やっぱり肥料屋としては触れなくてはいけない話題でしょう。
まず、汚泥が肥料になるの???と思われている方もいらっしゃるでしょうが、汚泥肥料は昔からあります。
うちは販売したことはありませんが。
yahooで検索すると、千葉県のHPに汚泥肥料について書かれているページが最初のほうに出てきたので、リンクを掲載しておきます。
「有機質肥料としての使用が考えられる汚泥肥料についてhttp://www.pref.chiba.lg.jp/ninaite/network/h20-fukyuu/yuuki.html」
詳細はまだわかりませんが、やはり放射能汚染された汚泥を肥料化することは反対です。
原発事故後、これだけ国民に情報をひた隠しにしてきた政府を簡単には信用できないのが一番です。
これは全く個人の見解ですから、科学的根拠は全くありません。
セシウムが200Bq/kg以下が基準になっているようで、これは汚泥排出業者が肥料生産者に販売する場合だそうです。
それも、ホームセンターなどに販売するわけではなく、トラックで直接引き取りに来る場合のようで、これは農家さんが直接その肥料を購入されるような場合でしょうね。
「うーん、これでは心配事は何も解決しないです。」
もう一つの基準である、セシウムが1000Bq/kgというやつですが、これは汚泥排出業者が肥料生産も合わせて行う場合の特例措置のようです。
「なんで、二つも基準があるの?」
前述した千葉県のHPにも書いてあるように、汚泥肥料は原料や発酵の具合で品質が様々です。
私が汚泥肥料をほとんど進めたことがないのは、これが要因です。
そもそも、あまり発酵が進んでなければ、塩が結構残っている可能性もあるために、特にハウス栽培の作物には勧めたことがありません。
ツイッターを眺めていると、「汚泥肥料は低価格のために、広域には流通しない」という発言をされた政府関係者がいるようですが、確かにその通りです。
例えば福島の汚泥肥料を九州の農家さんが購入することはゼロ%です。
この汚泥肥料が流通する地域がどこまでの範囲になるのかわかりませんが、結局は事故の被害地域の中で流通させようということになりませんかね。
これって、さらなる風評被害を招かないのでしょうか?
農水省は「土からの移行係数も考慮している」と言いますが、放射能汚泥の処理に困ったから肥料へという感じがどうしても払拭できません。
これを払拭できる新しい情報があれば別ですが。
あー、最近あんまりブログ書いてなかったから、文章が下手になってるような。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。・・・