くさのねアイドルフェス2024というフェスに行ってきました。





9月8日日曜日にあったのですが、思い返すと今もなんかちょっとemo衛門なので、ブログに書くことにする。





結論から書くとすごくよかった。



私にとって佐倉はまあまあの地元で、しかも今回(アイドルフェスとしては)初めての開催ということで、 まあ、 色々ハプニングあるんでしょと思っていたし、しかも佐倉、こんな田舎だからな~と、



(↓私のイメージの中の佐倉)





これは約10年前というか正確に書けば2015年5月にこの場所で都営三田線の古い車両に乗ってニコニコだった当時2歳半のうちの息子(今回は誘ったのに来なかった、そりゃ今となっては小6だしな)




(↓ここから現在の佐倉)




これが2024年9月、今回のOrange Shelterこと3つ作られたうちのステージの1つである



そしてこれが今回の特典会会場、どう見ても桜が咲く季節はお花見広場である




いや~本当にここでやるのか!という、どうなることやら感を始まる直前まで抱きつつ、


だがせっかくこんな豪華な顔ぶれ


が地元に集うなんて、今後なかろうなと思い、地元のオタクとしては迎えない訳にはいくまいと思って、フェスの類は


ササキフェス以外全然行ったことない私ですがおそるおそる行ってみたわけです。



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だが終わってみればとにかく期待よりはるかに良かったといっても大げさではない。

もちろん伝説的に良かったと信じてもらうことにより、来年の開催も期待したいという千葉の田舎オタクとしての下心もないではないが、純粋にこんな場所でやったとは思えないナイスフェスだったと思う。




オープン直後


よかったところを順番に書いていきますと、



①音がよかった。


会場着いてまず思ったのは、こんだけステージ接近してたら絶対音混ざるだろうまともなライブになるのか?という事だった。



それが大丈夫だった。

ステージは近いように思われたが音は3方向を向いており、間に立てばまあ両方耳に入らない事もないが、ちゃんと聴こうとステージの正面に立てば完全に没入することができた。


これはやはり、(主催者の言うとおりで)くさのねフェス自体が2017年からやってきている蓄積が大きいのだろう。





 今年はDay2として初めてアイドルフェスもやったということみたいだが、この前日のDay1にあたるロックフェスのほうには、個人的にsiraphTVや開歌のアートワークやSONOSUKIMAKARAやボブスレーラジオや怪談で知られるフミキモさんも来ていたようで




特に何の脈絡もないですがこれはボブスレーラジオのフミキモさん出演回



まあフミキモさんも機材トラブルがエグチだったとも書いていたし、トラブルなんてライブハウスの中でだって結構起こるんだから野外でやればなおのことであろう、タイムテーブルなんて狂って当たり前、だと思っていたが、少なくともDay2アイドルフェスの方は割と順調な感じで、まあまあ予定のタイテどおり進んでいってた感じだった。

これだけでも十分個人的には(佐倉の割には)大したもんだすごいすごい的な気分だったですね。




②出演者のパフォーマンスがすごかった。


好きなアイドルグループが地元に来てくれるというだけで嬉しいものですが、




やっぱり美味しい曖昧、さとりモンスター、そして京都(この日は前日香川)からやってきたきのホ。といった私の中ではトップレベルの強いパフォーマーたちが、「くさのね」を盛り上げに来てくれてぶちかましている姿や、昼間だって晴れすぎて日なたにはちょっといられない暑さの中、真っ昼間のステージで歌い踊る姿、そしてそれに沸くオタク、こんな田舎でこんな熱いアイドルフェスをやっているという光景を目の当たりにした時、やはり音楽という絆で結ばれたアイドルとオタクたちの純粋さというものは何物にも代え難いな~~と感動しました。


















調子に乗ってX以外にも写真を載せてしまって私は悪いオタクです…せっかく来てくれてこの日限りの撮影可能でしたんで下手なカメラで申し訳ないのですが許していただけないでしょうか…とにかくいいライブだったってことが言いたいんだ…


台風よりはもちろん全然良かったけど、暑さ対策もアイドルフェスはロックフェス以上に必要なのかもしれませんな、本当に暑そうだったからな~(オタクサイドは木陰とかで涼めばそれなりに大丈夫だったけど)



