今はどんな感じなんでしょう。
http://37560366.at.webry.info/200807/article_1.html
より転載
20年前・・
この仕事も考えもんだ
---原子力発電所---
「『---体がだるい、頭が痛い、眼が痛い、この仕事も考えもんだ』そういう遺書をも残し、妻子をのこして発電所裏手の林で又々若い父親が首くくっちまった・・・ ・・・。
脳のねえ子が死産で、若夫婦が自殺したり、こんどで七人め・・・ ・・・。
靴下から作業衣まで三枚も重ねて、手足との間は、一枚一枚ガムテープでしっかり貼って、被ったカプセルと顔や首の間もガムテープ・・・ ・・・。
パイプで送られる人工空気は湿り気の全くないノドも口の中もカラカラ、何人も並んで待っていて、二人宛パイプジャングルの底の膝上迄つかってヘドロ掬い・・・ ・・・、
中では寄りかかることも座ることもダメ。
一度体に入った放射能は、胃、肝臓・・・ ・・・内臓をやられて現代医学では不治のガンで次々と死亡。
下請けの下請けのその又下請けの労働者たちが一日四千円。
労基法もなく、怪我をしてもほったらかし。
一ヵ所で四千億円かかる原子力発電所が日本中に二十二ヵ所・・・ ・・・
次々と建設されていく。
世界中にも。
核基地のほかにこの現実!
放射能へドロを詰めたドラム缶、流水は陸も海も汚し、汚染された野菜や魚類、肉を毎日たべている日本人お互い・・・ ・・・。
(八六年九月)