先週の音故知新です
Hall & Oates
「12 Inch Collection」(’03)
数多くのヒット曲の12inch集。
リミキサーの個性, 主張が強くなり原曲をとどめてなかったりもする90年代以降のリミックスと違い、4つ打ちになってる「I can't go for that (No can do) 」に違和感を感じるのを除いて他は80年代の古き良き素直なリミックスを集めたもの。
「12 Inch Collection」vol.2もあり。
・Hall & Oates / Say it isn't so (Special Extended Dance mix)
Jaga Jazzist
「Tower Live」(’21)
以前はNinja Tuneからもリリースしていたノルウェーのバンドの9枚目のアルバム「Pyramid」(’20)の収録曲をライブ・レコーディングしたもの。
オスロのビルØkern Kulturtårnのてっぺんにセットを組んで映像を撮りながらのライブ。
スリリングで力強い演奏です。
収録曲の「Tomita」は冨田勲氏のこと。
・Jaga Jazzist / Apex (Live)
Penguin Cafe Orchestra
「Broadcasting from Home」(’84)
クラシック, 現代音楽, 民族要素などを取り入れた作風ですが、最初にBrian EnoのObscureからリリースしたせいもあって?か、「環境音楽」と呼ばれたりしていました。
バンマスのSimon Jeffesは’97にお亡くなりになりました。
現在は息子のArthurが後を継ぎ’09からPenguin Cafe名義で活動しています。
購入後に知ったのですが、このアルバムには坂本教授が1曲「Heartwind」参加。
・Penguin Cafe Orchestra / Heartwind
Ken Ishii
「Jelly Tones」(’95)
名曲「Extra」の印象が強すぎて、他の曲が弱く感じます。
「AKIRA」にも関わった映像作家森本晃司が手がけるPVも話題でした。
・Ken Ishii / Extra
今回のお気に入りは
The Art of Noise
「Noise in the City - Live in Tokyo 1986」(’21)
Invisible Silenceツアーで初来日し行った’86.8月の日本青年館での公演の模様。
今回、マスター音源がロンドンで発見され、Gary Langanがミックスしたものとのこと。
Trevor Hornが脱退して前衛的な作風が控えめに、Anne Dudleyなどによるキャッチーな作風が出て来て、丁度良く混在して良かった時期だと思います。
この時期の音源が出るのは嬉しい。
・The Art of Noise / Close (to the Edit) (Live in Tokyo 1986)
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