熊本県護国神社へ参拝して来ました。
熊本城天守閣を近くに望む加藤神社と二の丸広場を挟んで西側、藤崎台球場の隣に鎮座する神社です。
鳥居前には元陸軍関係者などにより英霊の御霊を鎮めるための梅の木が植樹されています。
花の季節は綺麗なことかと思いますが、この写真は2月のものです。
藤崎台球場の照明設備も見えます。
以前に参拝した時には手水舎の柄杓が竹でできており味わい深かったのですが、現在は普通の金柄杓になっています。(竹の柄杓は正直使いにくかったです...)
御祭神:明治維新から太平洋戦争までの戦没者, 特別公務殉職者
明治2年に明治天皇の勅旨により藩主である細川家が花岡山招魂社を創建し、維新以来の殉国烈士, 宮部鼎藏命などを祀ったのが始まりで、その後に太平洋戦争の戦没英霊や特別公務殉職者(自衛官, 警察官, 消防士)などを合祀します。
昭和14年に内務省令により招魂社から熊本県護国神社と改称、昭和32年に現在地に遷座しています。
境内には、前線で犠牲となった 従軍看護婦の慰霊碑, 神風連挙兵本陣跡の碑などもあります。
なぜか二宮金次郎の像も。
また、境内にはお菓子の神様を祀る菓祖新宮神社も鎮座しています。
熊本城下の職人町に「お菓子の町、菓子職人の町」として栄えた職人町通りがあり、そこ(現在の新町4丁目)にお菓子の神様と言われる「入母屋造」の祠があったものを残そうとの事で平成27年に熊本県護国神社の境内に遷座したそうです。
それ以来、境内で毎年「熊本城下街・菓子祭り」を行っており、今年は11月18日に行われるようです。
(画像は菓子祭り実行委員会「お菓子の香梅」のサイトより転載)
社務所内には靖国神社を始めとする全国の護国神社の御朱印が飾ってありました。
これを見て、私も地元である熊本県護国神社の御朱印を最初にいただいて全国の護国神社参拝を...と思ったのですが、残念ながら御朱印帳は置いていないとのことでした。
そこで、先日宮崎へ行った際に宮崎県護国神社に参拝し御朱印, 御朱印帳をいただいて来ました。
宮崎県護国神社オリジナルの御朱印帳と靖国神社を始めとする護国神社の御朱印帳がありましたので後者を選びました。
あまり出張などすることも無いので、一生かけても全国の護国神社の御朱印はコンプリートはできないような気もしますが、他県を訪れた際には護国神社を参拝し英霊に感謝したいと思います。
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