自分史 法律勉強時代その3 | 自分らしく生きるレッスン  コーチングで人生の質をあげる!

自分史 法律勉強時代その3

私は、26歳のときに、司法試験受験の為に東京の都市ガス会社
を退社をし 塾でアルバイトをしながらの受験勉強生活に入り
ました。

その後、神経がすごく敏感になり 音や光が通常の100倍くらい
大きく感じられてしまう、という異常な症状に襲われ、家に閉じ
こもり状態になってしまいました。

そして近所の知り合いのそば屋さんのご厚意で、アルバイトを
始めることにより 新たな気づきを沢山貰うことになったのです。

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毎朝アルバイトに向かう時、商店街を抜けていきます。ちょうど
私が通るころ、八百屋さんや薬屋さんの店主さんがシャッターを
ガラガラッ と大きな音を立て店を開いていました。

そして、お隣の店通しで元気良く「おはよう、今日はいい天気だね!!」
という言葉をかわし 活き活きとお客さんを迎える準備をして
いました。

これを毎朝見て、私は「なんて幸せそうなんだ! うらやましい」と
心から思いました。

私は、いつ直るか分らない、もしかしたらずっと直らない異常な症状
を抱えて、一日一日を辛い思い一杯で過ごしていましたので、本当
に「健康で元気で活き活きしている人」がまぶしかったのです。

それまでの人生で、「商店街の店主の皆さんにうらやましい等と
いう感情を持ったことが無かった。」

「自分は気づかぬうちに、狭い価値観の世界に入り込んでいたん
だな~」「驕っていたのかのしれないな」 と感じました。

そして こういう気づきがあった後、私の心境はだんだんと「もう
このままでもいいや」「この具合の悪い状態でもできる仕事はどん
なものがあるんだろうか?」 と考える様になりました。

こういう風に元に戻ることをあきらめはじめたら、奇跡が起こり
始めました。

(続きは別稿で)