まだまだ九州は残暑が厳しく、油断していると熱中症になってしまいそうです。
それでも最近の朝晩はいつもの夏に比べると涼しいような気がします。
天気予報によると、来週からは少し秋めくようです。
そうなると、予報通り?予想通り?短い夏となるのでしょうね。
イチゴにとっては、そんなに悪いことではないと思います。
イチゴの花芽分化は低温にならないと順調に行われません。
去年のように残暑があまりにも続くようだと、普通ポットでさえ1番果の分化にバラつきが起こってしまいます。
それがないのではないかということならば、去年のような心配はいらないでしょう。
ところが、最近感じることがあります。
イチゴの苗を見ていると、全体的にどこのものも表面上はそんなに悪くはないように感じます。
それも7月には日照不足でしたが、8月に入って以降は雨もそんなに降らずに順調な天気でしたからね。
しかし、その外からの印象の割には、根があんまりしっかりしていないように感じて仕方ありません。
そういう意味では健全な苗ということに、個人的には、「?」がつきます。
その状態で早く秋めくということは、去年のような気温による心配は必要ないでしょうが、今年は苗の樹勢ということで少し心配しています。
簡単に言えば、苗にバラつきが出るんじゃないかと思うんです。
花つきに関するバラつきと、苗が思っているよりもしっかりしていないために、1番果の花数が少なくなるんじゃないかと・・・・・・・
利点としては、2番果が今までよりも続くやすくなると思いますがけどね。
2番果に関しては、他の要因も強く関与していますから、続くと断言はできませんけどね。
さて、みかんに関してですが、これも8月上旬の糖度はかなり低かったのですが、最近では干ばつ気味になっていきているようで、木が疲れているように見えますが、糖度に関しては心配しすぎることはないでしょう。
しかし、糖度に1番影響するのは10月までの雨量です。
来月9月から10月の間に、かなりの雨量があると一気に糖度が下がるので決して油断はできません。
そのためにも、それまでに十分と糖度を上げておくことが必要です。
みかんに必要なのは、「周りよりもおいしいみかん」です。
これならば、毎年実現することが可能です。
決して、14度以上とかそんなことではないことを頭に留めておいてください。