酒と神社とテクノと私

酒と神社とテクノと私

呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

今回もお店で呑んだお酒です。

 

 

「芳醇純米酒 瑞鷹」をいただきました。

慶応3年(1867年)創業の熊本の酒蔵「瑞鷹」のお酒です。

酒瓶の写真は撮りませんでしたので、写真は「瑞鷹」のホームページより引用です。

 

精米歩合 65%

アルコール度 15%

 

熊本酵母を使用した純米酒です。

瑞鷹の醸すお酒は、個人的には辛口のものが多い印象です。

今回のお酒も、瑞鷹らしい辛口ですが米の味わいも豊かなお酒でした。

 

 

あては霜降りの馬刺しですビックリマーク

熊本県人でもそんなに馬刺しは頻繁に食べるものではなく、ましてや霜降りなんざ高くて食べません。

普段は食べても赤身です。

赤身は肉自体の旨味を味わえますが、霜降りは口に入れるととろけるような脂肪と肉の旨味とのハーモニー。

たま~に霜降り食べると「うめー チュー」となります。

今回は熊本へ転居された知人をご案内して久しぶりに私も食べました。

 

福島県や長野県でも馬刺しを食べるようですが、主に赤身のようです。

熊本では、霜降りもそうですが、たてがみ(脂肪), ふたえご(バラ肉), ネッコ(大動脈)などと色々な部位の肉も味わえます。

熊本にいらしたら是非霜降りを含めて馬肉をご堪能ください。

 

 

 

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先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

Holly Cole

「Dark Moon」(’25)

Holly Cole Trio名義で’90にデビュー(ソロ・デビューは’95)のカナダのジャズの歌い手Holly Cole。

リハーサル無しの即興性を重視したレコーディングだったとのこと。

このアルバムのリリースを受けて、3月に「ブルーノート東京」で来日公演も行なっています。

‘19のカナダでのライブ盤(全8曲)が付いた2枚組が国内盤で出ているみたい。

Henry Mancini, Burt Bacharach, Peggy Lee, Marty Balin (Jefferson Airplane)などの楽曲を含む、通常盤は11曲。

シルキーなボーカルでまったり, しっとり。

 

 ・Holly Cole / Dark Moon

 

 

Matmos

「Metallic Life Review」(’25)

アルバム毎にサンプリング素材のテーマを決めて、過去には手術器具や洗濯機などの発する音をサンプリング素材として使用して曲を創っていたMatmosですが、今回は全編金属音をサンプリング。

Thrill Jockeyからリリースの15枚目のスタジオ・アルバム。

鍋, フライパン, アルミ缶、果ては墓地の鉄門のきしむ音まで、フィールド録音で集めた多種多様な金属音によるエレクトロニカ。

最後の表題曲「Metallic Life Review」は、スタジオでの即興演奏による20分に及ぶエレクトロニカの組曲。

 

 ・Matmos / Metallic Life Review

 

 

Readymade

「Bold」(’01)

フランスのJean-Philippe Verdinの独りユニット。

Underworld, Röyksoppのフランス公演の前座、Carl Craigのツアーに参加したりなどの経歴の持ち主。

Laurent Garnier設立のF Communicationsからのリリースの1st。

エレクトロニカ, テック・ハウスな1枚。

リミックスを手がけたなどの縁か、David Sylvianがボーカルで1曲参加。

David SylvianはPeacefrogからリリースの「Babilonia」(’05)にも参加してますね。(未聴)

 

 ・ Readymade / Breathe Part 1 + 2

 

 ・ Readymade featuring David Sylvian / Sugarfuel

 

 

 

Various Artists

「和モノ A to Z vol.1: Japanese Jazz Funk & Rare Groove 1968-1980」(’19)

’15のディスクガイド「和モノ A to Z Japanese Groove Disc Guide」の著者2人の選出によるコンピレーション。

尺八, 琴が前面に出たいかにも和な曲、メロや女性のスキャットで昭和歌謡っぽくなっている曲、ダブル・ドラムが印象的な曲、先入観もあるとは思いますがルパンの挿入曲みたいに聴こえる大野雄二の曲(実際には「野性の証明」(’78)のサントラでしたが)などなど、選者のセンスの良さが見える国内のジャズ~ジャズ・ロック~ファンクの全20曲。

「ルパン三世」,「キューティーハニー」,「化石の荒野」,「悪魔が来りて笛を吹く」,「うる星やつら」などのサントラからの選出が目立ちます。

「和モノ A to Z 」はシリーズで何枚か出ているようなので、見つけたら買いたい。

選出の1曲は、スネークマン・ショー「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対 !」(’81)同様にお母さんに聴かれると恥ずかしい声が入った 下矢印 ビックリマークあんぐり ガーンあせる 

 

 ・Monica Lassen and The Sounds / Incitation(嵩る心)

 

 

 

今回のお気に入りは !!

