プロ家庭教師集団名門指導会代表の西村則康先生の記事を読ませていただきました。


その中で、

中学受験に挑戦できるかの判断基準が示されていました。


①小学校のテストで、安定的に8割以上の点数を取れる

②宿題をきちんとやれる

③長時間椅子に座って、先生の話が聞ける

④毎日、家庭で学習する習慣が付いている

⑤親子関係が良好である


まさにおっしゃる通りだと思います。

私も同感です。

昔はこういった子しか中学受験をしていませんでした。


しかし、

最近はこの条件を全く満たしていない子たちが、中学受験に参戦してきています。


この中には当然発達障害の子やグレーゾーンの子も含まれています。


私はこういった子たちを見ることが多いです。


もちろん

この子達に勉強を教えて合格させることは、

本当に大変です。


少しでも楽にしてあげるには、

やはり幼少期からの習慣化です。

ただ、

合格した時の喜びは、

それはもう言葉では言い表せないものです。

その子達のことは一生忘れないと思います。


ご両親も

ご子息が中学受験に向いていないことは百も承知ですが、

ご子息の将来を見据えて、

ご子息の幸せを願って、

ご子息が少しでも楽しい学生生活を送ってくれることを願って、

ご子息が同じような特性を持った仲間と楽しく過ごしてくれることを願って、

厳しい戦いに挑んでいます。


このような想いを私も共有して

みんなで一丸となって合格した時の喜びは

本当に格別なものです。


その後にだんだんと成長が追いつき、

大学に進学した話や

大企業に就職した話を聞くと

本当に嬉しくなります。


大学院に進学して教授を目指します!

という子もいました。


中学受験に向かない子は、

その後どこで急に成長し出すかはわかりません。


ですので、

その後の成長のことを見据えて、

中学受験の時は偏差値に捉われずに、

ご子息が心地よく過ごせる学校、

ご子息が楽しく勉強できる学校、

ご子息の特性に理解のある学校、

同じような特性の子が生き生きとしている学校

などを選んであげてくださいね。


ご不安なこと、気になることがあれば、ホームページの方からお気軽にご相談してくださいね。