Jazzanova, Soft Cell & Pet Shop Boys, Genesisなど | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の故知新ですルンルン

 

 

John Coltrane

「Live in Seatle」(’21)

’65リリースの4つのパートからなる組曲「a Love Supreme ~ 至上の愛」。

名盤とされ、スミソニアン博物館やアメリカ国立博物館に芸術史の宝として所蔵されている「a Love Supreme ~ 至上の愛」。

公のステージで披露されることは少なかったとされていますが、今回の盤はそのレアな’65.10月のシアトルのジャズクラブでのライブを収めたもの。

McCoy Tyner、Jimmy Garrison、Elvin Jonesなどの7人編成での演奏。

「歴史的発見!」と言われているようで、前座のミュージシャンが自分の演奏記録用の録音にコルトレーンの演奏も録音していたものらしい。

 

 ・John Coltrane / a Love Supreme Pt. II - Resolution (Live in Seattle 1965)

 

Soft Cell & Pet Shop Boys

「Purple Zone」(’22)

先日リリースされたSoft Cellの20年振りの新譜「Happiness not included」(’22)収録曲のリミックス盤。

エレポップ界の大御所の夢の共演!

今でこそfeaturing~の形で大物同士の共演は全然珍しくないですが、昔の旬な時代にこの共演ならエレポ業界は大騒ぎですよ。

ヴォーカルではNeil Tennantは思ってたほど目立っていないものの、「Always on my Mind」を彷彿とさせるフレーズもあり、曲自体には80~90年代Pet Shop色を強く感じます。

しかし、普通のエレポップ(けなしてない)だし、今の世にこの芸風では残念ながらヒットしないんでしょうね。

 

 ・Soft Cell & Pet Shop Boys / Purple Zone

 

Genesis

「The Last Dominos ?」(’21)

Genesisの14年振りの世界ツアーに合わせてリリースされたベスト盤。

特にレア曲は無い通常のベスト盤のようなので、手持ちの音源で収録内容が同じように集めて聴いてました。

世界ツアーは本来は’20に行われる予定でしたが、コロナで昨年秋に延期され、先日3月末まで行われていました。

今年71歳のPhil Collinsは持病によりドラムが叩けず、息子のNick Collinsがドラムを叩いています。

そんな事情もあってか、ツアー最終日3/26のロンドン公演では、「Genesis最後のショー」だとアナウンスされています。

観客席にはPeter Gabrielの姿もあったそうですが、Genesisのヴォーカルとしてステージに立つPeterの姿も観たかったです。

↓のPVでは、若かりし頃のメンバーの元気なツアーの様子が…、ラストツアーで椅子に腰掛けて歌う対照的なPhilの映像を見るとなんだか悲しいです。

 

 ・Genesis / Throwing it all away

 

Nick Roades & Wendy Bevan

「Astronomia IV: The Eclipses of Algol」(’21)

Duran DuranのNick Roadesと、イギリスのバイオリニスト, ヴォーカリストであるWendy Bevanのコラボの第4弾。

宇宙にインスパイアされた映画音楽のようなインスト物のシリーズとのポリシーのようです。

アンビエントというには叙情的過ぎると言いますか、ニューエイジ的と評した方がいいか。

これが良ければ、第1~3弾も聴いてみようかと思っていたのですが、このシリーズはもういいかな。

 

 ・Nick Rhodes & Wendy Bevan / Rainfall of Diamonds

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Jazzanova

「In Between」(’02)

DJ, プロデューサーなどを中心としたドイツの音楽集団。

リミックス・ワーク集やシングル集などが先行していましたが、これが初のスタジオ・アルバム。

ジャズ, ソウル, ヒップ・ホップ, ブレイク・ビーツ, ハウスのセンス良い融合。

極楽浄土の蓮池のある花園が目に浮かぶ、名曲「Hanazono」ピンク薔薇

仏教の極楽浄土の西洋人による解釈!という勝手な個人的な解釈。(メンバーがそう言ってるわけではないので)

 

 ・Jazzanova / Hanazono

 

 

 

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