英国では学校の出席が法律で厳しく管理されている国であるため、不登校となること自体がとても難しい選択肢です。日本から来られたお子さんが居場所をなくして孤立してしまったり、帰国せざるを得なくなったりするご相談があとを絶ちません。

 

日本によくあるフリースクールのような居場所もロンドンには非常に乏しく、さらには日本語の居場所となるとさらに難しいのが現実です。

オンラインのサービスは日本にも多くあり、イギリスからでも時差をうまく調整できれば日本のものを受けることもできますが、対面で触れ合う場所がつくれないのかなと思ってきました。

 

英国に来てから、そのようなご相談を受けるにつれ、英国で日本人の特性を持ったお子さんや不登校のお子さんの居場所づくりができないかとここ数年思ってきました。

その話を、どのような形で実現したらよいか案を練りながら、様々な方に話をしていたところ、なんとこのたびNPO英国なかよし会さんが素早く反応してくださり、とんとん拍子にことが進むことになりました!!

 

英国なかよし会さんは、英国において子育ての孤立化を防ぐことを目的として設立され、もともと3歳未満のお子さんの会を開いて来られました。昨年から対象年齢をひきあげるたり、ベビーシッターの派遣事業をされるなど、活動を幅を広げてきておられます。

私の方では、これまでも子育て相談会を担当させて頂いたり、マタニティブックに寄稿させて頂いたり、支援の必要なお子さんをご紹介頂いたりなどで、連携を取ってきました。

そして、虹の森でも、英国なかよし会の代表の村尾友子さんが作成した絵本が、早期療育のセラピーで大活躍しております!

 

まずは事前に英国なかよし会の運営メンバーさんとミーティングを重ね、子どもさんの居場所の前に、まずは親が集まれる機会を作ろうという運びになりました。

 

下記にて開催されます。

 

不登校・発達凸凹の子を持つ親の会

2024年3月24日(日)14時 @Ealing Broadway

https://buytickets.at/nakayoshikai/1162813

 

ご興味がありましたら、どうぞご参加ください。

 

英国なかよし会さんの桜まつり

来月には前田幼稚園フィンチリー校舎を会場に桜まつり(チャリティーバザー)も開かれるそうです。

なかよし会 (nakayoshikai.co.uk)

 

代表の村尾友子さんの絵本

療育で大活躍中のこちらの絵本は、坂野もレビュー書かせて頂きました!

Murao - Japanese Children Books

 

 

マタニティブック

坂野も寄稿させて頂いております。

マタニティブック - なかよし会 (nakayoshikai.co.uk)