鍋焼きうどん”
なんて良い響きの料理名なんだろう。ググッと心を鷲掴みされる感じがたまらない。
この鍋の中に全部が詰まっているよ!的なお得感。
鍋焼きうどんがあれば他におかずは要らないっしょ。
強いて言えば香の物。あと我が家は魚屋なのでマグロのブツ切りくらい。
はい、異論は認めます。
鍋焼きうどんの凄いところは箸休め、メインのおかず、副菜、汁物、
主食(うどん)が鍋の中で1つの世界を作っていると言うこと。
その日の気分で入れる具材を変えたり、食べる楽しみの他に作る楽しみもあります。
汁だってそう、関西風の出汁がきいた薄めの色で作る時もあれば、関東風のしっかり醤油味で仕上げたりする。
なんだなんだ、『鍋焼きうどん』1つで結構語れるな。
この日の具材は鶏肉、五目がんもどき、ほうれん草にお麩。
そしてだし巻き卵に蒲鉾、甘めに炊いた油揚げと椎茸。
これに揚げたての海老天を乗せて完成。
具沢山=正義です。はい。
ブッ込んだもん勝ち。
さらに魚屋親父と息子、私は生卵をOn。
ほら、瞳を開け....... 蓋を開ければ素敵な世界が広がっている。
海老は店から拝借。(揚げちゃったもん勝ち)
薬味葱を散らし、お好みで一味or七味を振る。
酒飲みな私は具材を肴にちびちびと、お酒に納得がいったら土鍋を火にかけ熱々に!
そう、味が染み込んだうどんを〆に啜る。これぞ完璧な流れ。
私の場合、お酒は日本酒か焼酎が鍋焼きうどんのおとも。
これから朝晩の冷え込みも厳しく寒い日が続きますよね。
そんな日は心も体も温まる鍋焼きうどんなど如何ですか?
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