長期予報は暖冬 | さかたのみかん

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みかん農家として独立したので、タイトルを変えました。
家業は相変わらず、肥料屋です。

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もうご存知の方も多いと思いますが、10月から2月の長期予報は「暖冬傾向」であることが、発表されています。

以下は農業新聞からの記事です。


(転載始め)

気象庁は24日10月から2月までの寒候期予報を発表した。
現在発生中のエルニーニョ現象などの影響で、「全国的に暖冬になる」と予測している。

降水量は太平洋側を中心に多くなり、降雪量は日本海側の全域で少ない。

南米ペルー沖の海面水温が上昇するエルニーニョ現象が発生すると、大気の流れに影響し、日本の冬の気温は高くなりやすい。
エルニーニョ現象は3月まで続く見通しのため、同調は「冬型の気圧配置が弱くなり、全国的に気温は高くなりそうだ」(気候情報課)と説明する。

季節風も弱くなる。
東・西日本の太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、降水量が平年並みか多い見込みだ。
西日本の日本海側も多くなる。
北日本は全域で平年並み、東日本の日本海側で平年より少なくなるとみている。

気象庁は同日発表した12月までの3ヶ月予報でも、暖冬傾向になると予測した。
月別の予報は次の通り。

『10月』
低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わる。
西日本と沖縄・奄美は気温が高くなる。

『11月』
前月と同じように、天気は数日の周期で変わる。
東・西日本、沖縄・奄美は気温が高くなる。

『12月』
冬型の気圧配置は長続きしない。

(ヤベッ・・・・・最後が切れてて、わからないショック!

(転載終わり)


とまぁ、こんな感じで暖冬のようですね。

さて、暖冬だと困ることは、やはり雨や曇天の日が多くなることでしょうね。

みかんに関しては収穫期に入っていますから、特別な弊害はないかもしれませんが、個人的にはイチゴの生育が気がかりです。

いつも書くことですが、現在のイチゴはとにかく2番果が続くことが1番の目標です。

続かない要因の一つに、温暖化による窒素の吸収が顕著なことが挙げられると思っています。

暖かくなればそれが余計に現れるのではないかとも危惧しています。


また、ここ数年の冬はそこそこに寒かったですから、寒候期の樹勢維持が次の問題でしたが、今年は日照不足による徒長や光合成不足が発生するかもしれません。

2番果には間に合うと思いますが、もしかしたら、樹勢のバランスが狂ってしまって、3番果に何らかの影響が出ないとも限りません。

それらを解消するには、
アミノ酸と糖 の葉面散布を心がけるようにしてください。


現在のイチゴの状態を考えてみると、7月の大雨による冠水と8月以降の干ばつにより、一様にこうだということが言いにくい状態に思えます。

あまり良い状態の苗は多くないように思えて仕方ないのです。

それに加えて、暖冬というあまり好ましくない状態の天候ともなれば、注意は必要です。


現在想像するだけでもこれだけのことが書けます。

また詳しいことは季節が進めばわかるでしょうから、その際には記述していきます。