今日3月15日。

 去年の今日、腓骨骨折の精密な診断が出た日。深い亀裂ながらどうにか皮一枚でつながってた奇跡的状態。

 手術を免れた安堵と、ヒビなのに6週間というギプスにショックを受け、源ちゃん先生のところで大泣きした日

 それでも大泣きした後、負けてらんねー!って頑張れた自分。

 メンタル強くなったなぁ


 私は20代からずっと色々な1個1個は小さな不調に悩まされてきた。

 まるで更年期のよう。


 アトピー性皮膚炎に始まり、過敏性腸症候群。生理不順、生理痛。緊張型頭痛、チョー低血圧。

 

 仕事についてからは早番遅番を繰り返すシフトで、しかも先輩や上司と性格が合わず次第に夜眠れない、睡眠不足だから朝起きるのが益々辛い、でも遅刻したら何言われるかわからないから、絶対に起きなきゃ!でぐっすり眠れない。毎日ウトウトが続いて自立神経失調症になった。

 

 朝の通勤電車で、ある日突然息が出来なくなった、口パクパクした金魚みたいに。慌てて次の駅で下りてベンチに座って休む。

 真っ青な顔の私を見て見知らぬオバちゃんが声をかけ背中をさすってくれた。症状が落ち着いた私に、無理しないで今日は休みなさい。ってね 見ず知らずの私を心配してくれた。こんな人もいるんだ。有難かった


 その後又発作になるんでは?と

毎朝電車が怖くて。

 

 こうなると負のスパイラル。

 

 更に追い打ちをかけるように、結婚直前、親が倒れる、祖父が認知症になる。結婚式直後には旦那がリストラになる。リストラの原因が私だと姑からは暴言をはかれ、家を監視され、精神的にボロボロになった。

 私の中から笑顔が消えた。

 な~んにもやりたくない。晴れたお空見ても灰色にしか見えない。


 そこから引きこもり5年


 体の筋肉が70歳レベルになってしまった。酷い腰痛に悩まされ、座っているとハァハァ肩で呼吸するようになった。

 マズイ!

 さすがにそう思って、ようやく辿り着いた接骨院で運動しなさい!って言われた


 それから少しずつ

 

 不思議!

 筋肉がつくと、前向きになるの。笑顔になるの。

 同じ症状が出ても、大丈夫!治る治る。って思えるの。

 他人の悪口にも、なんであんな事言われるの?グスンとか、なんだアイツイライラ!とかじゃなく、ふぅ~ん、言いたきゃ言えばいいさ、アンタとは関係ないし、さよなら。みたいなスルーする気が強くなる。


 筋肉って鎧

 

 それは体だけじゃなく、心の鎧でもあるんだね。


 筋トレって言うと、ジムでヒーヒー言いながらマッチョになるみたいなイメージあると思うけど、違うんだなと私の経験から思う。


 ちょっと大股で歩くでも、ゆっくりストレッチするでも、歯磨きしながら踵上げ下げする、トイレから出たら全身のび~ってする。

 そんなんでまずはいいの。


 ストレッチポールがあれば、毎日それにとにかく一分でいいから、のって背中を伸ばす。これでいい。


 いきなり大変な目標作るから挫折する。

 まず絶対出来そうな事一つから始める。


 その内、もう一つやってみようかな?とかなるから。


 30代で筋肉70歳の私が、40代でバレエを始め、50代になってむしろ筋肉が若返った。でも10年かけてゆっくりゆっくり筋肉をそだててきた。

 今は動くのが楽しいし、運動の大切さを誰より痛いほどわかる。骨折ぐらいじゃめげないくらい強くなったし、多少辛い事があってもなんとかなるんじゃない!って楽天的でいられる

 筋トレって、やれば必ず成果が出る、逆にやらなきゃ若い人だって衰える。

 本当にウソつかないね。


 気持ちが塞ぎこんだら、大きく深呼吸して、なんでもいい少し体を動かそう。

 きっと心から元気になるから

 

 筋肉を見れば性格がわかる

 その性格は、筋肉が変わると変化するんだ。

 私の性格だから!なんて決めつけないでやってみたら性格も変わるよ。

 一度きりの人生だもの。

 笑顔の時間が増えた方がいい。

 笑顔は自分から作るもんだねー