~丸つけの大切さ~ハッピープリンvol.123 | 無料映像授業のさかぽん先生.tv

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ハッピープリン

 

勉強をするうえで、できるようになって

ほしいポイントはいくつかありますが、

その中でも小学校低学年から
高校生まで共通して大切なことは、

「丸つけがきちんとできること」です。

 


自分で解いた問題を自分で丸つけして、

間違ったところを解けるようにしたり覚えたりする。

 


この作業がしっかりできるようになることが大事なのです。

 


寺子屋でも、小学生からずっとまずは

丸つけをしっかりできるよう指導します。
ちょっとしたミスなら、

パパッと書き直して丸にしたり、
合ってるという思い込みからサーと

答え合わせをして全部丸にしたり、
模範解答と自分の解答との行ったり

来たりがうまくできなくて、

悪気なく間違いが見つけられなかったり。

 


丸つけがきちんとできない理由はいろいろあります。

 


特に小学生は、大人が思っている以上に

正しく丸つけができないと思ってください。
なぜ丸つけが大事なのかを小学生の

うちから納得させておくと、その先も自分の

ためになることだと思っているので丸つけをサボったり
適当にするということはないと思います。
間違うことは悪いことや恥ずかしいことじゃない。
間違ったところをわかるようにすることが勉強、

それが今より賢くなるということ。

 


もし間違ったまま漢字や英単語を覚えてしまったら、

せっかく覚えたのにテストで×…もったいないよね。
など、私たちは何度も何度もその子が納得する

までいろいろ話をして、丸つけの大切さを伝えています。

 


故意に適当に丸つけをしていることが発覚すれば、

小学生でも中学生でもそこは厳しく指導するポイントです。

 


面倒くささや、×をつけたくないという

プライドを捨てられたとき、

ゆっくりでもいいから正しく丸つけができたとき、
その子はものすごく成長し、

本人も「わかる」楽しさが実感できます。

 


おうちでも、宿題などの答え合わせが

きちんとできているか、その部分だけは

小さなときからしっかり見てあげてほしいと思います。