先日、寺子屋に通ってくれている
中学生の体育祭を見に行きました。
毎年楽しみにしている行事です。
普段私たちは勉強している姿しか見ないので、
特に体育祭はいつもと違う子供たちの
面が見れてとても面白いものです。
勉強はあまり得意じゃなく、
自信なさげのあの子が、リレーで大活躍。
寺子屋ではおとなしいあの子が、
実はクラスの人気者。
寺子屋のムードメーカーのあの子は、
やっぱり学校でも中心の盛り上げ上手。
勉強が得意なあの子が、ダンスも得意。
一人ひとりいつも私たちが見ている顔とは
別の顔でイキイキしています。
また、それぞれのクラスの雰囲気も
少し見ることができます。
あの子、最近よくしゃべるようになったと思ったら、
楽しそうな団結力のあるクラスだな。
あの子が最近表情が浮かないのは、
クラスの雰囲気があまりよくないからかな。
など、いろいろ新しい発見があるものです。
そんなとき、ノーベル医学生理学賞を
受賞された大隅教授が
テレビのインタビューでおっしゃっていました。
「若い人が好きなことに一生懸命
打ち込める環境をつくってあげたい。」
大隅教授の出身高校の生徒たちが
「自分のしたいことを一生懸命頑張ろうと思いました。」と
語っている姿を見て、子どもたちみんなが
イキイキと好きなことを一生懸命できるように
なったらいいなあと改めて思いました。