DJ Spooky

「Within our Gates」(’15)

その昔に中古屋でジャケ見て「New Musical Score composed by Paul D. Miller aka DJ Spooky」とあったので、「DJ Spookyがサントラやってんの?!」と、海賊盤ぽかったも買った1枚。

米の「Within our Gates(邦題:我らが門の内にて)」(1920)のサイレント映画のサントラ。

アフリカ系アメリカ人の監督による映画で現存する最古のものと言われているようで、アメリカの人種問題を描いた映画のようです。

20世紀前半の黒人独立系映画(予告編, 短編, ドキュメンタリー映像, インタビュー, 長編映画など)をデジタル修復したDVDボックス・セット「Pioneers of African-American Cinema」(’15)と言うのがあるようなのですが、リリースの際に新たにDJ Spookyが音楽を当てているようです。

音楽単体では正式リリースされていなさそうなので、入手の盤はそれから音楽を吸い出した?海賊盤みたい。

基本的にクラシカルにジャジーにブルージーに非電子音の音楽ですが、時々ヒップ・ホップ・ビートが乗るのが新鮮です。

場面が変わる都度に音楽の表情も変わり、CDでは結果的に小品が連続する形になった15~20分の長尺4曲になっています。

youtubeに映画が落ちているのですが↓、白黒のサイレント映画の背景にこの音楽が流れているので、音楽がかなりの印象を残しますね。

 

 ・「Within our Gates(邦題:我らが門の内にて)」Music by DJ Spooky

 

 

 

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友人から「最近どんなの聴いてる?」と聞かれたのに対する返答と、自身の聴いた音楽の記録として書き始めた「故知新」です。

通勤の行き帰りにカーステで聴いている盤の紹介です 車DASH!音譜

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

De La Soul

「The Grind Date」(’04)

‘88から活動を続けるNative Tongues系ヒップ・ホップのDe La Soul。

前作までリリースしていたTommy Boyを離れての7枚目のアルバム。。

Public EnemyのFlava Flavを始めとして多くのゲストや、有名(らしい?私は知らない)プロデューサーを迎え、Jackson 5やTom Tom Clubなど(私が分かるものは)のサンプリングを使用して聴きやすい仕上がりになっています。

今年に入り20周年記念盤が出ているようで、未発表曲やインストを収録した2枚組仕様になっているようです。

 

 ・De La Soul featuring Daniel Wallace / Shopping Bags (She got from you)

 

 

Aphex Twin

「Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760」(’23)

中古12インチ(4曲入り)を「なんか知らんやつ!」と思って買ってしまったのですが、調べると「5年振りの新作」(当時)とのことでした。

実は、Tシャツ付きなどで国内盤(CDもアナログ盤も)も出ていたようです。(買うならCDの方が良かった ショボーン

1曲目からAphex Twinらしい曲が下矢印

 

 ・Aphex Twin / Blackbox Life Recorder 21f

 

 

Jenova 7

「Lost Sci-Fi Movie Themes」(’24)

米のMichael J. Siroisの独りユニットJenova 7。

アルバムや曲のタイトルから古き良きSF映画電子音楽のようなモンドなシンセ音楽を期待すると全然違う。

ヒップ・ホップ・ビート導入のローファイ感も漂うトリップ・ホップ, アブストラクトな仕上がり。

実際のSF映画からサンプリングをしている?と思わせるセリフが全編に散りばめられています。

2分前後の短めの曲で構成ざれた架空のSF映画音楽の体裁。

入手の盤は海賊盤CD-R?っぽいので、調べたら正式にはカセットとアナログ盤でのリリースのようです。

 

 ・Jenova 7 / My Zero G Love

 

 

Ravi Shankar / George Fenton

「Gandhi - Original Soundtrack」(’82)

「やられたらやり返す、倍返しだ ムキードンッ」の元ネタにもなった名言で有名(うそ)なガンジーの生涯を描いた伝記映画のサントラ。

監督は、同作でアカデミー監督賞を受賞し、「The Great Escape(邦題:大脱走)」(’63), 「A Bridge Too Far(邦題:遠すぎた橋)」(’77)などで有名なRichard Attenborough。

Attenboroughは元々俳優だったりするので、「Jurassic Park(邦題:ジュラシック・パーク)」(’93)にも、パークの設立者のJohn Hammond役で出演してます。

肝心の音楽の方は、シタール奏者のRavi ShankarとYou've Got Mail(邦題:ユー・ガット・メール)」(’98)などの音楽を手がけたGeorge Fentonとの共作だったり、単独作だったり、伝統曲だったりの13曲。

やはり、単独曲も西洋とインドの融合な共作曲もRavi Shankarが絡んだ曲は面白い。

 

 ・Ravi Shankar & George Fenton / Raghupati Raghava Raja Ram and Reflections of Early Days

 

 

 

今回のお気に入りは !!

矢野顕子

「愛がなくちゃね」(’82)

プロデュースは本人、共同プロデューサーやピアノ, シンセなどの演奏で坂本教授も参加。

当時話題になった?のはJapanのメンバーが参加していることで、Mick Karn(ベース, コーラス), Steve Jansen(ドラム, コーラス)、David Sylvianもデュエット曲で参加しており、Japanとのお仕事でお馴染みのSteve Nyeもエンジニアとして参加しています。

David Sylvianとのデュエット「Good Night」は、’82のJapanの武道館公演でもゲストに矢野顕子を迎えて最後を飾っています。

Japanのメンバーに関しては、坂本教授の「NHK-FM サウンドストリート」(だったと思う)で、「あの子たちは楽譜読めないから困ったわ 照れ」とあっこちゃんが苦笑いしてたような覚えがあります。

アナログ盤リリース時には、ジャケが写真集になっており¥1000、音盤自体は¥1800の値付けでした。

あっこちゃんの世界観に自然にJapanと坂本教授の良いところが溶け込んでいるように思います。

坂本教授&カクトウギ・セッション「Summer Nerves」(’79)収録「Sleep on my Baby」のセルフ・カバーや、高橋悠治による「みちでバッタリ」,「Good Night」も良い ウインクビックリマーク

 

 ・矢野顕子 / 愛がなくちゃね

 

 ・Japan with 矢野顕子 / Good Night (Live at 武道館 ’82)

 

 

 

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