育成備忘録:アローディア/プロセラ(亜竜木) | Sakazuki-Plants.

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多肉植物育成の備忘録。
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●アローディア/プロセラ【Alluaudia procera】亜竜木
■購入/2020年12月・ホームセンターより
※記事最終更新/2023年8月6日

 多肉植物を始めて半年ほどが経過しようとしていた頃、お安いユーフォルビアを幾つか買い漁る期間があったのだけれど、ユーフォルビア春駒と一緒のついでに買ったのが亜竜木だった。縦に伸びる系の棒状多肉植物をお安い品種の中から買い求めようと思っていた頃だ。

 

↑購入後の植え替え(2021年1月)

 

 この亜竜木、それと一緒に買った春駒の両方は、小鉢に固まる土で植えられた極小苗の商品で、正直言って枯れ枝みたいで生きてるのか死んでるのか判別できなかった。接着剤で固められた土は水を弾いてしまい水やり不能。そんな土を砕き、苗を取り出してみると根は何とかなりそう?植え替えてダメ元での育成スタート。

 

↑水やり数日で新葉の反応(2021年1月)

 

 水やり数日で新葉が出て来て「あ、生きてた」って当時は思った。今思えば乾燥し過ぎで休眠状態になっていただけなんだと、今になって数々の多肉植物の生命力を見てきてしまえば、そんなに驚くほどでもないのだけど。

 

↑コカマキリの住処に(2021年8月)

 

 育成開始後の初夏までは室内育成で、7月の転居後からしばらくは半日蔭の雨ざらし環境に置いた。水やりは気が向いたときにしていたが、鉢が小さく乾き易いので最低でも週1回は行っていた。亜竜木を気に入ったのかコカマキリが住処にしていた。

 

 冬になって葉を落とし、室内管理へ。無暖房の部屋の陽の当たる窓辺に置き、時々思い出したように軽めの水やりをした。休眠中のうちに鉢を大きめのものに変えるために植え替えた。

 

↑2年目の屋外へ(2022年5月)

 

 前年同時期比で見ると、ほぼ倍の背丈になっているなぁと感じながらの2年目屋外育成スタート。置き場所は日向の軒下。植え替えに選んだダイソー鉢がこれまた乾き易すぎて苦悩。

 

↑(2022年10月)

 

 秋には背丈が倍率ドン更に倍!みたいな感じで伸びていた。ただやっぱり、乾き易過ぎる鉢での育成は辛いかなとも感じるシーズンでもあった。

 

 ということでまた休眠期に植え替えを実施。背丈が高くなって鉢に不安定感も出てきたことも理由の一つで、今度は寸胴タイプにした。

 

↑(2023年4月)

 

 3月には多くの葉を出し始めていたが、4月になって屋外へ出す前に記念撮影した。今年はどんな感じに育っていくだろう?

 

 3シーズン目の屋外育成も日向軒下に置いたが、とにかく平年値より気温が高い。晴れまくる。葉が焼け落ちる…って感じで冒頭画像(2023年7月)の状態となっている。もう少し水やり頻度を上げてみたりして様子を見ていこうと思う。