私はイベントとかフェスとか正直苦手で、あまりタイプではないかもしれないグループの時とかしんどいかもしれんと思うと、やっぱり好きなグループのワンマンが一番良く思ってしまうのですが、それを前日に感じたばかりだったのに明くる日にはササキフェスというイベントは最高だな…となってしまったので、それを書こうと思います。
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などと偉そうに書き出しましたが、ササキフェスは今回で3回目なんですけど1回目は
昼夜二部制で、私は一応配信で観たんだったか、とにかく通販でラス1だったTシャツを買ったくらいだから現場には行ってないような…いやでもLOFTだったよね覚えてる…夜だけ行ったんだったかな……程度の記憶でしかない、、(TIGETを確認すると来場チケット買った様子は全くないので一体何を覚えてるというのかマジで引っぱたきたくなるブログである)
まあ、とにかくこれを今振り返ってみても、当時現役JKアイドルだった佐々木亜実さんが自らもパフォーマーでありながら、最先端のオタクとしてまさにその瞬間上昇気流乗りまくりかつパフォーマンスで旋風起こしまくりのグループを、私欲(失礼)という真実の目で選びそれが完全に実現した、まあ要するに、おおこれはすごい。となる顔ぶれが揃ったイベントだったですよね。
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そして2回目は、
業界で知らない人はいないアイドルイベント「エクストロメ!!」といきなり共催になりパワーアップした。
個人的、たぶん私はまだ寺嶋由芙さんを生で拝見した事がない(その瞬間に何か衝撃が走ると謎に信じている)ので、この時も配信だったかなと思ってTIGETを確認するとやはり配信だった。
という体たらくなので、ササキフェス最高とか吹聴しているが、実は今回が初参戦だった訳です。
それでこちらが今回の3回目、
業界に詳しい人なら知っているアイドルイベント「ソノウチ」との共催という形で3回目も横浜1000CLUBでの開催となった。ソノウチというのはジ・ズー主催のイベントの名前なので、今回必ずしもすべてがササキさんが決めたものという訳では無く事務所の都合も含まれていることを示唆しているが、まあおおよそ第1回と同様で佐々木亜実さんの私欲(←信頼感の表現として適切と考え使用させていただきました)を軸に作り上げられたイベントといえるだろう。
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そして11:25開演20:35終演である、これだけ長くて配信2,000円は破格だという事は、多くの方にご理解いただけると思うが、果たしてこんな長時間私は立っていられるのか?3,500円は安いとは思うけど最初から最後までは無理でしょ、勿体なくないか??
と思うのが以前の私だったと思うのですが、1000CLUB行きたいな~と思ったので行ってみた。
結果、特典会とか補給とかで何組かは無理だったけど最初から最後まで存分に楽しんでしまったので、今回に関しては忘れないうちに感想を書いておきたいと思います。
そんな全部覚えてないだろと言われそうですが、どっこい、全組良かったから今はまだ覚えている。初見ばかりなのでひどい感想しか書けないので手短に一言だけ薄々に記してみる。本来こういうのは全組特典会に行ってから書くべきだとは思いますが……
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yummy green
鷹觜美羽さん不在でも大きなステージで大きなパフォーマンスをしていた。伊達巻りおさんは舞台が大きい方が絶対良いタイプだと思っていたが桜衣ひかりさんもすごく楽しそうでめっちゃ良かったな。
特典会では伊達巻りおさんに、オサカナのオタクです!蓮尾理之さん楽曲これからも楽しみにしてます!と一方的にお伝えした()
airattic
AFTERS
特典会と補給のため観られず!
アユスク
哀原ななさんが細剣の刺突系で、ぶっ刺されたかと思えば、有未りんさんは長剣の斬撃系で、美しく斬られる快感、得がたいオーバーキルされ体験!
