先週の音故知新です
Data
「Elegant Machinery」(’85)
80年から活動していたエレポップのDataの3rdアルバムにしてラストアルバム。
活動5年の間に洗練?されて普通のエレポップになって来ており、創世記の粗野なエレポップ感が漂う1st, 2ndの方が面白い。
スウェーデンのエレポ・グループでElegant Machineryというやつらがいた(エレポファンなら知ってるかも?)のですが、バンド名はこのアルバムから来ているらしいです。
どっちもマイナーなバンドだしどうでも良いエレポトリビアですね。
・Data / Stop
Dizzy Gillespie
「Afro」(’54)
トランペット奏者Dizzy Gillespieの、その名の通りAfro-Cuban Jazzな一枚。
Hank MobleyやQuincy Jonesも参加。
・Dizzy Gillespie / Caravan
Sven Väth
「Accident in Paradise」(’92)
ドイツ人DJ, ミュージシャンのSven Väth。
自身が’90に設立したテクノ系レーベルEye-Qからリリースした1stアルバム。
Sven Väthは他にもテクノファンにはお馴染みのレーベルHarthouseの設立に関わっています。
After Hours系の比較的穏やかな曲が続く中、ビヨビヨのシンセのイントロで始まるタイトル曲はインパクト大。
逆に言えばタイトル曲で興味を持ってアルバム聴いた人は期待を裏切られそう。
・Sven Väth / an Accident in Paradise
Opiate
「Objects for an Ideal Home」(’99)
電子音だけなのに楽しく暖かいエレクトロニカ。
Björkの「Vespertine」(’01)にThomas Knakとして参加したり、Alva Notoとコラボって「Opto Files」(’01)出したり、このアルバムも素晴らしいし、活躍が期待されたのに最近はあまり活動を聞かないですね。
・Opiate / Quick Save on a Sunday
今回のお気に入りは
Mogwai
「Young Team」(’97)
Mogwaiの富士銀行ジャケで有名(日本盤ジャケは違う)なデビュー盤。
物憂げな優しく、また悲しいパートと、ドラムとギターの高揚感のある轟音やノイズの静と騒が混在。
Post Rockの好きなバンドは他にもありますが、Mogwaiはデビューにして独自の世界観、Post Rock界でMogwaiの前にMogwai無く、Mogwaiの後にMogwai無し。
・Mogwai / Mogwai fear Satan
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