敦賀原発2号機蒸気漏れ 「低温割れ」の可能性 原電
11月1日8時2分配信 産経新聞
調整運転中の敦賀原発2号機(敦賀市)の高圧タービン入り口付近の溶接部分の傷から蒸気が漏れて原子炉を手動停止した問題で、日本原子力発電は31日、溶接部に含まれる水分などによる「低温割れ」が原因の可能性が高いと発表した。原電が調査を委託した試験研究機関の報告によるもので、調査中に別の溶接部でも傷が見つかったことも明らかにした。
原電によると、傷は溶接部の全周(長さ約28センチ)につながり、一部が底部まで貫通していた。溶接部の硬度が通常よりも硬く割れやすい状態だったことなどから、低温割れの可能性が高いという。低温割れは十分に乾燥させずに溶接を行ったときなどに発生し、溶接から数日経過して割れることがある。このため、メーカーの出荷時点検で発見されなかったとみられる。また、別の溶接部を調べたところ、底部から上部に向かって傷(長さ約7ミリ)が見つかった。
原電では、溶接に際して温度設定などの指示を出しており、調整運転も含め、対応は適正だったとしている。今後、メーカー工場で再現試験を行って原因を調べるほか、低圧タービンについても点検するとしている。
最終更新:11月1日8時2分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000056-san-l18
敦賀原発も活断層の上ですね。
これを機会に解体すると良いと思う。
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