iluxion
4人ともパフォーマンス良かった!紫の衣装かっこいい。北海道恐るべしです本当…
船橋ひまわり娘
最年少の2人こそ歌はユニゾンの時に加わるだけだった(と思う)けど、いい感じに持ち味がみんなあってしかも練度が高くビタッとハマっている。7人の人数分のパワーが出せている感じですごい良い。めちゃ地元のイベントにも出てくれてて、私にとってはあまりに地元過ぎる存在なので逆に近づきにくい()のですが今後どこへ行っても大丈夫そう。
Ketulo
これまたみんな上手いのですがとりわけ個人的感想を申しますと、青い髪の人、すごすぎた。最初ブロックの個人的最高ボーカルでした。血路っぽいグループ名と結月獏さんのお名前はまた思い出す日が来そうだ。
Finger Runs
かっこいいことは知っていたというか以前もっと狭い会場でかなりのパワフルなステージを浴びせられたので、今日もボコボコにされるかと思ったが、人数が減っていてびっくりしてしまって、アクシデントじゃないといいなあと思ったら学業でお休みとのことでアクシデントじゃなくてよかった。
それで2人お休みで4人のライブとなっていましたが、やってる間は全然減った感じがしなくて、前回観たときの印象もふまえると、これでフルメンバー揃ったらもうえらいこっちゃである。しかしそれにしても、頭ぶっ壊れるまで踊るブラジルさん擁するミグマシェルターと同じ事務所だけあってやはり危険度がやたら高い。
開歌
昨年5月の同会場皐月歌IIIのペンライトを持って行って、TOWERが来たら光らせようと思っていたが来てくれたのでタワー!!できた。去年と今年と現在をタイムスリップさせました(個人的に)。「灯り」もよかったですねえ…。
実は5人でのパフォーマンスをちゃんと観るのは初めてだったが良い!
特典会では山村伶那さんにセカイシティというグループの小林瑞希さんの素敵な写真をありがとうございます。とお礼を言いに行きました。誰も読んでないブログだから書いてしまうと未公開動画(?)もあるらしいぞ!
カラフルスクリーム
特典会と補給のため観られず!
comme moi
途中からしか観られず!だったけど個人的現在最高の変拍子アイドル(別に変拍子ばかりではない)、曲も良いし雰囲気も良いしめっちゃ良いです。めっちゃ良い!ササキフェスは2回目に続く出演ですがいつ観ても何度観てもめっちゃ良い!
夢際
正直、夢際りんさん卒業後は個人的に距離を置いていたグループであるが(正直に書く理由あるか?)(そもそも距離が近かったことないだろ)、思っていたより断然はるかに良かった。特に夢際さくらさんがめちゃめちゃかっこよくなっていて(静止している時の儚い雰囲気は変わらない)、そういえば夢際観たのは6人になってすぐくらい以来だもんなあと感慨に…(何年前の話)
ベルハー
伝説的すぎるので無意識に近づかないようにしていたがついにエンカウントしてしまった。最初こそ普通かに思えたがどんどん正体を現していった。もう黒い羽根を夢に見そうである。ミシェルと同じ事務所なので危険度が高いとあれほど()
PANDAMIC
この出演順、だいぶ主催者の趣向を感じるな。と思ったが、新衣装のパンダは前日初披露新曲の小籠包でハフハフさせてからの一気の攻撃的セトリで会場を喰らった。このセトリ、だいぶ主催者の趣向を感じるな…。個人的には直前の日記に書いたとおりオエオエオー!も出来たし、マジで良いだろPANDAMIC!!と言いたいんですよねこのブログはね。
特典会では辻村羽来さんに前日のワンマンの感想を話しに行った。新衣装のチェキ目当てですはい…。
すーぱーぷーばぁー!!
SW!CH
特典会と補給のため観られず!
マジカル・パンチライン
沖口優奈さん率いるグループ。年齢のバランスというのは永遠に難問だと思うのですがすごく理想な形で存在していてすごい。パフォーマンスも強いしな…強いとはこういう事…(なんだこの泥酔した感想)
ゆるめるモ!
私自身一日を過ごしていて、やっぱ1000CLUB新しいし音もいいよな~~天吊りタイプのラインアレイスピーカー、こういうのをフライング設置というんですかね~上から来る音やっぱり好きだわ~~と思っていたが、ゆるめるモ!が始まった途端に、オイオイPAさんゆるめるモ!の関係者の方ですか!なんかめちゃめちゃゆるめるモ!の楽曲に最適化されてませんかこの音響!という感じでゆるめるモ!のサウンド最高だった。条件反射で脳内麻薬が出過ぎてしまいそうで、もう私はゆるめるモ!の楽曲をうっかり聴くことが出来ない。
美味しい曖昧
古より伝わる問答(個人的)、私の脳に刻み込まれていた言葉が甦ってきた。
Q:推し(主催者)の推しは推しですか?
A:推しじゃないです!
