育成備忘録:アガベ/チタノタ・ドワーフ | Sakazuki-Plants.

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多肉植物育成の備忘録。
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●アガベ/チタノタ・ドワーフ【Agave titanota 'Dwarf'】
■購入/2021年1月・インターネットオークションより
※記事最終更新/2023年6月24日

 私が初めて意識して入手に至ったアガベ。人気のチタノタと名が付くもので小さそうなものが欲しかったので選んだ。当時は賃貸アパート住まいで育成スペースが無く、とにかく小さめの品種でお気に入りを探していた。ちなみにこれ以前に意識せず入手してしまったアガベはストリクタ・ナナで、ハオルチアやガステリアと一緒に寄せ植え鉢に入っていたものである。

 

 最近ではチタノタ・ドワーフと言えば姫厳竜のことを指すような感じにネット情報が見受けられるが、入手当時ドワーフはドワーフとしての情報しか見当たらなかったように記憶している。また、当時に比べ最近のチタノタ・ドワーフは色々な形質を示すタイプが存在しているようにも見える。

 

↑宅配便で我が家到着(2021年1月)

 

 インターネットオークションで入手した多肉植物としては3番目の苗で、それまではハオルチアとサボテンを入手したことがある程度の、ネット入手苗としては個人的に初期の頃の1株。その頃は届くまでワクワクドキドキハラハラが常であった。

 

↑モルタル鉢に植えて育成開始(2021年1月)

 

 無事に且つ健全な状態で届き安堵しつつ早速の植え替えをして、お気に入りの一つとして育成を開始した。真冬の育成スタートであったが、当時から今まで育成環境としては冬季は室内LED照明下で、春~秋は屋外軒下やベランダの日向~半日蔭での育成となっている。

 

↑(2021年1月)

 

 モルタル鉢にしたのは、とりあえず見た目の問題ってだけの話。

 

↑(2021年1月)

 

 小さくてもチタノタらしさが魅力、と思って育て始めた。というか、今でもそうだが徒に大きくなられても置き場所とか育成環境の確保に困るのだけど。

 

↑いよいよ成長期突入(2021年6月)

 

 我が手元に来てから初めての成長期を迎える。一回り大きな葉が展開し始める。

 

↑逞しさを増す(2021年9月)

 

↑草体が整ってくる(2022年1月)

 

 わちゃわちゃ生えていた小苗時代の小さな葉が下葉となって隠れ、大きめの葉が一回り以上ぐるっと生え揃って草体がスッキリ見えるようになった。

 

↑(2022年2月)

 

↑次の1年間を見据えて植え替え(2022年2月)

 

 前年の室内育成を観察して、早春頃には葉を伸長し始めて徒長の心配が出てくる…ので、そんな時期に植え替えして葉の伸長を鈍らせようかという意図もあるようなないような中で、今後1年の成長を見据えて植え替えをする。ペンキで黒塗りしたテラコッタを使用した。

 

↑(2022年4月)

 

 冬季の室内育成、水を切りすぎたかな…という春の状態。水をやればやったで葉が徒長っぽく伸びる気がして。

 

↑(2022年8月)

 

 我が家で2年目の夏。

 

↑(2022年10月)

 

 そして秋。何となく、夏の間は葉が短く丸く育っているように感じるけど、冬から春にかけての室内育成で間延びするように長くなってしまうような気が。

 

↑鋸歯もイイ感じに変化してきた(2022年12月)

 

↑思い立っての植え替え(2023年3月)

 

 多くのアガベを黒塗りテラコッタで育てていたが、上画像の百均鉢で育てていたチタノタFO-76が水を切り気味にしていた冬の間もムチムチと調子が良いので、思い切って多くのアガベでテラコッタをやめて百均鉢(4号)にスイッチした。その結果は来春くらいにならないと見えてこないかもしれないが、少しでも最良の状態に近付くことができるよう、限られた環境の中でも出来る限りの世話を続けてみたいと思いながらアガベ全般を育成している。(冒頭画像2023年6月)