ドS先生が、最近のバレエ界の流れや、お国柄やらそんな事を時々話してくれる

 その中でバレエは芸術であって、アクロバティックを競う競技とは違う。

 と言う事を強く主張している


 私も当然だと思うし、ちゃんとしたバレエ団、指導者はそうしていると思っていた。

 

 が、そうじゃないらしい。


 チケットが売れなきゃ、スポンサーがつかなきゃ、生徒が来なけりゃ成立しないから、時代の流れに合う、見栄え、わかりやすさ、お金になる方が主流になる

 悲しい現実

 どこの芸術世界も同じ!

 知識や訓練がなくてもわかる!簡単なサブカル的がもてはやされるのだ。


 でも、表面的にはそれを受け入れつつ、変わらず基礎基本、王道のスタイルを守り続ける人が最後には残るんだろなあ。と思う

 

 ドS先生は大人バレエにも、新しい練習法を取り入れつつ、芸術としてのバレエの基礎をしっかり教えてくれる。だからレッスンが楽しいのだ


 今日もしっかり基礎!

 腕のホールド。

 その為に必要な腹筋力

 先生のピラティスはピラティスが目的ではない。バレエの為の筋肉を使える筋肉としてつける手段。

 だから今のトレーニングがバレエでどう活かすか考えながら。

 

 飛行機バランス

 あらっ!不思議

 グラグラしないし、むしろ気持ちいい。

 へぇ~、なんだろう?


 最後にポワント足慣らしをして、ディアナのバリエーション

 ようやく、今日は納得いく音取りが出来た!あぁスッキリ!

 左足ケンケン出来ない問題も、上手く誤魔化す。

 我ながら、こういう部分成長したなあって思う

 私の体で目指すところは、完璧なコンクールの子のような踊り方ではない。海外の年配のバレエ教師が指導してるあのラクに見える動き。

 そう考えてから、何を大切にするかも迷わないし、無駄に頑張らなくなった。

 去年の足骨折は凄い気づきのチャンスだったなあ