20代の時に、初めて働いたセレクトショップで先輩から教わった、コーディネートに関してのご法度があって今でも自分のベースになっています。

 

  1. ウエアの紺と黒は合わせない。(黒の靴はOK)
  2. ベルトの穴が変わったら買い替える。
  3. とりあえず、ALDENかJM WESTONを買う。
  4. ドレスシャツの下にTシャツはなし。
  5. 靴下も気を抜かず、インポートモノを選ぶ。
  6. 3種の神器?はとりあえず持っておけ。
  7. 寒くても春には春アウター

 

1.特にネイビーが基本のセレクトショップで働いていたので、黒い服の商品がそもそも、あまりありませんでした。

これは今でも守っているというか、紺と黒の合わせ方がわかりません。

 

2.ドレスベルトに関しては絶対です。カジュアルパンツは股上の深い、浅いや、生地の厚い、薄いがあるのでなかなか難しいですが、微妙にパンツの種類、季節によってベルトを分けています。そこで便利なのが、メッシュベルト、リングベルトとエラスティックベルトです。この3本なら多少のアジャストは気になりません。

 

3.入社して一番最初に買ったのが、JM WESTONのローファーでした。一足目としてALDENのチャッカーブーツがほしかったのですが、サイズがなく、入荷待ちだったので、WESTONにしました。当時からすでにALDENは入荷が不安定でした。笑

今も現役のウェストンのローファー

 

4.これもいまだになしですね。笑

最近はカジュアルシャツの下にTシャツをポイントとして着ているコーディネートがありますが、それは、理解できます。古臭いおやじ風の着こなしが新鮮な時代ですね。つくづくファッションはサイクルだと感じるような歳になりました。

 

5.靴下も当時お店で展開していたSozziかDore Doreを選ぶしかありませんでした。買い物の予算が少ない中で、ソックスぐらいは気を抜きたかったのですが、許されませんでした。笑

ぱっと先輩の目に入ったとき、「どこのソックス履いてるの?」と聞かれた時の恐怖を想像すると、買うしかありませんでした。

2022年秋冬から、当時買っていたSozziのエージェントになりました。何かの縁ですね。

 

6.三種の神器みたいに、前述のALDENとWESTONもそうなのですが、必ず買うべきモノみたいなものがありました。セントジェームスのボーダーバスクシャツ、クラークスのデザートブーツなどがありました。セントジェームスはお店で扱っていないのにスタッフみんな着てました。笑

 

7.今みたいな時期だと、インナーが春物なので、アウターは温かいアウターを着たいところですが、春物には春アウターを合わせろ、という教えでした。外を歩く時も気を抜くな、というのと、素材感を合わせろという教えでした。昔の洋服屋さんですね!笑

 

当時、先輩から、どこの着てるの?という問いかけに怯えながら(笑)日々過ごしていましたが、今の自分の着こなしのベースになっています。昔の洋服屋さん癖がスゴい。

 

 

毎週水曜日に更新する予定です。引き続きご覧ください。

 

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