話が進むときはこんなものですね。
さて、先日からみかんの栽培面積を拡大したく、農業委員を尋ねていったりと動いていたわけですが、今日はその農業委員とは別口で、「畑を2反ほど借りてくれないか」という話が舞い込んで来ました。
今日は久しぶりの晴れ模様だったために、父は草刈に行っていました。
すると、男性の方が声をかけてきたそうです。
「誰か2反ほど借りてくれる人はおらんだろうか?」
「是非、うちに」と父は即答したそうです。
そのことを帰って奥さんに話をすると、「あそことは昔取引あったし、いろんな勉強会も開いていたから、安心して貸せる」とゴーサインがあったそうです。
この方の家はご主人が勤めで、奥さんがみかんを管理していたそうです。
ご主人も定年後からみかんを始めて、すでに10年。
ご両人共に年を重ね、消毒や収穫がきつくなってきた。
誰かに貸したいけども、借りてくれる人もいない。
そこで、うちに白羽の矢が立ったというこのようです。
今回のことで何が嬉しいって、土地が借りれたことはもちろんですが、この地域は昔から肥料屋と農家としの付き合いがあるんですが、みかん栽培に於いては、なんと言ってもうちは余所者です。
その余所者を相手に貸し借りの話をしてくれて、それを快く受け入れてくれたことがとても嬉しいです。
それもこの4年間しっかりと勉強し、「最高の物を作るんだ」という信念の下にやってきたことを、少なくともこの方は見てくれていたということでしょう。
早速、今日園地を見に行って、明日正式に借りるようにします。
「あいつらが作り出してから、木が変わったな」と思ってもらえるように、これからがんばりますよ。
よ~し、燃えてきた~