今まで、漠然と感じていたけれど、自分の視力の問題かな?くらいにしか思わなかった。

 でも、そうじゃないみたい。


 左右の違い最初に感じたのは、目。

 右と左、見え方が違う

 明度や彩度がかなり違うのだ。右の方が明るいし、少し赤みがかかる。左は暗く見える。

 右目だけでモノを見ても距離感や位置関係は両眼と変わらないけど、左だけで見ると距離感も違うし、位置もズレる。なので左目の眼帯は対して不自由を感じないけど、右目の眼帯は怖くて日常生活さえビビる。


 私の視力は生まれつき悪いし、左の視力が特に悪い。だからそう見えるんだろなあって思っていた。


 ところが目だけじゃなかった!

 耳。

 子供の頃から、音に敏感だった私。車のエンジン音の違いや足音の違いを聞き分けていたらしい。

 ピアノでも習えばなんか少しは、その能力を成長させられたのだろうけど、そんな習い事はしていないので、音感音階、そう言うのはわからない。

 ただ、ニュアンスの違いはわかるよ。なので同じ曲の演奏は、誰のが好みって言うのはある。

 先日もキヨリンのピアノがいつものYAMAHAではなく、スタインウェイだったから、うわっ、春よ来いの雰囲気違う!って驚いた。


 で、その中でユヅ君が、左手は足、右手は上半身って話をしていて、ハッとした私の耳は左が拍、右がメロディを追いかけるんだよね。そんなはずない。って言われると思う。私も以前はそんなのわからなかった。たまたま左耳が聞こえなくなった時に、踊っていて拍が入って来ない。メロディだけだと休符の部分が踊れないのだ。

で、カウントを数える。なんかモヤモヤでね。

 しばらくして耳が回復してきたとき。それでも複雑な音や声は聞き取りにくいけど、ビートは感じとれる。そしてああ、左右の耳って違う働きしてるんだなと感じた。


 あくまでも感覚

 科学的根拠はない。

 でもこの左右非対称の感覚の違いが、私の書道だったり、バレエやスケートに何らかの影響を与えてるんだろなあ

 いいのか悪いのか知らないけれど、今はこの感覚を楽しんでいる。面白いね。


 そんな耳

 数年前に、帯状疱疹の後遺症で左耳が聞こえなくなった。

 えっ、右耳だと自分の声が違う!

最初それが気持ち悪くて。

 その後聴力は回復してきたけど、元通りではない。

 その中で、左には左の役割がある事に気がついた。右耳は言葉を理解しようとする。左はビートだったり、音のニュアンスを感じ取ろうとする。


 去年から、目にも帯状疱疹の後遺症が出てるのか?左目が違和感しかない。

 見えなくなったらどうしよう?

 不安はつきまとう

 でも、そうなったら受け入れるしかない。せめてそれまで、それぞれの器官の役割を最大限使ってあげたいな。

 目も耳も、2つあったも役割が違う。代用出来ない唯一無二の器官なんだよね