③交通もがんばっていた。


佐倉はもともと、エリア的には成田の隣だし、佐倉でもそれなりにでかい秋祭りもやっているし、春も時代まつりというのをやっているし、それなりにフェス文化(?)がある土地柄だと思うのですが、田舎なことは否めない、そもそも草ぶえの丘に校外学習の小学生以外の団体を呼ぶなんて可能なのか…?と思っていましたが、






せっせとシャトルバスが駅まで往復している様子だった。ずっと駅にいた訳ではないので待たされた人がどのくらいいたのかわからないが、入場ゲートで怒号が飛び交ってたりはしてなかったので、そこまで問題ではなかったのではないかな。ちなみに私は地元民なんで~とばかりに行きも帰りも歩いて京成佐倉駅から往復してみましたが、歩道が時々なかったり狭かったり、帰りに至ってはマジでかなりの真っ暗なので、来年の参戦者に向けて書いておくとやはり無料シャトルバスか車が推奨されます。




④フードドリンクも良かった。




食べ物飲み物も、 8店舗ほどが出店していて長蛇の列というほどでもなくソールドアウト多発ということもなく、かといって全然売れてない訳でもなかったと思うし、個々のお店の収支はわかりませんが客からしたらちょうどよかった。 (アルコール飲料が目立つ写真なので一応書いとくとノンアル系やソフドリもたくさんあったよ。)





まあ私は全然売上に貢献してなくてすみませんが、値段も内容も、評判は悪くなかったんでないですかね。







⑤音楽という筋の通ったフェスだった。 


主催の思いとしては、この「くさのね」の特質は「音楽」だということですが、これはかなり出演側も共鳴するところがあったようだ。





個人的に非常に印象的だったのは、「Blue Forest」のトリのきのホ。のライブ中、ステージ正面のテントがPAブースのようだったのだが、私はその横にいたところ、頻繁に髭サングラスの風体のおじさんが飛び出してきてはまたすぐ中に戻り、何やら調整しては、また飛び出してきたかと思ったら戻り、PAチームと話したり、とやっていた事である。たぶんあれはやはりずっと音の調整をしていたのだろう。


実はきのホ。は開幕前に軽く音がトラブっていたのだが、そんな中でメンバーが不安を感じることなく思い切りパフォーマンスできるように、かつ、オタクも思い切り盛り上がれるように、ドタバタやっていたに違いない(と勝手に思っている)。ちょこちょこマイクがハウリングしかかったりしていたが、それだけギリギリまでガンガンにやっているという印象だった。









そのきのホ。のライブについて書くと、非常にこのイベントのトリをやる意味を考えてくれてたというか、きのホ。レベルのアイドルが来てくれた嬉しさをこちらもガンガン出すことができたし、こんな田舎で熱い思いのこもったライブをやることが、きのホ。のアイデンティティーにもつながっている感じだし、私個人の感想ですが、終わったあとになって、そういや暇してる地元の友人でも誘ってやればよかったな~という気持ちになったので、そうか、きのホ。は仕事のできるアイドルだな!と実に感心した!!というか感動させてもらいました。本当にきのホ。がトリで良かった。




終演が近づき日も落ちてきた頃の様子。一部グループのファンによるものが目立つので笑、私ももっとPANDAMIC!!とか終わらないで、夜とかべたべたと書き込めば良かったか…



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というわけで個人的には大成功だったのではないかと思う。今回が一回目だと気づかないまま楽しく盛り上がったファンや出演者の方も多かったのではないかな~。






さすがにこの距離なので東京からはそりゃ遠いですが、20時そこそこには京成佐倉駅に着けたので、綱島にもまあどうにか普通に帰ることもできたし、何もかもなんとかちょうど良い感じで1日楽しかった。



佐倉は歴史の街、佐倉藩も堀田正睦あたりの頃は蘭学で栄えていたとはいえ、今となっては長嶋茂雄、バンプ以後はBUMP OF CHICKENの街でしかないからな~~(個人の感想です)という所だと思うので、佐倉にご興味を抱いて頂いた方は佐倉城跡、現在は国立歴史民俗博物館


となっておりますので、ぜひおいでくださいませ…。一応、国立ですのでね…。




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というわけで佐倉にくさのねフェスと音楽が根付きますように~~来年も開催たのむ~~~