自分史 法律勉強時代その1 | 自分らしく生きるレッスン  コーチングで人生の質をあげる!

自分史 法律勉強時代その1

私は、26歳のときに、司法試験受験の為に東京の都市ガス会社
を退社をし 塾でアルバイトをしながらの受験勉強生活に入り
ました。

 → 都市ガス会社勤務時代(こちらをクリック)

週に3回高校生対象の数学専門塾でアルバイトをしながら、
食事と睡眠以外のすべての時間を法律の勉強にうちこんでいま
した。

今、考えるとあまりに自分を追い込みすぎていました。それが
たたり、過酷な生活をして1年くらい経った頃、心身の不調が
襲ってきました。

それは、神経がすごく敏感になり 音や光が通常の100倍くらい
大きく感じられてしまう、という症状でした。

音で言えば、食器洗いの時にスプーンとお皿が触れ合ってカチャ
カチャする音が 頭の中を轟音をたてて鳴り響くのです。

光も、曇りの日でさえもサングラス無しに外出ができない程
でした。本当にちょっとした光が眩しいんです。

今思うと本当に不思議ですが、本当に私の身に起こったでき
ごとです。

そして、大学病院に行って検査をすることになりました。

その結果、耳にも目にも脳(CTスキャン)にも何の異常も
見つかりませんでした。

年の為、違う大学病院にもいきましたが結果は一緒でした。

病院の先生からは、「特に異常はみつかりません、精神安定剤
を出しますから 様子をみてください。」といわれるばかり
でした。

私は混乱し、さらに大きな不安と絶望感に襲われました。

「自分のこの異常で苦痛な症状は、大学病院に診てもらっても
直る見込みがたたないんだ!何故!」

「ずっとこんな状態が続くのだろうか? 」

「何の為に会社をやめてまで頑張っていたんだろうか?」

「母子家庭で育ててくれた母にも、迷惑をかけてしまって
いる。申し訳無い。」

こんな思いで一杯でした。


本を読もうとしても、この時は不思議なことに本の数行分
が同時に目に飛び込んできて読むことができませんでした。

数行分がいっぺんに絵の様に目に飛び込んでくるのです。

意味をつかみたい一行を選別するという自動的に行って
いる機能がうまく働かない様でした。

しばらく、何もできず家に閉じこもっているしかありません
でした。

(続きは別稿で・・・・)