よせばいいのに、久しぶりに発表会のビデオを見る。

 私の黒歴史の数々。

 いやー、ヒデー!しか言葉がない


 時間が経った数年前のビデオなら少しは冷静に見られるかなあ?とか思ったけれど、どうしてどうして。何年経とうが、何回見ようが、アカンものはアカン。それどころか冷静になればなるほど、ダメ出しも冷静になり打ちのめされるもんなんだ。


 一番新しい、昨年秋の発表会のエトワール。

 これがまあ、悲惨

 もっと、歩幅広く歩いていたつもりが、あれ?なんでこんなにちょこまかしてるんだ?ナゼ1回目見た時は気がつかなかったんだろ?


 バロネが失敗とか、アラベスクが上がらないとか、それはまぁ仕方ない。

 が、えっ?なんでこんな動きしてるの?なんで全身お休みしてるの?そういう、出来るのに出来てない箇所にやたら目がいく。


 それって古いビデオ見ても同じ。以前も見たハズなのに、見るポイントが違う、ナゼ?こんなちょっと気をつければいい事が出来てないんだ?そればかり気になる。

 

 教室でのリハで動画撮影していても、撮影角度によってはわからない部分もあるし、練習真っ最中の時の関心は別のところなんだろなあ。

 今だから気がつく。

 今になってその大切さにやっと向きあえてるのかな?


 今年1年、出来る事、基礎中の基礎を完璧にしよう。

 ただ立つ歩く、手を動かす。

 それだけなら、誰にも負けない、どんな時どこから見ても完璧にするぞ。


 拷問タイムのビデオだけど、客観的に見る為には時に大切。

 そして、時と共に見方が変わるんだなって大発見でした。