でも普通に好きになることはある
これは私の崇拝するsora tob sakanaというグループの山崎愛さんという方が残した問答でありますが、すなわち、愛とは一つ所にとどまらずあらゆる方向へ、押すことも引くこともなくただ広がるものであるという教えである。
まさにこの日の美味しい曖昧は、ササキフェスの最も重要な主催者の推しであるとともにササキフェスというものを完全に理解したパフォーマーとして、佐々木亜実というオタクに導かれたオタクたちの求めるものを与えるための存在としてステージに君臨し、曖昧のオタク、曖昧のオタクではないが佐々木亜実のオタク、佐々木亜実の推すアイドルのオタク、そのようにして集まってきた連中を手懐けた上に端からまとめて撃ち抜いていった。その歌声の、マシンのような精密さ、それがハモリも含めて高速に発射されてしかも全員それぞれぶっ放しているのに協調制御が完璧なアンサンブルである。あの弾幕を逃れたオタクはいまい。そして私は理解した、多くのササキフェス界隈のオタクはこのようにして曖昧のオタクへと変わっていったのであると。そしてそれがアイドルという世界における愛の形であると…(確かに普通に好きになることはある)
tipToe.
私は全然アイドル現場について一切全く無知なのでtipToe.のライブの雰囲気がどのようなものかも全く知らないのですが、泥酔し柵にもたれながらフロアを眺めていて、美しさを感じたのがtipToe.の客席のペンライトであり、ああ、tipToe.のオタクが今日の個人的ベストオタクだな…と勝手に決定した。アイドルのライブに限らずコンサートとかでも良し悪しの半分は客席で決まってしまうのである(私見ですが…)。客を見て行くライブを内心選んでいる人も多いに違いない。良いオタクがついているグループは良いグループだと思う。美しいライブだった。
タイトル未定
多くのササキフェス界隈のオタクはこのようにして未定のオタクへ以下同文、だから良いのはわかっているのですが、この三連休のタイトル未定のスケジュールを見たら、マジでこの時間にステージに立って歌っているだけでもただただ驚異と言えよう。オサカナの心身のタフネスにも当時心底驚愕したが、佐々木亜実に呼ばれたってだけで(土曜東京→日曜岐阜→月曜岐阜→横浜)ホイホイ来てしまって大トリで持って行ってしまうんだから、この機動力と大火力、アイドル最強説が私の中でさらに強まってしまったな。
私がかつて観た時のタイトル未定は、 歌い終わって息を切らしながら、“はぁ、はぁっ、私たち、北海道から来ました!はぁっ、タイトル未定です!”という感じだったのが(かなりの私見)、新しい楽曲も増えたせいか青春ごり押しだけでなく、純粋さを完全に保ちながら表現の幅はかなり分厚くなっている感じだった。
川本空さんの歌声を生で初めて聴くことができたので、忘れないうちに書いておくと、音波なのに磁力があるぞ!?みたいな、刺さるでも切れるでもなく、ゆっくり来る音波なのですが、磁力を持っていて引き寄せられるみたいな歌声だった。たぶん、じしゃくポケモンに初めて出会ったら同じ気持ちになると思う。浮いてるのに磁力を発しているって何!?感があるので、川本空さんの歌声をまだ聴かれたことのない方は是非…
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以上で終わりなのですが主催者には是非挨拶に行かねばと思い佐々木列に並びました。ササキさんはもはや一般人にもかかわらず以前のように丁寧に対応してくださり、開歌のオタクとしては全くの弱小である私ですが感動的でした。(そういや今まで書いてなかったので念のため書いておきますと主催の佐々木亜実さんは昨年5月の横浜1000CLUB開歌ワンマンライブ皐月歌IIIを最後に卒業した開歌結成時のオリジナルメンバーである)
列の全員が言ったと思うけど次もよろしくお願いしたところ、(決まってんじゃん当たり前しょ)という感じでやりますと仰ってたので、これをもって私の人生にも軸が出来たような気持ちである。確かに年に一回くらい丸一日楽しめる大好きなフェスがあるというのは、実に良いものだとわかった。
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主催者の公式事前期待プレイリスト
このへんが好きです‼️
— ^ ^ (@tskyyi_) 2023年10月8日
たのしみ‼️‼️‼️‼️‼️#ササキフェス pic.twitter.com/oVa0i9DDCW
と公式解説を、終わった後の今振り返るのも良いかと思います。勝手にプレイリストSpotify版を作ってしまったので貼っておきますね、埋め込みがうまくできんのでただのリンクですが…悔しい