacle」(’21)
英のギタリストで、カントリーやブルースのシンガーソングライターとのことですが…?
フィールド・レコーディングにアンビエントやジャズ要素も取り込んだ異世界の不思議なトロピカル・ミュージック。
ジワジワくる何とも言えぬ不思議なおもろさ。
・Mike Cooper / Oceans of Milk and Treacle
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