梅雨には水を貯めよう | さかたのみかん

さかたのみかん

みかん農家として独立したので、タイトルを変えました。
家業は相変わらず、肥料屋です。

SNSリンク https://sakata-no-mikan.fensi.plus/a/blink

{9A100762-5583-4217-96DD-7F0B7601B40E:01}

{123940EC-019A-44E9-A89E-7E57D02D7F9A:01}

{76548F6E-67F5-420D-AB25-921A201DBDF1:01}

うちの畑で共同でも水源があるのは、一ヶ所だけなので、ない所は雨水を貯めています。

U字溝を流れる雨水を堰き止めて、貯水槽まで配管されています。

今日はそのU字溝が泥や落ち葉で水の流れが悪くないか、確認に来ました。

梅雨時はこの雨水を貯める絶好の時期です。

この施設を使えるのも、園主さんのおかげであり、この管理はいまだにやってもらってます。

水が限られているので、夏場に旱魃になっても潅水するだけの水量がありません。

しかもこういう水源がない所に限って、急傾斜なんです。

急傾斜ということは、水はけが良いので旱魃時にはすぐに渇いてしまいますが、味は良い畑ということになります。

というわけで、私は草の必要性を感じています。

昨今はマルチを敷いて水分を制限することで糖度を上げる方法が主流なので、草が全くない状態(裸地)が良いと主張される農家さんも近くにはいらっしゃいますが、枯れていても良いのでそこに草が存在していれば、蒸発による土壌中の水分が急激に渇くことを少しは補ってくれると思っています。