先週の音故知新です
Various Artists
「Clicks & Cuts」(’00)
エレクトロニカ, IDMなどをリリースするドイツのレーベルのMille Plateauxからのリリース。
かなり実験的でグリッチでクリックなエレクトロニカ。
名コンピですが、2枚組全25曲聴いてるとお腹いっぱい
・Pole / Spaß
Goblin
「Dawn of the Dead - Original Soundtrack」(’78)
御存知、ゾンビ映画の金字塔「Dawn of the Dead(邦題:ゾンビ)」のサントラ。
小6か中1の時に、深夜にあったテレビ放送をビデオ録画したものを友人に観せられ、以下に感銘?衝撃を受けました。
● 最後の数十分にしか犯人やモンスターが現れないホラー, 恐怖映画にあるまじく、しょっぱなからゾンビ出てて大騒ぎ。
● ホラー, 恐怖映画では、わっ!と突然驚かすような恐怖が多いのと比較して、ゾンビではジワジワと真綿で首を絞めるような恐怖が主。
● ゾンビと対峙しても自分でどうにかできそう, 倒せそう、しかし…、みたいなゾンビの間抜けな風体や動きと絶妙なモンスター力。
● イオンモールのようなショッピングセンターに立てこもって贅沢三昧という、田舎の貧乏少年にとっては羨ましすぎるセレブな生活。(これはゾンビ自体とは関係無いですが)
それ以来、ゾンビ大好き
そんなエキセントリック少年ボウイは、サントラもちゃんと購入(中古ですが)しました。
Goblinは元々Cherry Fiveという名でプログレな芸風でしたが、Goblinとしてデビューの「Profondo Rosso(邦題:サスペリア2)」(’75)のサントラ以降、この盤や「Phenomena (邦題:フェノミナ)」(’92)など、Dario Argentoとのサントラお仕事も多くやってます。
・Goblin / L'alba Dei Morti Viventi
Billy Joel
「an Innocent Man」(’83)
70年代から活躍するBilly Joelの9枚目のアルバム。
10曲中7曲が英米日でシングルカットされるなどの大ヒットアルバム。(英2位, 米4位)
捨て曲無しで、古き良きオールディーズ, R&B, ドゥーワップを楽しくやってるキャリアハイ?のアルバム。
・Billy Joel / Uptown Girl
Blue Pearl
「Blue Pearl」(’90)
Killing Jokeのベース, Youthとして知られるMartin Gloverと、ボーカルのDurga McBroomの二人組ユニット。
80年代から90年代にかけてクラブ音楽のリミキサー, プロデューサーなどの仕掛け人として活躍していたMartin Glover。
Blue Pearlもチャートを上がってたし、当時らしい音でいいし、今でも好き。
Kate Bushの「Running up that Hill」のカバーも収録。
アルバム1枚とアルバムからのカットのシングル3曲に、未収録のシングル2枚をリリースして消えました。
ズルズルやるよりは良いやめ方。
・Blue Pearl / Naked in the Rain
今回のお気に入りは
DJ Cam
「Loa Project (Volume II)」(’00)
フランス人DJ、DJ Camの5thアルバム。
ジャジーで、トリップホップ, ヒップホップ, ブレイクビーツ, アブストラクトな1枚です。
一転、女性ボーカルを迎えたメロウな曲もあり。
DJ Camのアルバムでは一番オススメ!
・DJ Cam / Juliet
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