ポケットに問題を~魔法少女は隕石の夢を見たか~/遺伝子組換こども会
1. ポケットで体操を~GONE FOR GOOD~
2. 魔法少女vsメカ先生
3. 東京ワンダー
4. 宇宙人が攻めてきた
5. Track 01:OP
6. はじめてのメタル
7. メテオの日
8. 月の裏側
9. さよならありがとう
10. ポケットで体操を~HOME SWEET HOME~
遺伝子組換こども会の1stフルアルバム。
2009年6月の発売。
ジャケットはポケモンからのインスパイアですね。
過去にもFFのジャケットにそっくりなシングルも出していたようで、こういう際どいネタは大好きです。
曲調としては、ピコピコ・ポップをベースにして、メタル調のアレンジがあったり、歌謡曲的なアレンジがあったり、統一感を持たせながらバラエティも豊富。
V系シーンで例えるなら、キボウ屋本舗あたりと音楽性は近いのかもしれませんね。
マイナーコードで、ピコピコしていて、生音も良い感じで活きているバンドというと、食指が動く人もきっといるはず。
全体的なメロディの選び方が、90年代のバンドに通じるところがあるかもしれません。
歌メロがカラオケで歌ったら気持ちいいんだろうな、という、耳馴染みの良さ。
ポップなだけじゃない、哀愁や切なさなんかもあって、なかなかセンスが良いなと思います。
中でも、「宇宙人が攻めてきた」の名曲感がすごいな。
非現実的なテーマを持ってきているのに、ビシビシ共感できるリアリティ。
SF作品を見ているようで、胸が締め付けられる。
「魔法少女vsメカ先生」、「はじめてのメタル」などの代表曲も収録。
シングル的なナンバーと、アルバム曲とのバランスもとれていますね。
ボーカルの歌い癖や声質もあって、ポップよりな曲はL'luviaを思い出した。
ライブではお芝居なんかも取り入れているようで、またひと癖あって面白そうです。
まだマイナーバンドですし、知らない人も多いかと思いますが、気になる方はmyspace
なんかから聴いてみてくださいな。